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大人のための「ミセス・コンテスト」に潜入してみたら…

女性の美しさを評価するコンテストと言えば、ミスコンなど若い女性が対象、というイメージがありますよね。実はアメリカでは、「ミセス・インターナショナル」が開催されているのをご存知ですか? 母や妻として歳を重ねても輝き続け、しかも社会貢献にも力を注いでいる既婚女性が対象、参加資格は56歳まで!という33年の歴史を誇るコンテストなんです。

 

 

先日、このコンテストの書類選考、面接を通過したファイナリスト42名の中から日本代表を決める選考会が開催されると聞きつけ、潜入してきました!

コンテスト1

まずは、2015年に同コンテストの日本代表となった伊藤桜子さんが登壇。世界大会に集まった女性たちの意識の高さに感銘を受け、日本での認知度をもっと高めたいと昨年より日本代表選考会のディレクターに。日本独自の大会として28歳〜56歳の未婚女性が対象の「ミス・ファビラス」、57歳以上の未婚・既婚女性のための「ミズ・ダイヤモンド」部門もスタートさせたのだそう。

 

 

たしかに、今どきは「結婚しない」を選択する女性も多いもの。「ミス・ファビラス」は過去に結婚していた人、事実婚の人も応募することができます。そして「ミズ・ダイヤモンド」! まさに今の私たちやお手本としたい先輩世代が対象です。

コンテスト2

審査員は8名。料理研究家・空手家として活躍するベリッシモ・フランチェスコさんに、漫画家の弘兼憲史さん、美尻トレーナーとして注目される岡部友さん、そして、こちら加藤タキさんです! 「リラックスして、ハッピーなスマイルを見せて下さいね」とファイナリストたちにメッセージ。73歳とは思えない若々しさと美しさです。

コンテスト3

司会を務めたグレッグさんは、NTTdocomoの「You’ve Got Mail」の着信音声を担当した方なんですって。懐かしいなぁ。覚えている人も多いのでは? 会場はホテルニューオータニで、この豪華な顔ぶれ。ファイナリストたちが登場する前からワクワクしてきましたよ!

 

 

さぁ、いよいよ審査の開始です。次のページへ!

この日の最終審査に臨んだ3部門のファイナリストたちは、フィットネスウェアで健康美、イブニングガウンで華やかさを披露してくれました。

コンテスト4

コンテスト5

イブニングガウンとは、夜会服のこと。日本ではなかなか着る機会がないものですが、選んだ色やシルエットから個性が感じられました。この選考会に向け、ファイナリストたちはウォーキングやメイクなどを学ぶビューティーキャンプに参加してスキルアップをしてきたのだそう。その成果が、この日の輝きとして発揮されていたんですね。

コンテスト6

コンテスト7

ドレス姿で全員が舞台に登場すると、何とも華やか! 圧巻です。

 

 

ここまでの審査で、各部門のトップ7が選ばれました。そして選ばれた人たちは最後の審査項目として、「社会貢献」をテーマにした30秒のスピーチを行います。大人の女性を対象にしたコンテストだからこそ、社会貢献に対する姿勢も重要なポイントとなるわけです。

 

 

さあ、いよいよグランプリの発表です! 次のページでご紹介します。

スピーチは30秒という限られた短い時間ながらも、いろいろなメッセージを聴くことが出来ました。

 

 

「パーキンソン病やアルツハイマーに悩む人たちにもタンゴセラピーを役立てたい」「輝く女性を増やすために介護施設でメイクをするボランティアをしています」「くも膜下出血から再起した自分の姿で勇気を与えたい」「シングルマザーとして地域社会に支えられ笑顔になれました。その恩返しをしたい」…。聴きながら、思わずウルッとしてしまうメッセージも。その人の持つ志は見た目の美しさにも表れるものだと、しみじみ考えさせられました。

コンテスト8

「ミセス・インターナショナル2018」のグランプリに選ばれたのは右の女性、「絵を描く楽しさという、自分の学びを子どもたちに伝えていきたい」とスピーチした本田恭子さん(25歳)です。7月10日(火)〜15日(日)にアメリカで開催される世界大会に日本代表として出場します!

 

 

左は、昨年に日本代表に選ばれた図師芽厚実(ずしめぐみ)さん(36歳)。

「世界大会では皆さんがグラマラスなので、体重を増やすようアドバイスを受けました。約一週間のアメリカ滞在中は、リハーサルのほか表敬訪問の機会も多く、食べる時間も寝る時間もないほどでしたが、とても貴重な体験でした」

 

 

日本代表として1年間、社会貢献のイベントに参加するなど様々な公務をこなしてきた図師さん。この選考会を最後に、本田さんにバトンタッチです。

コンテスト9

左の女性が「ミス・ファビラス2018」のグランプリに輝いた大原法子さん(35歳)。スピーチでは「高額医療が問題になっている現代、フィットネスが常識になる社会になるよう活動していきたい」とアピールしていました。

 

 

右の女性は「ミズ・ダイヤモンド2018」グランプリの井雅代さん(61歳)。スピーチでの「運動は人の土台を作ります」の言葉が印象的でした。ヨガ教室を経営されているそうで、個人的に年齢を感じさせない凜とした佇まいに釘付けになっていました。

コンテスト11

井さんが受賞した瞬間です。このドレスもすごくお似合いですよね。

コンテスト差し替え

各部門のトップ3、スポンサー賞などの授与式が行われて会は終了しました。

 

 

女性として、いくつになっても美しさをキープすること、内面からも自分を磨くことはとても大切だとあらためて感じたひとときでした。この大会は毎年開催されています。大人の女性だからこそ、社会のために貢献できる、日本の女性の優しさを世界にアピールできる…。いくつになっても輝き続ける証として来年の出場を目指してみる、なんていうのもありかも、と思いましたよ!

 

「ミセス・インターナショナル」

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