髪の生え際や分け目のボリュームの減少が気になっているというクリニックシュアー銀座院長・飛田砂織先生が心がけていることとは？
◆お悩み 【薄毛】
女性のヘアロスの原因として考えられる、９つの要素への対策を心がけています
ご自身の髪悩みは髪の生え際や分け目のボリュームの減少。汗をかいたときの頭皮のにおいも気になります、と飛田砂織先生。
「女性のヘアロスの原因として考えられるのは、
- １.遺伝的要因。
- ２.更年期に見られるようなプロゲステロンの減少。
- ３.ストレスホルモンであるコルチゾールの増加や極端な減少。
- ４.甲状腺ホルモンの増加や減少。
- ５.鉛、水銀、カドミウムなど、有害金属の蓄積。
- ６.合成黄体ホルモンの使用。
- ７.ビタミンDの不足（特にD3。鮭、マグロ、サバ、牛レバーなどに含まれます）。
- ８.ビタミンB群の不足。特にＢ7ビオチン（腸で吸収されるので、腸内環境の改善も大切です。食品としては、きのこ、肉類、魚介類、卵）。Ｂ2（レバー、青魚、卵、大豆、ウナギ）。Ｂ6（鮭、マグロ、ナッツ）。これらを積極的に食べています。
- ９.亜鉛の不足。これは牡蠣などの食事からと、週に１度程度サプリメントで摂取し、過不足ないように気をつけています」
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飛田砂織さん
Saori Tobita
51歳 美容皮膚科・抗加齢医学 クリニックシュアー銀座
取材・原文／上田恵子
