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齋藤薫さんに聞く、心の美容術③ 考える努力が心のたるみを引き締める

美容エディター・松本千登世さんによる、美容ジャーナリストの齋藤薫さんへのインタビュー第3回です。

私は、齋藤薫さんのこの言葉を聞いて気を引き締めました。

「『あきらめる』の対極にあるのが、『考える』だと思うんです。

それを考えない、つまり見ないようにしたり、億劫がったりすることが、心のたるみにつながるのかもしれません」

 

話は、MyAge/OurAge世代の美容の難しさから、

心のたるみを引き締めるには? という核心へ迫っていきます。

 

 

 

 

考えるという努力が心のたるみを引き締める

 

バランスの正解を雑誌は教えてくれない。

鏡の前で自分自身がああでもないこうでもない、

これは違う、こっちなんだな、と毎日繰り返す、

それしかない、と齋藤さんは言う。

 

「どんなにセンスのいいスタイリストも

どんなに経験のあるメイクアップ・アーティストも、

やってみないとわからない、と言います。

プロでさえ、何度も何度も試して考えて、ようやく正解にたどり着く。

だから私たちも、口紅を3本置いて、

どれが自分をいちばん清潔に見せるか、実際に試してみないと。

今まで培ってきた知恵なんて、実は大したことないんです。

365日を何十年やってきても、考えてないと身についていない。

しかも、年齢を重ねれば重ねるほど、

自分が変わるから1年前のルールはもう、使えないんです。

残念ながらそのスピードは速まるばかり…

だから毎日、考えるしかないのだと思います」

 

鏡を見て、自分に何が合っているか毎日とっかえひっかえやってみる。

それこそがベストな自分をつくる努力。

この努力を怠ると…?

心のたるみはここから生まれるのかも、と齋藤さん。

 

「『あきらめる』の対極にあるのが、『考える』だと思うんです。

一人一人が個性を持っているから、

何をしたらいいかは自分で考えなくちゃいけない、見つけなくちゃいけない。

自分で探っていくしかないんです。

それを考えない、つまり見ないようにしたり、億劫がったりすることが、

心のたるみにつながるのかもしれません」

 

 

 

齋藤薫さん あきらめるの対極が考える

「あきらめる」の対極が「考える」。

口紅を3本置いて、試して、考えて、

自分で探っていくしかないんです(齋藤さん)

 

 

たるみを防ぐには、自分で鏡を見て知るしかない

 

なされるがままに、ほったらかしにするのは楽。

やみくもにやるのも簡単。どちらも、心のたるみを呼ぶ。

知らず知らずのうちに、たるんでいるのだ。

 

「矛盾するようですが、あきらめる部分も必要なのかもしれません。

あきらめちゃいけません、というのが私たち女性に対する大方の提案でした。

でも、それが違う意味で心のたるみを生んでいるのかもしれませんね。

あきらめる部分とあきらめない部分とをちゃんと分ける。

自分のキャパシティを考えながら、

何を捨てて何を持っていくか。

何をあきらめてあきらめないのか、

取捨選択すべきだと思うんです。

白髪をあきらめたら、その分、完璧なスタイリングにこだわると逆に目を惹く…

それこそがその人のセンス」

 

あきらめて初めて見えてくるものがあると齋藤さんは言う。

うまく生きている人は、年齢を重ねるほどにシンプルになっていくといわれるけれど、

それは、単にものや空間や暮らしの話じゃない。

何より生き方に表れるのだ。

 

「そういう人は、自分にとっていちばん重要なものと

そうでないものが見えているんですね。

これはいる、これはいらないと考える作業を毎日毎日…

その『努力』をしているから見えるんだと思うんです。

一方で、見えない人は、散らかったまま生きていく。

その差は大きいと思います。

美容上も、どこがたるんでいるかの自覚がないと、

さらにどんどんたるんでいくってこと、ありませんか?

たるむ場所は人それぞれ違うし、誰も教えてくれない…

だから、たるみを防ぐには、自分で鏡を見て知るしかないんです。

人生だって、同じ。

ただぼんやりと生きてしまわずに、

例えば1カ月ずつ人生を見直して、私はこれでいい? と問いかける。

それだけで生きてくということが引き締まる、そう思います」
(つづく)

 

齋藤さん松本さんプロフィール
齋藤さん(右)と聞き手の松本さん(左)。

[右]

齋藤 薫  Kaoru Saito

profile

1955年生まれ。女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト&エッセイストに。

女性誌において多数の連載エッセイをもつほか、

美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。

『人を幸せにする美人のつくり方』(講談社)など著書多数。

[左]

松本千登世  Chitose Matsumoto

profile

1964年生まれ。美容エディター。

出版社勤務を経て、現在はフリーランスとして活躍。

齋藤薫さんとの出会いは編集者となるより以前にさかのぼる。

広告代理店勤務を通して知り合い、その後多くの美容特集で企画をともにしている。

 

 

撮影/杉山雅史(C-LOVe) 原文/松本千登世

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