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十和子道 第5回「私が怖れるのはシミでもシワでもありません」

君島十和子

君島十和子

1966年生まれ。モデルとして活躍後女優に。1996年、結婚を機に芸能界を引退。現在は自身のコスメブランド「FTC」のクリエイティブディレクターとして数々のヒットを生み出している。2女の母。

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取材期間1年以上、収録写真は約400点。自宅で撮影し、オール私服で登場した〝ライフスタイルブック〟の決定版、それが『十和子道』。発売されるや瞬く間に大増刷され、なんと6刷を記録した大ヒット本です。その本のもととなった連載(過去にOurAgeにて配信されたもの)の一部をお見せします!

「十和子道」第5回

「私が怖れるのはシミでもシワでもありません」

 

「十和子さんは本当にふわふわとした砂糖菓子のようで、もはやファンタジーだわ!」と言ってくださる方がいました。

 

 

「苦労知らずの人に見える」という意味も含まれていたのかもしれませんが、例えそうだとしても誉めてくださっているのです。ありがたいことです。

「いえいえいえ、とんでもないです(砂糖菓子なわけがありません)」と、首を振るだけで精一杯でした。

そして、その方は「でも年をとるのが怖いでしょ? そんなにおきれいなら、なおさら…」と続けておっしゃったんです。

年をとるのは確かに怖いけれど…ここでその方のおっしゃる〝怖い〟という単語には差異を感じました。

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鏡を見ると10年前とは違う私がいます。

どんなにがんばっても「寄る年波」は誰にでも訪れ、小さなシミやシワをみつけては、「ああ、いやになっちゃう…」と思わず声をだしてため息をつきます。

 

 

でも実は…私、シミもシワも怖くはないんです。

「そんなこと、嘘ばっかり」とお叱りをうけそうですが、本当にそうなんです。

 

 

もちろんシミやシワは脅威ですし憂鬱の種です。それに「これもまた諸行無常」と受け入れられるほどの寛容も覚悟もまだありません。

だけど怖くはないんです。

 

50才を目前に控えた私が今一番怖いのは…「病気になること」。

20代、30代のとき持っていたであろう「若さが与えてくれる美しさ」を失うことより、「今ある健康」を失うことが怖いんです。

 

「年をとるのは怖いでしょ? そんなにお元気ならなおさら」そうおしゃっていただいていたのなら、違和感なく「ええ、本当に。そうなんです!」と言えたと思うのです。

 

 

40才も後半を過ぎ周りをみわたしてみると、子どもの進学や就職、親の介護などに心をくだき、結果疲労困憊している方のなんと多いこと。

「親を見送ったら次は自分だね」と半ば冗談で言っていた友人が急病で倒れた…そんな話も耳にします。

また50~60代半ばで逝かれる知人や仕事仲間もでてきました。若すぎる、痛ましい…と思う一方で「命に順番なんてなくて、いつ死んでもおかしくないんだ」と、はっとさせられます。

 

病気になって失うものは、健康であるがゆえの快適さや経済的なことだけではなく、

自分の足で好きなときに好きな街を好きなだけ歩ける自由や、

おいしいごはんを家族や友人といただく幸福、

仕事で思う存分奔走する充実感、

などふだんの生活の中にあるいろいろな「当たり前の幸せ」も遠ざかってしまうことでしょう。

もちろん病気から得るものも貴重であり、不幸と思える病もまたその人や人生をかたち作る一部であることもわかっているつもりです。

だけどやはり私は健康でいたいと願わずにおれません。それが「欲望」と言われても、できる限り元気で健康でいたいのです。

 

そんなふうに「健康に貪欲」な私ですから「カラダにいい」といわれていることは、積極的に取り込んできました。

そんななかたどりついたのが「抗酸化」です。

 

カラダのあらゆる不調や機能の衰えは「酸化」によるものだということが、医学的にも定説になりつつあります。

 

今私の最もアクティブな「抗酸化」へのアプローチは「血液クレンジング」といわるオゾン療法です。では、オゾン療法とは何か?

お世話になっている東海渡井クリニックの渡井先生のお話やご著書(『血液クレンジング療法』/現代書林)によると、

「本人から採取した血液をガラス瓶の中で少量のオゾンと反応させ、点滴の要領で静脈に戻す治療法。オゾンと血液が触れることで起こる反応によって、体がもともと持っている抗酸化力や免疫力が強化され、全身に好い作用をもたらす」という療法のこと。

 

「血液クレンジング」はドイツでは70年近い歴史もあり、保険診療も適用されている治療法で、通常の治療では効果が出にくい難病の治療にも効果を上げています。

 

アンチエイジングの分野でも注目を集めていて、イギリス女王のエリザベス二世の母、エリザベス皇太后が101才の長寿をまっとうされたのも、このオゾン療法のおかげといわれているとか。

 

「血液クレンジング」を受けるきっかけとなったのは、私以上の健康オタクである主人からのススメでした。2年ほど前、雑誌を読んでいた主人が渡井先生の記事を目にし、その場で予約(〝思い立ったが吉日〟な性格は私以上です)。

 

当初は被ばく線量の計測をしていただくつもりでクリニックにお邪魔したのです。

そのときに「血液クレンジング」という治療をやってらっしゃることを知り「おお、これは!」と、思わず夫婦で顔を見合わせてしまいました。

 

 

実は以前にこの血液クレンジングとよく似た、濾過膜を使った血液浄化法という治療に興味を持っていたのですが、1回50万円という高額な治療費をきいて、思わず息の根が止まったことがあったのです(止まりました、本当に!)。

 

果敢な攻めが信条の健康オタクの私ですが、いくらなんでもちょっとこの値段は…と。

けれど渡井先生のクリニックでは、血液クレンジングの費用は1回2万1000円(保険適用外、税別価格)とうかがい、とても良心的に感じられたので1回試してみようと思ったのです。

 

私の場合、1回目からその効果を体感できました。

ひとつは片頭痛がすうっとひいて、その場でなくなったこと。

もうひとつは目の疲れが取れて、視界がとてもクリアになったこと。(これもその場で)

そして、1日の疲れが出る夕方になっても倦怠感がなく、「なんだか今日はあと1日分仕事ができそう!」と思えるほど元気になっていたこと。

これは凄いわ、と素直に思いました。

私は無類の薬嫌い病院嫌いなので、少々の痛みもしつこい咳もちょっとした動悸も軽いめまいも微熱も「これくらいの不定愁訴は…無視です」と気にしないふりをする癖があります。でも頭の片隅ではひっかかっているんですね。

精神的、肉体的変化を不安に感じやすい年齢ですから。

渡井先生は治療の前に必ず「おかげんはいかがですか? どんな調子ですか?」と聞いてくださる。

そのときにふだんは忘れたふりをしていた小さな不調をお話しさせていただくんです。

咳が、動悸が、喉が、眠気が…って、ほとんど愁訴(笑)。

そうすることで放置していた不安がなくなりました。

 

今は月に一回、定期的に血液クレンジングを受けていますが、夫婦そろって指折り数えてその日がくるのを待ちわびています。

手帳を見ながら「あと3日がんばれば、渡井先生のところに行ける!がんばろう」なんて、自分に言いきかせてみたりして。

一回2万円ちょっとの費用は安いとはいえない、という方もいらっしゃるかもしれませんが、一時しのぎのマッサージや雰囲気だけの高価なサプリメント、効果をいまひとつ体感できないでいるエステや、なんとなく買ってそのまま使わずにいる健康グッズなどのことを(自戒もこめて)考えてみれば、決して高くない「健康法」だと思っているんです。

 

 

私たちの世代にとって大事なことは、今より健康、今より細く、今より若く!を目指すのではなく、「今の健康」をできるだけ長く保つこと。

なにより「病気」にならないこと。

病気になってしまったのなら、長患(わずら)いにしないこと。

…だと思っています。

 

一見消極的にみえるかもしれませんが、どんなものでも形あるものはすべてなくなる諸行無常の世の中で、「今の状態を保つ」ことは健康でも美容の面でも至難の業。

とてもポジティブな挑戦だと思うのです。

 

※十和子さんが実際に血液クレンジングを受けている様子がこのあと紹介されます。

(血液が写っている写真も出てきます、苦手な方はご注意ください)

〈徹底ルポ「血液クレンジングを受ける十和子さん」〉

①「体調はいかがですか?」と、いつもにこやかに処置室に入ってこられる渡井先生。

看護師さんにセッティングをしていただく間、それまで忘れたふりをしていた咳や喉の小さな不調を軽く愁訴。

夫婦ともどもいろいろ親身に相談に乗っていただいています。

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②血圧を測定。本日はやや低め。

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待合室にいる間、村木厚子さん『私は負けない 「郵政不正事件」はこうしてつくられた』を読んでいたので、少々興奮していたはずなのですが。

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③血液を100~150ml採血。ガラス瓶の中でオゾンと反応させる。時間にして数十秒。

ちょっと黒っぽかった血液がぱあっと鮮やかな赤に変わる。何度見ても不思議、不思議。

血液の酸素濃度が上がった証拠だそうです。

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④オゾン化した血液を点滴の要領で体内に戻す。戻し終わるまでの時間は20~30分ほど。

その際、血液に紫外線を照射する治療「フォトセラピー」(オプション、別料金)をしてから体内に戻してもらっています。

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戻している間は引き続き『私は負けない──』を読み、正義の血をたぎらせながら(?)過ごす。

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⑤終了後は必ず次回の予約をします。

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「君島ご夫妻は先進医学や代替療法などとてもお詳しい。質問もズバリ核心をついてくるので、ドキドキすることも(笑)。豊富な知識を持っていらっしゃるので、一面的ではなく、多面的なアプローチでお話させていただけること、またご理解も早いので会話が弾みます」と渡井先生(下の写真左)。

「渡井先生はいつお会いしても穏やかでフラットな方。居丈高なところがまったくない患者目線でお話してくださるお医者様なので、ささいなことも安心してご相談できるのがうれしい」と信頼を寄せる十和子さん。

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渡井健男(わたらい たけお)/医学博士

東海渡井クリニック院長、日本酸化療法研究会会長

********************

1960年、北海道生まれ。日本大学第二外科学教室大学院卒。

専門は外科、心臓血管外科。

近年、酸化療法と出合い、オゾンや活性酸素の利用が人体の抗酸化力を向上、増強させることを知り、ドイツなど抗酸化療法先進国での研究及びリサーチを重ね日本人に適した酸化療法の治療法を確立。標準的な治療では改善が困難とされている疾病に対し成果を上げ、患者やその家族からも絶大な信頼を寄せられている。

AEPROMO(スペインオゾン療法医学協会)会員、ACAM(アメリカ先進医学会)会員、国際オゾン療法科学委員会(ISCO3)委員

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※「血液クレンジング療法」は、甲状腺機能亢進症の方など罹っている病気によっては受けられない場合があります。

詳細は下記「東海渡井クリニック」へお問い合わせください。

東海渡井クリニック

 

取材・文/稲田美保 撮影/冨樫実和、編集部 ヘア/黒田啓蔵

*オールカラー、自宅で撮影、オール私服、収録写真400点

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