ヨーロッパの旅とおやつ

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水ソムリエ&飲泉師

大学・短期大学の保健管理センターにて養護教諭として約7年間勤務。 結婚退職後は製薬会社にてアメリカFDA(厚生省)向けのGC分析を担当。 2000年ライターとして独立。温泉研究が高じてフィレンツェ在住に。

【所属】社)日本旅行作家協会・正会員、温泉学会・理事 イタリア:ミネラル水鑑定士協会・公認水ソムリエ(Idro-Sommelier®)&水鑑定士(n.2689)

ボン・ジョルノ!こんにちは、水ソムリエ&水鑑定士の竹村和花です。

爽やかな気候が続き、何をするにも楽しみが多いのは日本の5月。

ヨーロッパの気候は今、揺らぎがちに少しずつ春から夏へと向かい始めています。

 

 

<ヨーロッパの5月>

外を歩いているだけで、心地よい風を感じる日本の5月。季節はもう初夏。

浮き足立つような色鮮やかなディスプレイがショウ・ウィンドウを飾ります。

これに対し北・中ヨーロッパの春は年毎にかなり気候が変動し、ゆっくり揺らぎながら夏に向かいます。

そして太陽の光りと花と緑にあふれた夏や、色鮮やかな秋はとても短いのが特徴です。

今年はというと、ドイツやオーストリア、スイスの気候は初夏というにはまだ少し早くて、薄曇りの日などは肌寒さを感じる日々が続いています。

ヨーロッパにいると、桜から若葉の季節へと移り変わる日本の気候は安定していて、いつも華やかに変化しているように見えます。

ただ日本と同じように北・中ヨーロッパでも、この時期旬を迎える美食・食材があります。

例えば、ドイツなら白アスパラガスのスープ。

新緑の5月、春の訪れを告げるメニューとして長く愛され続けているスープです。

ショッピング・モールのカフェなどにも登場するほどの定番メニューで、大人も子どもも心待ちにしている春を告げるレシピの1つと言えます。

 

 

<太陽の陽射しを浴びて>

体感温度は日本より約1ケ月半遅れで季節が進むヨーロッパですが、太陽に恋焦がれた彼らは5月ともなると外へ、外へと出かけて行きます。

様々な国と地域が「陸続き」という立地は、週末などを利用して気軽に外国に旅行できる環境を生みだしています。

この時期、山岳鉄道でめぐる標高差のある山への旅は、春から冬へと季節をさかのぼりながら自然を満喫できる唯一のコースです。

現地に暮らしていると、山歩きやハイキング、サイクリングなど自然の風や匂いを肌で感じるアクティビティは彼らにとって伝統的な定番旅行なのだと実感します。

たくさん歩いて、たくさん自然の中を進んで、ひたすら汗をかいて、何かに出会い、心に触れる。

体力的には到底倣えない私ですが、彼らのもつ一つのスタイルには心動かされるものがあります。

そして、どの旅人のザックにも1L~1.5Lサイズのペットボトルが結わえつけられていることにも興味深く感じるのです。

 

 

<旅の水分補給とおやつ>

さて、かなり本気のアウトドアを好むヨーロッパの人々ですが、旅先にも必ず水分補給用の大きなペットボトルとおやつを持参します。

水は毎日1.5Lサイズを1~2本ずつ買い足して、同時におやつも少しずつ買い足して、一日の旅のスケジュールをこなして行きます。

日本のように少し行けばコンビニのある環境ではないので、キーとなる町に立ち寄った時に必要なものを補充していきます。

また、旅のおやつはチョコレート&フルーツ派が圧倒的です。

チョコレートは山岳帯などを旅する時に、万が一に備えた生命保持の食料品として。

フルーツは新鮮なビタミンや糖分が補給できる、ヘルシーでエコな食べもの(自然に土に還る)として丸々1個をそのままザックに入れます。

また彼らの日常の暮らしぶりを見てみると、水分補給とおやつは毎日の日課のようになっているのが分かります。

ヨーロッパを旅していると、通勤電車の中でザックからいきなり青リンゴとナイフを出しておやつタイムに入るサラリーマンを見かけますが、これも彼らの日常。

また通勤時のおやつは果物や野菜が多いようですが、自宅でのおやつには自家製の焼き菓子やスナック類も登場します。

旅先には旅先の、通勤には通勤用のおやつを持参する、彼らなりの“おやつの流儀”なのかもしれませんね。

 

次ページに続きます。

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第65回
ヨーロッパの旅とおやつ

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