世界最高峰のバッグブランドを目指す京都生まれのバッグ ONOMASATO

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「京都観光おもてなし大使」&旅ライター
アナウンサー、テレビ番組プロデューサーなどを
経て、集英社「エクラ」などのライターに。
2011年より京都在住。
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世界最高峰のバッグブランドを目指す京都生まれのバッグ

ONOMASATO
京都で盛んな手づくり市。さまざまな人が手づくりの作品を持ち込む人気の市です。そこでほかの品とは、明らかに質が格段に異なる“プロ”のバッグが目を引きました。
上質のオリジナル生地で丁寧に縫製された立体的な独自のフォルム。しかも手に持つと、とても軽く、収容能力にも優れています。

小原誉子

「手づくり市は、常連のお客様のために参加しています。店舗は、西陣にあるんです」というクリエーターの小野正人さん。さっそくある日、西陣のお店をお邪魔しました。

小原誉子

古い町家を改装し、店舗兼工房として5年。店の前には、大きなステンレス製のオブジェが置かれています。実は、小野正人さんは、元々は彫刻家として活躍していました。多くの作品を手掛けた小野さんは、もっと自分が作りたいものを表現できるものはないかと思案します。そして始めたのがバッグづくり。
「バッグづくりは、それまで本格的にやったことはありませんでした」と。若い頃から興味を抱いたものは徹底的にその構造を探究した小野さん。さまざまなバッグを分解し、その構造、縫製の方法などを知り、そこからさらにより良い技術を研究。縫製用のミシンも部品からその構造や動きなどを学んだそう。「人がやってない技術などは自分で学ぶしかありません」ときっぱり。すべて独自に会得した技術です。「彫刻をやっていたから、バッグづくりだけとは異なる発想もあるんです」

 

京都生まれの小野さん。長らく古美術商を営んだ家系に生まれ、またご一族には、あの円山応挙がいるという、いわば美意識の高いDNAが受け継がれているのかもしれません。

 

妥協を許さないものづくりへの姿勢。2012年から、その作品は世界のファッション業界の最高峰、パリ・コレクションに出展し、高い評価を受けるいう快挙を実現することに。

小原誉子

独特の丸みを帯びたフォルムの美しさは、このブランドの最大の特徴。立体的なフォルムは、見た目より多くのものが収納できる機能性も備えています。持ち手には、上質の革を使用。手にも馴染みやすいバッグです。
カジュアルになりがちな布製のバッグですが、ここのバッグは、大人があらゆる場面にもってゆける“凛”とした表情を湛えています。

 

ONOMASATOのバッグの素材は、すべて日本のメーカーとの共同開発した特注のもの。使用する生地は、高い技術を有する西陣の職人さんに依頼。数多くのやり取りの後に、完成したオリジナル生地です。軽量かつ丈夫。防水加工も施され、雨でも安心して持つことができます。この独自開発の西陣織の生地は、ほかには真似できない技術の集約といえます。

 

生地の”カラス“は、小野さんが考案。ONOMASATOのトレードマークです。

小原誉子

「もう重いバッグは持てない~」という世代には、まさに待ち望んだバッグなのではないでしょうか。日常だけでなく、旅行にもぴったりのバッグ。一度使うとその魅力から、リピーター続出のバッグです。

 

さて、お店に伺った時、小野さんの傍らには、彼のものづくりの情熱と真摯な姿勢に魅了され結婚なさったという奥様の祥子さん。かつて大手メーカーに勤務され、海外経験も豊富で、現在、その経験を活かし、マネージメントを担当なさっています。7か月になるお嬢さんの愛らしい笑顔に癒されながら、二人三脚でいっそうの優れたものづくりに挑みます。

小原誉子

「これからですか?別に会社を大きくしたい訳ではないんです。愛用されるお客様が特別な気持ちになっていただけるようなブランドになりたいと思っています」と。すべての作品は、小野さんがひとつひとつ丁寧に作り上げたもの。
作り手の顔が見え、思いが伝わるバッグは、ずっと愛用したくなる魅力にあふれています。

 

 

京都鞄店小野正人「ONOMASATO」

京都市上京区西北小路町237

☎ 075‐201‐7620
営業時間:金・土・日曜 10:00~17:00 ほかの日は、制作日。(ただし予約で来店可能)

http://onomasato.com/

 

 

小原誉子
ブログ「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」
http://blog.goo.ne.jp/mimoron/

 

 

 

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第62回
世界最高峰のバッグブランドを目指す京都生まれのバッグ ONOMASATO

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