沖縄聖地旅その1 神に選ばれし者だけが行けるワルミ聖地

プロフィール写真

寺と神社の旅研究家。

女性誌の編集者を経て、寺社専門の文筆業を始める。各種講座の講師、寺社旅の案内人なども務めている。著書に「京都仏像を巡る旅」、「お江戸寺町散歩」(いずれも集英社be文庫)、「奈良、寺あそび 仏像ばなし」(岳陽舎)、「近江若狭の仏像」(JTBパブリッシング)など。

沖縄聖地旅その1

神に選ばれし者だけが行けるワルミ聖地

 

こんにちは。寺社部長の吉田さらさです。

日本全国の寺社を巡り、旅に役立つ情報をお送りしています。

今月は沖縄編。と言っても、お寺や神社ではなく、

古代から人々が拝んできた聖地をご案内します。

吉田_沖縄1-1

もちろん沖縄にもお寺や神社はあります。

しかしそれらは、本土のものと比べれば、歴史が新しく、数も少ないです。

沖縄の人々は、神社や寺ができる以前から、

集落ごとにあった御嶽(うたき)と呼ばれる場所を、

神が降りてくるところと見なし、拝んできました。

そこには何かの像や建物があるわけではなく、

石などの自然物が、神と同等のものとして大切にされています。

沖縄には、そんな御嶽が無数に存在し、今も人々に拝まれています。

 

今回わたしは、沖縄本島の本部エリアにある備瀬という集落を訪れました。

 

有名な「美ら海水族館」のお隣に、エメラルドビーチと呼ばれる美しい砂浜が広がっています。備瀬の集落は、その先から海に突き出した細い岬にあります。

吉田_沖縄1-2

エメラルドビーチを過ぎると、すぐに備瀬の入り口があり、

レンタサイクルが用意されています。

備瀬集落内は道が細く、車ではなかなか動きにくいところもあるし、

岬の突端までは徒歩だと1時間くらいかかりますので、

自転車で動くのがベストです。

おすすめコースを記したマップもくれます。

これがないと、備瀬のもっとも素晴らしい場所にはたどり着けませんので、必ずもらってくださいね。

吉田_沖縄1-3

まずは、備瀬集落の真ん中をつっきるフクギ並木の道を走ります。

フクギは、古くから沖縄で防風林として使われてきた樹木です。

台風が多い沖縄では、家々のまわりにこうした樹木を植えることが多いのです。

吉田_沖縄1-4

この集落の約250戸の家も、ほとんどがフクギの屋敷林に囲まれています。

 

フクギの木の数は数千本にも上り、そのうち一番古いものは樹齢300年ほどと言われているそうです。ここでは、昔も今も変わらない、自然と一体となった暮らしが続いているようです。民家の中には、食べ物屋さんや民宿を営んでいるところもあります。

 

そして沖縄の家の門にあるものと言えば…。次のページに続きます。

この記事をシェア!

Facebook Twitter Pinterest LINE

Facebookおでかけ女史組facebook更新中

Facebookおでかけ女史組の正しい楽しみ方


この記事をシェア!

Facebook Twitter Pinterest LINE
第46回
沖縄聖地旅その1 神に選ばれし者だけが行けるワルミ聖地

  • To Top