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春のうららかヒーリング

竹村和花

竹村和花

ミネラル水鑑定士協会(イタリア)公認水ソムリエ&水鑑定士(n.2689
2004年より 社)日本温泉協会にて6年間温泉コラムを連載。取材活動を通して日本の温泉が抱える源泉問題を知る。
2008年EUの地下水源の実情と法環境を取材調査するため現地に活動拠点を移す。
2019年フィレンツェ大学法学部で就学後、一時帰国中にミラノがロックダウン。
現在は日本からイタリアの生活で培った情報を発信中。
【所属】 社)日本旅行作家協会・正会員、温泉学会・理事

 

 

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ボン・ジョルノ!こんにちは、水ソムリエ&水鑑定士の竹村和花です。

まばゆい太陽のひかりに、春の訪れを感じる季節がやって来ました。

今日は春うらら、気持ち華やぐヒーリングとカラダづくりのお話をお届けします。

 

<新鮮な空気を取りこむ早朝リフレッシュ>

春の気配を感じ始めるこの季節、日に日に陽が長くなってきます。

空が淡いミルキーローズに染まり、朝が明けはじめる。

そんな朝やけのひとときを見つめているとこころが透き通ってきます。

そんな美しい朝の空気に包まれるだけで、自然ととても美しい表情になる――

言い古された表現かも知れませんが、まんざら嘘という訳でもありません。

 

キレイなものに感動したり、楽しいことを考えたりしているとき、

脳の中では幸せホルモンが放出されています。

幸せホルモンとは医学的には「セロトニン」と「オキシトシン」という

2つのホルモンのことをいいます。

この「セロトニン」は、睡眠をコントロールするホルモンと深くかかわっています。

そのため、極端な話、毎朝5〜30分朝陽を浴びるだけでも

セロトニンが活性化すると言われています。

だからこそ春先、一日の始まりに美しい朝陽を浴びながら深呼吸したり、

こころをリラックスさせるのはとても効果的なのです。

 

美しい朝やけの時間に、ほんの少し伸びをしてカラダの中に朝の空気を取りこむこと。

ウォーキングに出かけなくても、外に出て大きく深呼吸するだけで、

無意識に朝だよ!と脳に刺激を送ることができるのです。

たったこれだけのことで貴女の中の幸せの種は大きくふくらんで、

脳の内側からあなたを守り、こころをリフレッシュさせてくれます。

 

次ページに続きます。

<食事にも小さな変化を入れて>

さてこの幸せホルモン「セロトニン」ですが、その正体は神経伝達物質のため、

食べ物から直接取る、ということができません。

そのため「セトロニン」を作り出す材料(成分)をたくさん含んでいる食材を

意識して食べてゆくしかありません。

脳の内側から、幸せをつくる食べもの――

何だか夢のある表現ですが、意外にも普段目にする食材が沢山あります。

幸せホルモン「セロトニン」を作るのは、トリプトファンというアミノ酸の一種です。

 

トリプトファンを沢山含んでいる食べものには

・バナナ

・乳製品(チーズやヨーグルト、バター)

・大豆食品(豆、豆腐、納豆、豆乳、きなこ)

ほかに、白米などがあります。

 

またトリプトファンから「セトロニン」を作るプロセスで活躍するのがビタミンB6。

ビタミンB6を含む食品では、

単品で手軽に食べられる食材では、ナッツ類などが挙げられます。

そのほか、食事の中に取り入れるものとしてはレバー類です。

気分を変えたい朝や休日におすすめのブランチ・サンドに、

レバーを原料にしたパテを沢山塗ってみてはいかがでしょうか。

さらに香ばしく焼いたソーセージや新鮮な野菜もたっぷり入れれば、

見た目も華やかなバゲットサンドのできあがりです。

 

<夕方はカラダづくりにひと踏ん張り>

さて、春の始まりを告げるこの季節、

朝と同じくらい美しい時間を感じられるのが夕ぐれの黄昏時刻。

この美しい時間帯を生かして、一日の〆にもうひと踏ん張りしてみましょう。

1日の終わりに、美しい夕焼けを見ながら少しカラダを動かす習慣をつけていきましょう。

 

実はウォーキングなどの軽い運動には、

脳内のセロトニンを増やす働きがあると考えられています。

日常の中で感じるストレスには、コミュニケーションの行き違いなど些細なことが多いものです。

軽い運動にはこうしたストレスを解消し、気分をリフレッシュさせる効果があります。

「セロトニン」が幸せホルモンと言われるのは、満足感や心地よさなど精神を安定させる効果があり、

気分の高揚や安定につながるとされているからです。

1日の始まりと終わりに、美しい空間の中で深呼吸し軽くカラダを動かす。

それだでけで、穏やかな気持ちと安らかな表情へと変わってゆけるのです。

 

 

今月のおすすめ銘柄 

水の郷 おいしい大垣の水

日本に16ある「水の都」のひとつ岐阜県・大垣市にある自噴泉の水を使用したミネラルウォーターです。販売元が大垣観光協会というユニークなプロダクツになります。加熱処理をした瓶入りのボトルはいかにも涼しげです。大垣は俳人・松尾芭蕉の奥の細道むすびの地ということもあり、ラベル・デザインにもシルエットが描きこまれています。

 

【水タイプ】

産地泉源:日本/岐阜県

湧水温度:非公開

水タイプ:無発泡

知覚ほか:無臭/pH7.8

ミネラル:ナトリウム0.54mg,カルシウム1.60mg,マグネシウム0.28mg,カリウム0.08mgほか ※商品ラベルによる(per.100ml)

 

【水ソムリエのレシピ】

日本の水の特性として、肌を美しく整えてくれる成分が含まれていることと、浸透性とがあります。またミネラル成分の少ない水タイプは、肌表面にパウダー状になって付着する“膜”を張りにくくし、クスミのない肌質をつくります。その反面、乾燥には弱くなりがちですので、美肌を維持するためには食事の中で油脂分を取るか、お風呂あがりなどには保湿オイルなどで乾燥に備える必要があります。

 

<ショップ情報> アマゾンなどインターネット販売,岐阜県・大垣観光協会ほか

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