書家西垣一川先生の書のお教室。美しく暮らすことの素敵さを感じるお稽古場

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「京都観光おもてなし大使」&旅ライター
アナウンサー、テレビ番組プロデューサーなどを
経て、集英社「エクラ」などのライターに。
2011年より京都在住。
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大徳寺の境内の一角にある木造の一軒家が、書家西垣一川(にしがきいっせん)先生のご自宅兼「書」のお稽古場です。九州出身の西垣先生が、京都で暮らし始めて6年余り。築85年の町家を建築家のご主人が改築したという古い趣と使いやすい機能性を備えた素敵なお住まいのお稽古場に見学体験に伺いました。

西垣一川先生は、6歳から書道をはじめ、1979年より書家である高田夢現氏に師事。1992年より墨遊びしま書(みずくき書道会)を主宰。国内外での展覧会、書のパフォーマンスをはじめ、書籍やポスターの書など幅広くご活躍なっています。また「五行歌洛央サロン」代表で、自然や人生などをテーマに歌を詠まれる歌人でもいらっしゃいます。著書に五行歌集[透理](市井社刊)も。

書が掛かる玄関で迎えてくださった西垣さん。紬の着物を召され、シルバーヘアーと赤いルージュという素敵なお姿にすっかり心惹かれてしまいました。

 

お稽古場は、掘り炬燵になっている大きな机のあるリビング。長年かけて集められ、愛用なさっているお気に入りの骨董の品々が棚などに置かれています。

 

ご挨拶をして、いざお稽古と思っていると、「まずはお茶をどうぞ…」とお煎茶とお菓子が用意されました。お煎茶を入れる様子を拝見し、まろやかな味わいのお茶を頂戴、さらに四季を感じさせるお菓子を味わう静かなひととき…心ざわめく日常から「書」に向き合うために心鎮める時間です。

 

「では、お稽古始めましょう~」と、机の上に毛氈が敷かれ、硯と筆、紙が置かれます。

ここで習う書は、楷書や草書など書道教室で習うものとは異なり、自由さが感じられるアーティスティックな、なんとも素敵な書なのです。

この日、お手本となる書は、いろいろな俳人が詠んだ句を、西垣先生が目の前でサラサラと書かれたもの。あまりの速い筆運びに驚いてしまいます。「筆の勢い、また墨の濃淡やかすれなどに気を配り、自由にどうぞ…」と西垣先生。楷書のようなキッチリとした文字ではなく、のびやかな自由さがあっても、美しいと感じる書には、味わいのある筆運びとバランスが必要。それをここで学びます。

 

次ページに続きます。

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第105回
書家西垣一川先生の書のお教室。美しく暮らすことの素敵さを感じるお稽古場


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