ヨーロッパ縦断鉄道トライアスロンの旅④スロベニアからショプロンへ

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トラベルライター。美容エディター。
大学時代にツアーコンダクターの資格を取り、その後、僻地探検、旅行コンサルタントなどを経て、現職に。これまで世界106ヶ国、1300都市以上をめぐる。エッセイや翻訳書の著書も多数。

これまでの旅。

*移動距離の前にある RE2312 という番号は列車の番号。

 

チヴィタ・ディ・バニョレッジョ~オルビエート バス

オルビエート〜フィレンツェ RE2312 191km

フィレンツェ〜ヴェネツィア FA9438 243km

ヴェネツィア〜トリエステ  FB9737 148km

1日の移動距離 582km  累計 733km

トリエステ〜ピラン(鉄道が通っていない) バス

今回はここから⇩

ピラン~トリエステ バス

トリエステ~ウーディネ ICN770 83km

ウーディネ〜ウィーン EN236 642km

ウィーン〜ウイナーノイシュタット RJ 49km

ウイナーノイシュタット〜ショプロン R 33km

1日の移動距離 803km  累計1536km

井原さん 地図2

 

<前回からの続き>

スロベニアの美しい街ピランを観光し、1日で16795歩、13.24kmほど歩いてくたくたになった私は、トリエステからよろよろとICN770に乗り込み、うとうとし始めた。一方、鉄ジャーナリストたちは、駅についた途端に目が覚めたように生き生きとプラットフォームや列車を撮影しまくっていた。

ウーディネまで1時間20分。そこから、22:47から20分遅れで出発したEuroNight  という夜行列車に乗り替えた。

オリエント急行の客室を使った寝台車は機能的でコンパクト。乗り込むとすぐにキャビンアテンダンドが朝食の注文を取りに来た。

井原さん 客室

客室にはミネラルウォーターだけではなく、寝酒も用意されている。さすがヨーロッパ。

 

井原さん ベッド上段

上段は、こんなベッドになっている。

 

コンパクトな二段ベッドの下段を荷物置きに、上段で寝ることにする。梯子をかけて上に登り、バタっと眠る。

*ちなみに、この日は夕食を取る時間がないということで、それぞれ鍾乳洞近くのレストランから鳥の唐揚げ弁当をテイクアウト。

鉄道トライアスロンの旅は、たまに食事をする時間がない。

 

旅のヒント:電車の旅はスケジュールが変更になることがあるので、非常食を常にバックに入れておこう。

 

起きると、列車はスケジュールより2時間遅れていて、しかもコースを変えてオーストリアを北上中だった。日本有数、いや世界有数の鉄道ジャーナリスト (オタク)が揃ったチームは、全く驚くこともなく

「2時間遅れですねえ。しかも予定と違っているところを走ってますねえ」

なんて呑気に話している。

「予定と違っているってどういうことですか?」

やや青ざめて質問したが、Mr.ユーレイルパス鹿野氏は

「いや、よくあるんですよ」

(よくあるのかっ!)

「本来は、ウーディネ からザルツブルグ〜リンツを抜けてウィーンに行くはずが、夜の間にザルツブルグの手前で東に曲がり、ゼルツタールを北上し、リンツというコースに変わったんです。ちょっと遅れますけど、目的地には着きますよ」

ぜんぜん位置関係がわからなかったが、大丈夫らしい。

 

列車の旅のヒント:よく遅れるので旅の予定はゆとりをもたせて組むこと。長距離の夜行列車は、さらに遅れる可能性がある。またルートも変わることがあるが驚いてはいけない。

 

 

 

次は愉快な仲間たちとICN770の車内の様子をご紹介。

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第35回
ヨーロッパ縦断鉄道トライアスロンの旅④スロベニアからショプロンへ

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