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https://ourage.jp/column/otona_beauty/hair-concerns/190056/

薄毛解消には。鉄、亜鉛、タンパク髪…髪に栄養がちゃんと届く食べ方を!

ノンコ

ノンコ

若い頃は自分の髪が多くて剛毛すぎるのが悩みでしたが…、なんて贅沢な悩みだったんだ!とため息をつく今日この頃。トップの髪の分け目が以前より広がってきた気がするし(髪が減って頭皮が目立ってきた?)、髪全体の立ち上がりも弱い~。マイエイジ世代になり、髪と頭皮の老化対策は急務であることを痛感。

髪にハリ、コシがない、分け目が目立ってきた、髪の量が減って地肌が透けて見える…。40代、50代になると徐々に増えてくる薄毛の悩み。

 

薄毛化をくい止める、薄毛を解消するためには、どうすればいいのでしょう?

総合的な育毛治療に定評のある、医師の田路めぐみ先生(松倉クリニック)にうかがいました。

 

田路めぐみ先生によると、薄毛を改善するのは、食事、睡眠、運動、ストレス、女性ホルモン、それぞれの面から働きかけることが大切。その中で最も重視したいのは、髪をつくっている体の土台をつくる「食事」だそう。

「体に十分な栄養が入ってこなければ、頭皮には酸素もホルモンの指令も届きません。栄養や酸素の届いていないところに、どんなに育毛剤を入れても、根本的な解決にはならないのです」(田路先生)。

東洋医学では、髪は「血余」、すなわち“血の余り”といわれます。髪は生命にかかわる部分ではないため、栄養が届くのは体の中でも後回しになるそう。豊かな髪を育てるには、体の中で余るほどの、十分な栄養をとることが必要だといいます。

 

「髪のためには、ミネラルやビタミン類をしっかりとることが大切。ですが、現代は昔より食品中の栄養素が減っているため、“新型栄養欠乏”といって、カロリーはとれているのに十分な栄養がとれていない場合もあるんです。まず、栄養をより多く含んだ食材を選んで食べることが大切。また、必要な栄養量をとろうとすると必然的に食事量も増えてしまいますから、太らないように効率よく食べるためには、糖質は制限したほうがいいでしょう」(田路先生)

 

薄毛にならないために食事で気をつけるべきこと…。

田路めぐみ先生が提案する、豊かで健やかな髪を作るための食生活のポイントは、下記の5つです。

 

1 【鉄と亜鉛】(育毛のために不可欠なミネラル)を積極的にとる。

2 【タンパク質】(髪の原材料になる)をなるべく多くとる。

3 植物や動物由来の精製されていない【油脂類】をとる。

4 【ちょい足し食材】(料理のトッピングなどに使うもの)を有効活用する。

→例えば、ごま、雑穀、ナッツ類、小魚、チーズ、海藻類、かつお節、キヌアやミレットなどのスーパーフード。ミネラル、カルシウム、ヨウ素、抗酸化物質、アミノ酸類などを多く含むものを。

5 【炭水化物(糖質)】は控えめに。

 

田路先生によると、さまざまな栄養をとることで体内の機能が十分に働くため(それが体全体のアンチエイジングにも、育毛や薄毛予防にもつながる)、どれかひとつの食材や栄養に偏るのではなく、バランスよくいろいろなものをとることが重要だそう。

 

ここでは特に重要度の高い、1の【鉄と亜鉛】、2の【タンパク質】について、詳しく説明したいと思います。

 

1【鉄と亜鉛】

「鉄と亜鉛は、育毛を考えるうえで、絶対に不可欠なミネラルです。鉄は、髪に必要な栄養と酸素を運ぶ血液作りに必須で、代謝を促し、健康な頭皮作りに役立ちます。亜鉛は、細胞のターンオーバーを助けるミネラル。不足すると頭皮の新陳代謝が乱れてフケも出やすくなります。女性は、閉経しても慢性的な鉄不足であることが多く、亜鉛も不足しがち。鉄を多く含む食材は亜鉛を含むことが多いので、一挙両得です。赤身の肉、レバー、貝などを積極的にとって。カキは特に亜鉛が豊富です」(田路先生)

 

2【タンパク質】

「髪の主成分はタンパク質です。しかも、タンパク質は、毛母細胞の中で髪を生み出す酵素を作るのにも不可欠。さらに、成長ホルモンや、睡眠ホルモンであるメラトニンもアミノ酸、つまりタンパク質の元を原料として作られています。食事の際は、とにかく今より多くタンパク質をとるよう意識して。肉、魚介類、豆類、卵、乳製品などは、鉄・亜鉛のほか、ケラチンタンパクの生成を助けるビタミンB群も同時にとれるので、積極的に取り入れましょう。動物性・植物性を問わず、いろいろな食材から、まんべんなくとることがポイントです」(田路先生)

タンパク質は、筋肉の材料にもなるので、40代、50代の(それ以降も)女性の“筋活”のために積極的にとったほうが良いといわれていますが、“髪”にも良いということを意識して積極的にとりたいですね!

 

その他、3【油脂類】、4【ちょい足し食材】、5【炭水化物(糖質)】についても、知っておいてほしいこと、気をつけてほしいことがたくさん。

 

これらの栄養については、MyAge2019秋冬号の大特集『体の内から外から。全方位で立ち向かう~薄毛解消、今やれることのすべて!』(計14ページ)の中で、さらに詳しく解説しています。ぜひお読みください!

上記の特集では、薄毛の悩みを解決するための方法……生活習慣、食生活、家でできるシャンプーや育毛剤でのケア、髪をボリュームアップさせて見せるヘアスタイルカタログ、髪をふんわりさせるヘアスタイリングのコツなどを、さまざまな角度からご紹介しているので必見です。

これらを実践して、エイジングに負けない、豊かで美しい髪や頭皮を手に入れましょう!

 

イラスト/かくたりかこ 取材/伊熊奈美

 

40代、50代の美と健康を応援する MyAge 2019秋冬号。

詳しい内容と試し読みはこちらでぜひチェックしてみてください!

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