初夏のアペリティーボ

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水ソムリエ&飲泉師

大学・短期大学の保健管理センターにて養護教諭として約7年間勤務。 結婚退職後は製薬会社にてアメリカFDA(厚生省)向けのGC分析を担当。 2000年ライターとして独立。温泉研究が高じてフィレンツェ在住に。

【所属】社)日本旅行作家協会・正会員、温泉学会・理事 イタリア:ミネラル水鑑定士協会・公認水ソムリエ(Idro-Sommelier®)&水鑑定士(n.2689)

初夏のアペリティーボ

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こんにちは、水ソムリエ&飲泉師の竹村和花です。

フィレンツェで目に鮮やかなアジサイの花を目にすると、日に日に夏が近づいていることを実感します。

今回は、初夏にぴったりのアペリティーボをテーマに、イタリア流の暮らしスタイルを紹介します。

 

 

<食欲のない時は回数で食べる>

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日本の夏は梅雨に代表されるように気温も湿度も上がってムシムシした気候になってしまいます。

こんな時は、体調を崩したり、疲れやすくなったり、何をするのも億劫になったり。

そして食欲は?というと、これも日によって沢山食べられたかと思うと、急に食べられなくなったり。

 

こんな時、ぜひ取り入れてみたいのがイタリア流の暮しスタイルです。

朝は簡単にミルクやクッキーで。その代り、カラダを動かし始めたらお昼前のおやつに珈琲とサンドイッチ。

ランチは彩り鮮やかな野菜たっぷりパスタやお肉・魚などをシンプルなレシピで食べてみましょう。

夕方は湿度が上がり蒸してきますから、ブルスケッタのような軽いおやつを。

夜少しお腹が空いたら温野菜・焼き野菜のサラダやスープで空腹感をおぎなうようにして。

 

熱中症もそうですが湿度によって受けるカラダのストレスは大きく、知らないうちにリズムが乱されます。

食欲のない時は、無理していつも通りの量を食べようとせず、むしろ1回に食べる量を減らし、1日の食事回数を増やすことで体力を維持していきましょう。

 

 

<ブルスケッタで美味しく食べる>

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中医学によると、キュウリや茄子・ピーマンといった夏野菜には“カラダの内側にこもりがちな余分な熱を逃がす”働きがあります。

カラダを内側から冷やさず、かつ効果的に余分な熱を逃がすには、夏野菜を沢山使ったお料理をしっかり食べること。

そこで今回は夏野菜を使った簡単ブルスケッタの作り方をご紹介します。

材料さえあれば調理時間は5分。一口サイズで見た目もかわいく、おもてなしメニューとしても使えます。

(材料) 1人前(一口サイズを10個)

①  バゲット(硬いのが苦手な方は柔らかタイプを)…5cmほど

※1cm厚の輪切りにしたものを更に半分に切る

②  クリームチーズ …ティースプーン5 ※小さくカットし終わったパン5切れに塗る

③  マヨネーズ …ティースプーン5  ※小さくカットし終わったパン5切れに塗る

④  きゅうり …1cmほど ※2-3mm厚の輪切りにする

⑤  ピーマン(カット野菜でもOK) …1/2個 ※スライスする

⑥  ハム(色味の違うものを2種) …2枚 ※十字に切って扇型にする

⑦  ツナ …ティースプーン2

⑧  調味料…少々(バルサミコやパプリカ・パウダーなど)

(作り方)

一口サイズにしたバゲット(①)10切れに、それぞれ5切れずつ②と③を塗る。

マヨネーズを塗ったバゲットにキュウリの輪切りを乗せ、その上にツナやハムを乗せる。

クリームチーズを塗ったバゲットには、ピーマンのスライスを乗せ、その上にカットしたハムを丸めて乗せる。

彩りで調味料を一振り(もしくは1滴)かけて出来上がり。

 

 

<赤ワインも白ワインもフルーツサラダ風に>

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イタリアには夕方、食事の前にBAR(バール)で楽しむアペリティーボ文化があります。

仕事帰りのひとときを、グラスワイン1杯と簡単で郷土色豊かな小料理で会話を楽しむ、というものですが、20代後半から40代の女子を中心にとても人気があります。

今ではどんな小さな田舎町に行っても、アペリティーボが楽しめるほどイタリア全土に普及しました。

 

蒸し暑さが続く季節。

せっかくなので気分があがるようなフルーツサラダ風のワインでアペリティーボを楽しみましょう。

シュワシュワ清涼感たっぷりの炭酸水をミックスしたフルーツサラダ・ジュースの作り方もカンタンです。

白ワインをベースにする時は、洋ナシやバナナのミックスジュースを白ワインで割って、炭酸水を加えます。

赤ワインをベースにする時は、ブドウやベリージュースを赤ワインで割って、炭酸水を加えます。

ジュースとワインそれに炭酸水の割合は1:1:1。グラスに1/3ずつ注ぐのがベスト・バランスです。

サクランボや黄桃など季節のフルーツを入れれば、見た目も可愛い夏のドリンクの出来上がりです。

 

梅雨独特の気候は、ココロにもカラダにも負担を感じさせますので、快適に過ごすための工夫が必要です。

暮しのリズムを整えてゆくことで、素敵に快適に乗り切っていきましょうね。

 

 

次ページに続きます。

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第41回
初夏のアペリティーボ

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