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ローマを楽しむための、美食の水文化 

竹村和花

竹村和花

水ソムリエ&飲泉師

大学・短期大学の保健管理センターにて養護教諭として約7年間勤務。 結婚退職後は製薬会社にてアメリカFDA(厚生省)向けのGC分析を担当。 2000年ライターとして独立。温泉研究が高じてフィレンツェ在住に。

【所属】社)日本旅行作家協会・正会員、温泉学会・理事 イタリア:ミネラル水鑑定士協会・公認水ソムリエ(Idro-Sommelier®)&水鑑定士(n.2689)

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ボン・ジョルノ!こんにちは、水ソムリエ&水鑑定士の竹村和花です。

いよいよGW!イタリアへの旅を予定されている方もいらっしゃるのでは?

今日は古代ローマの歴史を色濃く残すローマから旬の美食を紹介していきます。

 

<ローマは初夏の日ざし>

日本が桜を愛でる4月初旬、ローマには初夏のような強い陽射しが降りそそぎます。

2000年前の遺跡の中で今も当たり前に暮らす彼らにとっては日常の風景も、フィレンツェの町に馴染んだ目からすると、やはりローマはローマ。

街自体の規模感や整然と佇む遺跡の大きさ、そして吹き抜ける大きな風、そのすべてがローマならではの独特のものです。

テルミニ駅からコロッセオに向かって歩き出せば、ローマが世界中のどこにもない、唯一無二の街であることを実感します。

夏に向かってどんどん太陽が強くなるこの時期。

世界中から訪れる観光客だけでなく、地元の人々も心浮き立つように華やいでいます。

木陰に入るとスーッと涼しい風が吹き抜けるのに、陽射しは既に夏のよう。

ヨーロッパからの旅人は街歩きにも常にリッター・サイズのミネラルウォーターを持ち歩き始めています。

 

 

<美味しいものは季節のもの>

ローマで試すべきパスタと言えばカルボナーラですが、この時期ならボンゴレもおすすめです。

コロッセオやフォロの遺跡の上をカモメたちが飛び交っているのを見ても分かるように、ローマは海からも近く、海鮮も美味しいのです。

フィレンツェでは野菜やお肉が中心の食文化だった日本人は、ローマでは海鮮、

タコやアサリなど新鮮な海の幸を頂きたいというのが本音です。

イタリアの経済省や日本大使館のある官庁街には、小さくても歴史のあるリストランテやオステリアがあり、毎日根強いファンで賑わっています。

家族で営むこういった小さなお店は地元のファンで成り立っているため、お値段も控えめで味は5つ星。

例えば、お昼のスパゲッティ・ボンゴレや海鮮リゾットなどのプリモなら9ユーロ。

1Lのお水とパンが付いても12ユーロまで。

(観光客の多いフィレンツェは、ポモドーロのパスタだけで12ユーロもします!)

自家製の無塩パンを、お皿に残ったパスタ・ソースに付けて頬ばる至福の時間。

プリモを食べ終わってからでも、まだ少し物足りないという人はその段階でお肉や魚などのセコンドを追加しても、何一つ気にすることはありません。

 

 

次ページに続きます。

<水と食文化は常に表裏一体>

ローマの人々のオープンでホスピタリティあふれる対応は町そのものの気質のようで、いつ訪れてもココロ癒されるクオリティの高いもの。

でも、せっかくなので美味しいイタリア料理のヒミツについても、少し触れておきたいと思います。

この時期旬を迎えるアスパラガスやアーティチョーク、イタリア国産のトマト類はパスタの具材によく登場する季節野菜です。

イタリア料理というのは、素材が100%と言っても良いほど食材そのものがお料理の味を決定づけます。

美味しさのヒミツは、まず採れたての旬の野菜をテーブルにのせること。

そして、地元の土壌で(地中のミネラルを吸収して)育った野菜は、地元の郷土料理として食べるのが一番美味しい!ということ。

というのも郷土料理のレシピそのものが、その土地の気候や風土に一番合うように練りだされた智恵そのものだからです。

もうひとつ。

パスタを美味しく仕上げる上で重要になってくるのが、パスタの茹で汁です。

デュラムセモリナ100%のパスタを、塩を入れたイタリアの水で湯がく。

この茹で汁が、日本で言う「お出汁」の代わりになります。

パスタを茹でながら、大さじ1-2杯の茹で汁を加えてパスタ・ソースをゆるめるのです。

それはもう、絶品のイタリア料理を仕上げる上で絶対に欠かすことのできない重要なファクターになります。

というのも、水の中のミネラル・バランスがパスタの茹で上がりや茹で汁の味をつくり、それがパスタ・ソースの味を決定づけるからです。

その土地、その土壌ありきのお料理であり、こうした食文化には必ず水そのもののミネラル・バランスが表裏一体で関わっているのです。

 

 

今月のおすすめ銘柄 

Levissima(レビッシマ)

イタリア屈指のミネラルウォーター・ブランド、サン・ペリグリーノが手掛ける商品ラインのひとつで、強くてスッキリした味わいが特徴のシリーズです。北イタリアの山岳水系を水源とするクリスタルな味わいで人気があります。ローマのあるラッツィオ州など中部イタリアのエリアにも流通しており、夏場の旅歩きに便利な1LサイズはCOOPなど街なかの小さなスーパーでも入手できます。

 

【水タイプ】

産地泉源:イタリア/ベルガモ

湧水温度:5℃

水タイプ:発泡/無発泡

知覚ほか:無臭/pH非公開

ミネラル:カリウム1.6mg,ナトリウム1.9mg,カルシウム20.4mg,マグネシウム1.8mg,シリカ5.4mg,サルフェート16.1mg,重炭酸57.4mgほか/イタリア国内での分析による(per.L)

 

<ショップ情報> 輸入食材店、リカーショップ、Amazon・インターネットショップほか

 

 

【水ソムリエの飲み方レシピ】

ローマをはじめミラノやトリノなど大きな州都では、イタリアの大手ブランド・ウォーターが大抵流通しています。炭酸がお好きな方には是非色々なタイプのミネラルウォーターを飲み比べて頂きたいと思います。また炭酸が苦手な方は「サン・アンナ」などイタリアではメジャーな軟水系の銘柄をオーダーすると失敗が少なくなります。

4月下旬からは路地売りのフルーツが甘く美味しくなる季節。ホテルのお部屋でも是非ミネラル水にカット・フルーツを浮かべて、旅のひとときを楽しんで頂けたらと思います。

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