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ヨーロッパ縦断鉄道トライアスロンの旅 ②乗り鉄とパッキングの都市伝説/チヴィタ・ディ・バニョレッジョ(イタリア)からスロベニアの港町ピランへ

井原美紀

井原美紀

旅するコピーライター・エディター。

世界107ヶ国1300都市以上を旅してきた。 以前は海とヨットが大好きだったが 今は空を飛ぶことがなによりも好き。 趣味は仕事。

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いよいよ本格的な鉄道の旅が始まった。

 

今日の移動予定:

チヴィタ・ディ・バニョレッジョ~オルビエート バス

オルビエート〜フィレンツェ RE2312 191km

フィレンツェ〜ヴェネツィア FA9438 243km

ヴェネツィア〜トリエステ  FB9737 148km

1日の移動距離 582km  累計 733km

トリエステ〜ピラン(鉄道が通っていない) バス

所要時間 約7時間

*移動距離の前にある RE2312 という番号は列車の番号。

井原 イタリア地図

 

フィレンツェで乗り込んだのはフレッチャルジェント(銀の矢)という列車。

井原さん フレッチャルジェント号

なめらかな馬面が可愛いフレッチャルジェント号。

 

 

イタリアのRV( Regional Veloce= 快速列車)には、銀の矢・赤い矢・白い矢の3色の快速列車がある。

Mr.ユーレイルパスこと地球の歩き方編集部の鹿野先生が

 

「フルッチェルジェントは振り子のように車体が揺れるんです。日本のスーパーあさかぜと同じように。ほら、いい感じに揺れているぅ・・・」

 

と列車の振動にうっとりしてつぶやく。鉄道オタクはお酒ではなく列車の振動に酔いしれる。

 

著名な鉄道カメラマンの櫻井先生始め、参加したジャーナリストたちは、各駅の写真を前後左右上下から撮りまくり、プラットフォームでは行き交うすべての列車にレンズを向け、列車に乗るや否やカメラを片手に列車内のすべてのディテールを撮影し、ディテールについて議論を楽しそうに議論を戦わせる。

 

・・・・・完全にアウエイだ。私は鉄道も車も色でしか区別がつかない。それに、

通常、旅行記事を書くときは、移動中は寝て、到着した先の街のことやレストランのことを取材するのに、今回は「一番重要なのは鉄道」なのである。

 

・・・・わからない・・・・。

井原さん フレッチャビアンコ号

ヴェネツィアからトリエステまで乗ったフレッチャビアンコ(白い矢)号

 

 

 

今回の鉄道の旅は、事前に忠告されたことがあったそう。

ここにきて、主催者であるN氏の忠告が身に沁みてきた。

その忠告とは・・・

 

「乗り換えが多いので荷物はくれぐれも軽くしてきてください」

 

荷物を軽く、というのがとても苦手なのだ。いつもばたばたで用意をするから、私のスーツケースには通常必要なものが半分くらい入っていなくて、「なんでこんなもの持ってきたんだろう?」というガラクタが半分くらい占めているのが現状だ。必要なものだけをコンパクトにできるだろうか?いろいろと考え抜いた結果、一回り小さなスーツケースにしたものの、やはり忘れ物が半分くらい、不要なものが半分くらいだった。

 

旅をたくさんしていればパッキングが上手になるというのは都市伝説に過ぎない。一年のうち150日旅行し、106カ国1500都市以上旅しても、荷造りが下手な人間は一生下手なのである。

 

この夏、鉄道の旅を計画しているなら、以下のものをお忘れなく。

 

・チェーンロック(列車の中で食堂車やトイレに行く時に荷物を盗まれないように棚などにくくりつけておくため)

・使い捨てのスリッパ(列車の中でシャワーを浴びた後に便利)

・電車内手持ちバック(お菓子や水がちょこっと入るくらいの大きさ)

・白い服は着ない(揺れるのでコーヒーやワインがこぼれる)

・各駅にエスカレーターやエレベーターがあると思うな(階段を荷物をもって上がりする必要が多々ある)

 

大好きなイタリアの滞在時間たったの18時間。

わが心の故郷フィレンツェにもヴェネツィアも駅に立っただけで、ひたすら北上。

陽がながなか沈まないヨーロッパがすっかり青い帳に覆われた頃、私にとって105か国めの旅行先に当たるスロベニアに到着した。

井原さん 田園風景

ヨーロッパの美しい田園風景を見ながら旅は進む。

 

井原さん タルティーニエフ広場

美しい海辺の街、ピランの中心であるタルティーニエフ広場。

 

 

次回はスロベニアの大鍾乳洞でインディジョーンズごっこをしたあと、広大な塩田へ。

 

取材協力:ユーレイルグループ

 

井原美紀ブログ  旅に出よ!

http://ameblo.jp/surprise-enterprise/

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