ヨーロッパ縦断鉄道トライアスロンの旅⑦最終回 北上1000km!最終目的地オランダ・ヒンデローペンへ

<伝統工芸ヒンデローペン塗りに挑戦>

 

今は眠っているような小さな村にも、かつて繁栄を誇った時代があった。17世紀から18世紀にかけてハンザ同盟の都市として、国際的な海運の中心地となり、多くの船が行き交っていたそうだ。

その頃、ヒンデローペン塗りという家具や小物に草花をモチーフとした絵付けをする伝統工芸が生まれ、現在も数軒の工房が残っている。制作過程を見られるだけではなく、実際に絵付けの体験もできるというので、ヒンデローペン塗りに挑戦することになった。

訪れたのは、ヒンデローペン博物館。博物館にはヒンデローペン塗りの工房、郷土料理を出すレストランが併設されている。

井原さん おじさん

絵師がひと筆ひと筆丁寧に仕上げていく。

 

井原さん アンティーク工房

風情のあるアンティークな工房。

 

井原さん 小物入れ

ヒンデローペン塗りの小物入れ。

 

井原さん 制作中

お手本を見ながら鋭意制作中。超高速ライターの日沼氏(左)は、絵を描くのも早い。

 

井原さん お手本1

これがお手本。

 

井原さん お手本2

私の作品。繊細な筆致を会得するには時間も才能も足りなかった。

 

 

ヒンデローペン塗りが流行っているもうひとつの、そしてただひとつの国は日本だそうだ。日本人の駐在員の奥さんたちがヒンデローペン塗りを学び、日本に帰ってからカルチャースクールなどで教えているという。もっとも優れた作品のいくつかは、日本人の手で生み出され、本なども出版されている、と工房の人が嬉しそうに教えてくれた。

井原さん 女性

ヒンデローペンがあるフリースランド州には、オランダの少数民族であるフリージアンが多く住んでいる。工房の一階にあるレストランでは、民族衣装をつけた女性が歓待してくれた。

 

井原さん パンケーキ

オランダの名物パンケーキ、パナクックン。その上に翻っているハートが飛び交うキュートな旗はフリースランド州の州旗。

 

 

鉄道に乗りつぎ、合間合間に超高速観光でヨーロッパの美しい村を駆け抜けた10日間ヨーロッパ縦断の旅は終わった。

 

女子鉄アナウンサーのともみん(久野知美)に、どうして鉄道の旅がそんなに好きなの、と聞いてみた。

「車窓を見たり、見なかったり。考え事をしたり、ぼんやりしたり。移動をしながら贅沢に時間を使えるところかなあ。だれかと旅ができるだけじゃなくて、自分ともちゃんと旅ができるような気がするんですよね」

ともみんは良いことを言う。

 

私にとっての鉄道の旅は「意外な驚きに満ちている癒しの旅」だった。心優しい鉄オタたちとの日々は最高に面白かったし、ルートが変わったり、出発時刻が遅れたりとハプニングが続く、いい加減な感じがなにより良かった。のんびりと車窓を見ながら国境を越えるたびに、見える景色も人も文化もがらりと変わることに感動したし、なにより鉄道の振動音には子守唄のような癒しの効果があることもわかった。

ただし、次回は、1つの街に最低2泊しようと思う。ノーモア超高速観光!

 

 

 

最後にユーレイルパスの使い方、今回の旅の仲間たちをご紹介。

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第38回
ヨーロッパ縦断鉄道トライアスロンの旅⑦最終回 北上1000km!最終目的地オランダ・ヒンデローペンへ

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