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面の皮の厚いカサついたオンナになってしまうのは、アレが不足しているからだった!?

乾燥注意報が続いている今日この頃。火の取り扱いや風邪などに注意するのはもちろん、肌の乾燥対策も念入りにしたいもの。今回は、チョコラBB主催のセミナーで学んできた「セラミド」についてお届けします。

セラミド8

「チョコラBBのチョコラとは、チョコレートを使ったコーラ飲料を作りたいと考えた創業者が商標登録した名称です。親しみやすいネーミングだったことから、1952年に発売したビタミン剤に『チョコラBB』という名を付けたのです」とは、エーザイ コンシューマーhhc事業部 チョコラBB本部 マーケティング企画部プロダクトマネージャーの宇戸口愛さん。チョコレートとコーラからチョコラとは…。ご存知でしたか?

セラミド9

そんな「チョコラBB」は、今年で発売66周年を迎えるロングヒットシリーズ。現在ではドリンクや錠剤など18種類のラインナップが揃い、永作博美さんを起用したCMでもお馴染みですよね。その中で唯一、機能性表示食品に位置づけられているのがセラミドを配合した「チョコラBB リッチセラミド」です。

セラミド10

ここでちょっとおさらい。肌の潤いに欠かせない成分と言えば、セラミドのほかにコラーゲンもよく耳にする成分です。どちらも肌にもともと存在していながら、年齢を重ねることで減少してしまうのは周知の通り。では、そもそもセラミドとコラーゲンの違いって?

 

コラーゲンは真皮に存在し、肌のハリや弾力を司る繊維状たんぱく質です。一方、セラミドは皮膚表面の角層に存在し、水分をつなぎとめて潤いを逃がしにくくする働きを担う細胞間脂質。何と、細胞間脂質の50%がセラミドで構成されているんですよ。

 

そんなセラミドについて、国立大学法人 宇都宮大学 バイオサイエンス教育研究センター特任教授・医学博士の芋川玄爾(いもかわげんじ)先生から興味深いお話を伺うことができました。

 

次のページに続きます。

セラミド2

芋川先生は、皮膚エイジングの細胞生物学的メカニズムの解明やスキンケア剤の開発などで数々の賞を受賞されているスキンサイエンス研究の第一人者。現在も研究を続けているお肌のスペシャリストです。

セラミド1

「表皮の一番外側にあるのが、0.02mmと食品用ラップフィルムよりも薄い角層です。この角層が乾燥した状態だと、表面がささくれ立ってカサカサになってしまいます」

セラミド3

そんな乾燥を防いでいるのが、角層に備わっている水分保持メカニズムです。セラミドの働きが発見される前は、性質の異なる2つの水分子、自由水と結合水が水分保持の役割を担っていると考えられていたんですって。

 

「お風呂に入ったときに肌をしっとりさせるのが自由水。すぐに蒸発する水ですね」

 

そしてもうひとつの結合水とは、蒸発できず氷の結晶も作れない水のこと。-40℃の環境にいた南極探検隊の人たちが鼻水は凍っても皮膚は凍らず角層が壊れていなかったことから、この仮説が立てられたのだそうです。

 

 

では、セラミドが皮膚の乾燥に関わっているとわかったのは? 何と、実験中のハプニングが発見のきっかけだっととか。

セラミド11

「皮脂分泌量を測定する実験で、担当者が溶剤の塗布時間を間違えてしまったのです。すると、脂分だけを除去して水分量には影響を与えていないはずなのに肌が荒れてしまった。そこから新たな研究がスタートし、細胞間脂質を構成するセラミドの働きを解明しました」

 

新発見に至った経緯は、次のページでご紹介します。

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一般には犬猿の仲と思われてきた油と水ですが、実験中のハプニングにより、脂質であるセラミドが減少すると水分も減少してしまうことが明らかに。この原因を探り、セラミドと水分、つまり脂質と水分が交互に層を成したラメラ構造を形成していることが水分保持機能に重要な役割を果たしていると突き止めたのだそうです。芋川先生こそ、セラミドの水分保持機能(保湿機能)を発見した人だったのです。

 

角層中のセラミド量を計測するために、自身の皮膚をモデルに痛い実験も繰り返した、と芋川先生。ここで詳しくは紹介しませんが、会場内はその方法に驚いたり、つい吹き出して大笑いしちゃったり。でも、そんな地道な研究がセラミドとアトピー性皮膚炎との関係性解明や、スキンケアに応用する合成擬似セラミドの開発につながったのだそう。研究者の熱い思いにはただただ、感謝しきりです。それと同時に、つくづく私たちの皮膚(体)って本当に複雑でよく出来ているものだと考えさせられました。

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さて、そんなセラミドの量は、歳を重ねることで減少してしまうだけでなく、洗顔などでも洗い流されてしまうため、20代の肌と比べると、50代では半分ほどになってしまうとか。セラミドが減少するとカサつくだけでなく、肌の柔らかさも失われ、ゴワついた面の皮が厚いオンナになってしまうわけです。これはどうにかしたいですよね。

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芋川先生曰く、角層の細胞間でセラミドを増やすには、「セラミドを皮膚に塗布」「角層セラミドの生合成を促進」と2つの方法があると言います。しかし、「スキンケアでなら3%以上配合されていないと効果が現れにくい」とのこと。

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そこで、飲むセラミドです。「チョコラBB リッチセラミド」には、継続して飲むことで肌の潤いを逃がしにくくすると示された米由来のグルコシルセラミドが配合されています。ラ・フランス味で美味しく飲めるのも続けやすいポイント。つけた部位だけに効果を発揮するスキンケアと違い、全身の角層に働きかけてくれるのも嬉しいですよね。

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「チョコラBB リッチセラミド」は、10本セットも販売されています。これは、部位によって異なる角層のターンオーバーのスピードのうち、顔面は約10日とされていることから。10日間続けて飲んで「あれ? 肌の感じが変わった?」と実感できたらしめたもの♡髪のキューティクルにもセラミドは存在しているので、続けて飲むことで美髪にも効果が期待できるかも。

 

実は、もう既に飲み続けている私。この時期カサつきがちだった手の甲が、何となくピカピカツヤツヤしているような。いやぁ、本当に私たちの皮膚(体)ってつくづく複雑だけど、手を掛けるほどに愛おしくなると実感しています。

 

チョコラドットコム

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