京の伝統工芸、職人の技に触れる
京都の文化を知る上で欠かせないのが、長い歴史に培われ、今も継承されている伝統工芸品です。西陣織、京友禅、京焼・清水焼、扇子をはじめ、寺社仏閣や茶室の設え、神事などの道具、金箔や蒔絵、雛人形…まさに日本文化を形作ってきた品々は、京の職人さんたちによって、今もしっかりと受け継がれています。
京の美しき女性たちは、子供のころから身の回りにある伝統工芸の品々を見て、触れることから、自ずと日本文化への造詣を深めているように思います。本物を知る…心を豊かに、そして美意識を高めて行くのです。親から子へと受け継がれる品々の中に、職人さんがその技を凝らしたものも多く見受けられます。
さて70を超える種類があるといわれる京の伝統工芸品。それを一堂に集め、わかりやすく展示・解説しているのが、京都岡崎にある「京都伝統産業ふれあい館」です。最近オープンした「ロームシアター京都」の向かい側「京都市勧業館みやこめっせ」の地下フロアにあり、木組みの門が目印に…。
明るく広々した展示場には並ぶ伝統工芸の品々に、ひとつひとつ見て行けば、改めて優れた日本の技に感激。「これも京都の伝統の技だったんだ~」と、驚くものにも出会うことも多いはずです。
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