40代、50代になると顕著になってくる、白髪、うねりなどのクセ、ぺたんこ感(ボリューム減)…。年齢を重ねるにつれ、エイジングによる髪の変化をひしひしと感じ、悩む女性が増えてきます。
しかし、そうした悩みは、実はヘアサロンでのカットやカラー、パーマである程度解決できるんです。
ここでは、40代、50代の女性たちの髪のエイジング悩みを解決する“お助けヘア”が得意な、人気ヘアサロン『タンガニーラ』のヘアスタイリスト・苫米地真弥さんにヘスタイル提案をしていただきました。
この世代の2大悩みである【白髪】と【うねりグセ】の両方の悩みを持つ浜辺麻衣さん(主婦)にモデルになっていただき、2つのお悩み解決とおしゃれ感を両立させた、素敵な“ふわボブ”へとヘアチェンジ!
↑ 浜辺麻衣さん(主婦)が髪を切る前のBEFORE。白髪とうねりがあるのが悩み。右側の分け目に白髪が集中しているのが気になるそう。
↓
AFTER/こんな風に変身しました!
「白髪部分をハイライトに変えてアクセントにした、ウェービーボブ」
●ヘア担当/苫米地真弥さん(タンガニーラ)に聞きました。
「どんな風にこのヘアを作ったのですか?」
低い位置にグラデーションを入れた、重めのボブがベース。パーマでリズミカルに動くウエーブを作り、ところどころにハイライトのアクセントを。このハイライト部分は、元は白髪の筋だったところで、ここにベージュのニュアンスカラーをのせています。そして、元は黒髪だったところは明るめの色でカラーリングしています。こうすることで、根元から白髪が伸びてきても、周囲の髪が明るいことで“ぼかし効果”が生まれ、白髪が目立たなくて済みます。白髪が多く生えている側の分け目を隠すように、白髪が少ない逆側の髪に分け目を作り、髪全体のハイライトの分量もバランスよくなるように配置。悩みの白髪を逆手に取って、おしゃれで動きがあって、しかもボリュームアップして見える“ふんわりボブ”が完成!
↑やや前上がりぎみのカットライン。スパイラルパーマでランダムなウエーブを作っています。360度、どの角度から見ても、ふわふわしたウエーブと、髪を立体的に見せるハイライトが効いていておしゃれ。
↑シャツワンピース ¥12,000/マーコート(ミズイロインド) ルーペ付きネックレス ¥42,000/ルーペコリエ
●上のヘアスタイルを担当したヘアサロン
TANGA NILLA
タンガニーラ
個性に合わせたヘアカラーが人気。ヘアサロン『タンガニーラ オリーブ』のヘアスタイリスト・手束繭美さんとの共著『グレイッシュヘアのすべて』(髪書房)が好評。
- 東京都世田谷区玉川3-12-6 カーサアレグレ1F ☎03-3707-1696
↑今回ヘアを担当した、『タンガニーラ』のディレクター・苫米地 真弥 さん。
上で紹介したヘアスタイルを見ると、カットやカラー、パーマなどでひと工夫することで、エイジング悩みを上手にカバーすることが可能なことがわかりますね!
40代、50代のさまざまな髪のエイジング悩みを解決する“ふわボブ”ヘアスタイル。上記以外にも、MyAge2020春号の特集『大人の3大悩み、クセ毛、白髪、ぺたんこ髪もぜ~んぶ解決。結論。あかぬけるなら「ふわボブ」です!』(計8ページ)のヘアカタログページでは、さらにたくさんのスタイル例を見ることができます。ぜひお読みください!
上記の特集では他にも、モデル竹中友紀子さんの最新“ふわボブ”スタイルや、のっぺりして寂しい印象になりがちなボブヘアを、“ヘアアイロン&ヘアスタイリング剤のWワザ”であかぬけた印象に仕上げる方法などを紹介しているので、必見です。
ヘアサロンでオーダーするカットやパーマやカラー、自分で行うスタイリングを駆使して、年齢に負けない、素敵なあかぬけヘアスタイルを手に入れましょう!
撮影/玉置順子(t.cube) ヘア担当/苫米地真弥(TANGA NILLA) メイク/鈴木京子 スタイリスト/日置 彩 取材・原文/伊熊奈美
40代、50代の美と健康を応援する MyAge 2020春号。
詳しい内容と試し読みはこちらでぜひチェックしてみて!
MyAgeのご購入はお近くの書店にて。OurAgeストアでもお買い求めいただけます。
最新号及びバックナンバーの在庫が書店にない場合は、こちらのネット書店でお求めください。