おもてなしの香り。手づくりの芳しい薫香 「香老舗 林龍昇堂」

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旅ライター&京のおもてなしリーダー
アナウンサー、テレビ番組プロデューサーなどを
経て、集英社「エクラ」などのライターに。
3年前より京都に在住。
京都など、日本の文化・観光情報を伝える
人気ブログ「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」を
毎日更新中

「京都のお店に入ると、とてもいい香りがする…」そう感じたことはありませんか。仄かに漂う甘い香り…京都でお客様をお迎えするのに、お香は大切なおもてなしのひとつです。

三条通を堀川通から東に少し進んだところに、古い趣の店「香老舗 林龍昇堂」があります。木枠のガラス戸をあけて中に入ると、そこは昔ながらの京都の店の雰囲気が…。芳しい薫りが漂う店は、江戸の天保5年(1834)に創業した薫香の老舗です。

京都では、昔からお香は生活の中に不可欠のもの。寺院で焚かれる線香や焼香、また茶室の香炉からも心和む香りが漂ってきます。

いにしえより香りを好む都人。香りを嗜むことは、教養のひとつとも言われます。そんな京都には、昔からお香の店が多く、白檀、沈香、桂皮など、さまざまな香料を組み合わせそのお店独自な薫りを作っているのです。今や京都みやげのショップに並ぶ人気京みやげのひとつになっているお香ですが、ここ「香老舗 林龍昇堂」は、家族で昔ながらの手づくりのお香を作り続けている数少ないお店で、その品が直接買えるのは、京都ではここだけ。(インターネットで購入はできます)

六代目となる店主の林慶治郎さんが守り続ける香りは、天然香料をふんだんに使用したものを中心に展開した品々。

約20種類の香料を、それぞれの銘柄に合わせ、巧みに調合し、湯とつなぎになる杉や椨(たぶ)というクスノキ科の粉を加え練り込み、成形、乾燥させた品々です。

 

次ページに続きます。

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第91回
おもてなしの香り。手づくりの芳しい薫香 「香老舗 林龍昇堂」

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