下河原通の「京のごまや 祇園むら田」 

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「京都観光おもてなし大使」&旅ライター
アナウンサー、テレビ番組プロデューサーなどを
経て、集英社「エクラ」などのライターに。
2011年より京都在住。
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下河原通の「京のごまや 祇園むら田」

 

京都の料理に欠かせない食材のひとつに「ゴマ」があります。ほうれん草や春菊のゴマ和え、まろやかな味のゴマ豆腐など、日常の食膳にのぼる機会も多く、いつ食べても体によさそう…と思える一品です。

 

京都の女性は、ゴマが大好き。おそらくどこの家庭にも、ゴマの買い置きはあるはずです。

 

セサミン、ビタミンE、リノール酸、ポリフェノールなどの優れた抗酸化成分を多く含むゴマは、若々しさを保つために欠かせない今や大注目の食材。でも、京都では昔から、ごく当たり前に食べられていたもの。

 

すでに奈良時代には、中国から渡来し、国内での栽培も始まったと言われ、その成分が、現在のように明確に分析される前から、人々は、ずっと健康にいい食材であることを知っていたのです。

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京都通の東京の友人に、極上のゴマがあると教えられて訪れたのは、「八坂神社」の南門から続く下河原通にある「京のごまや 祇園むら田」です。もともと大正9年に創業以来、京都をはじめ全国の有名料理店や料亭、ホテルなどに和食割烹材料の卸の専門店ですが、十数年前から、一般向けの小売を始めました。

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暖簾をくぐり店内に入ると、棚には、瓶詰の「いりごま」「ねりごま」などが並んでいます。袋詰めの「いりごま」は、スーパーやコンビニの棚でも目にしますが、ここの白い「いりごま」は、なんとも美しい…ゴマ一粒一粒が輝き、艶やかで、まるで一皮むけた京美人を思わせる風情です。

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お店の方に伺うと、厳選されたゴマを自然乾燥し、皮を取り除き、煎り上げたものだそう。丁寧に手間掛け作られたゴマの風味はなんとも豊か。いつものゴマとは味わいに明らかに違いが…。白いホカホカのご飯にふりかけるだけでも、十分に美味しく感じます。

 

また、重宝するのが、ペースト状の「ねり胡麻」は、野菜の和え物だけでなく、しゃぶしゃぶのタレ、サラダのドレッシングなどに多用する、我が家の常備品。

 

もちろん贈答品としても人気で、ゴマのほかに、糸を思わせる「錦糸海苔」「きり海苔」や、ふくよかな味わいの「栗甘露煮」や「ぶどう豆」など頂いてうれしい逸品が揃います。

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店から自宅に宅配便で送る人も多く、京都の旅の思い出が再び食膳に蘇ります。

普段日常的に使う食材こそ、上質なものを…そう思わせる品々です。

 

 

「京のごまや 祇園むら田」

京都市東山区下河原通 八坂鳥居前下ル河原町478

☎075‐561‐1498

営業時間10:00~17:30 日曜・祝日休み 水曜不定休

http://www.gion-murata.co.jp/

 

 

 

小原誉子

ブログ「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」

http://blog.goo.ne.jp/mimoron/

 

 

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第49回
下河原通の「京のごまや 祇園むら田」 

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