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乾燥老化④婦人科医対馬ルリ子先生に聞きました:女性ホルモンが関係するの?

自分の女性ホルモン値を知って
健康的な体と肌をつくる指針に

「女性ホルモンは守りのホルモンと言われ、命を守り、内臓など体の弱い部分を守り、皮膚も守っているのです。女性の場合は、女性ホルモンが必ずほぼゼロになりますからね。40代〜50代はその過渡期。当然、自分の弱点が出やすくなります。ゼロになるまでの間に、その減少を補って健康な体でいるための、メンテナンススキルを上げておくことが重要ですね」

 

そのために大切なのが、まず自分の体の状態を正しく知ること。

 

「エストロゲンやAMH(卵巣内にどれくらいの数の卵子が残っているかを示すもの)などの数値を測ると、自分がいつ閉経するか、卵巣の残存機能がどれくらいあるか、などがわかります。そしてそれを補うための、健康的で若々しい体や肌を維持できるような生活習慣を、身につけるようにしましょう」

 

例えば、肌の保湿や保護の徹底。軽度の運動。十分な睡眠。バランスのよい食事。上手なストレス対策。

 

「女性ホルモンの低下を補うケアをすることも大事です。医師の処方で直接補充してもいいし、サプリメントや漢方薬、ハーブ療法などを利用するのもいい。実際にHRT(ホルモン補充療法)をすることで、皮膚コラーゲンの減少が抑えられるというデータもあります。女性ホルモン減少の影響をカバーしながら、適度な潤いのある、若々しい肌を目指すことは十分可能なんですよ」

 

 

 

女性ホルモン値の男女別の加齢変化。女性は閉経後の55歳前後で、男性とほぼ同等の女性ホルモン値になり、60歳以降は男性の約2分の1に。

出典:Khosla S et JC l i n E n d o c r i n o l Metab 1998

 

 

HRT(ホルモン補充療法)の皮膚コラーゲン含有量への影響。HRTを行うことで、閉経後でも、皮膚コラーゲンの含有量は上昇、減らずにずっと維持されることを示しています。
出典:Brincat M et al.: Br J Obstet Gynaecol 92, 256-259(1985)

 

資料提供(上下ともに)/対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座

 

 

次回は、栄養管理士に聞く乾燥老化の原因と対策をご紹介します。

 

 

イラスト/平松昭子 きくちりえ 取材・原文/山崎敦子

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