次々にSPAメニューを提案するマンダリン　オリエンタル　ホテルの総本山、香港の凄さ

くみくみ

MyAgeのSpaページ担当。旅と美味しいもの好き。毎号、SPAの特集を作りながら、アジア各国の施術の歴史を知って、そのよさを伝えたいと思う今日この頃です。　もちろん、食の奥深さとともに！

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食の都、香港。

最近とみに活気のあるこの街で、どこに泊まるかはポイントです！

朝ごはんの楽しいお店がまわりに充実していて、セントラルの駅も空港への駅も激近、

そしてマッサージ天国の香港にあって、フォーブス　トラベルガイドの５ツ星を７年連続で獲得しているスパがあるのが、ここ「マンダリン　オリエンタル　香港」。マンダリン　オリエンタル　ホテル　グループのフラッグシップ的存在です。

リニューアル後ますます心地よく、技術だけでなくハートフルなサービスに、ほんとうの上質さを実感します。

ホテルの２４階にあるスパ、サロン、ジムはビクトリア湾に面していて広々、1930年代の上海の洗練スタイルをイメージした内装。

予約時間より45分前に到着すると、お茶を飲みながらカウンセリング。

その後、このハイドロセラピープールで足裏を石で刺激しながら、中国式ハーブｽﾁｰﾑルームでも体を温めたりして、施術へ。

タイマッサージ専用ルームやカップルルームなど、プログラムもお部屋も様々なスパ。

ここには医師の方々にも愛用されている、ビタミンAやCを活用した『エンビロン』のプログラムがあります。

エンビロンのフェイシャル、アクティヴビタミンセラピーは、肌ダメージをクレイマスクなどで回復させ、３つの特別なビタミンを基礎としたセラムをマシンを使って入れこみ、コラーゲンやエラスチンの生成を促します。(90分　HKD2,000)

実際、施術の後は、血流もよくなり、顔のトーンが上がり、張り感が出てきたりといった変化を実感できます。

終わってからも、広いSPAのソファにゆったり座ってお茶やライムミント水を飲んだりしていると、かなり寛げます。

同じフロアのマンダリンサロンでは、ヘアメイク、ネイル、ペディキュアもトレンドを取り入れて、その人に合ったスタイリングをしてくれます。

その実力を見ると、老舗ならではのスタッフの層の厚さが感じられます。

特に、世界的に有名なサミュエル・ソウ一家は1989年からペディキュアのアーティストとしてサービスをしているとのこと。

バーバーがあるのもクラシカルで正統なホテルだからこそ。

サロンとともに、このホテルの奥深さの象徴になっています。

室内のプールは照明が独特のムードで、水流ジェットシステムと、水中サウンドシステムが特徴。

フィットネスセンターも、広々していて景色がいいので、気持ちいい！

前に泊まったときに、大切な指輪がなくなり、スパに忘れたかと探しに行ったことがあり、スタッフの方も一緒に探してくださったのですが、見つからず。翌日、部屋から発見されたあとにフィットネスセンターにいたら、

スパマネージャーさんが、「指輪は見つかりましたか？」　と声をかけてきてくれて、あったことを伝えると、「よかった～」という反応。

「ありがとうございます～」といいつつ、そんな報告がちゃんと上がっていて、それがどの人であるかも把握してることに、驚き感動したのでした。

こういうところにいいホテルだということが現れますね。

ちなみに、この方が、スパオペレーションの責任者、アンドレアさん。

スパ業界一筋28年。世界中のマンダリンのスパを立ち上げ、スパもトレーニングも担当。

世界的に著名な医師とも交流して、アンチエイジングや、数々のプログラムを開発しています。

ちなみに、今東京で展開している、『デジタルデトックス』が最新プログラムのひとつとして注目されています。

スパに入ったら、マンダリンのエンブレムの入ったスマホ入れにスマートフォンを入れ、デジタル機器をすべて預けて、ゆったり過ごす。スマホやタブレット等デジタル機器を持ち込ませない、アクセスさせない、遮断する、というコンセプトのＳＰＡメニュー。そういうものから離れることがない、現代に生きる人みんなに必要なメニュー、体験すると気づきがありそう！

ともあれ、アンドレアさんは香港在住なので、もしホテルで会えたら、話しかけてみては。

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