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腸内環境を手軽に整えるなら、食物繊維たっぷりのあの穀類を!

美容と健康に関わるキーワードとして、ここ数年話題となっている腸内環境

スーパー大麦1

「腸は栄養の消化・吸収だけでなく、免疫力にも関わっています。そのため、働きが悪くなるとがんや感染症、アレルギー疾患などのリスクを高めてしまいます」とは、「松生(まついけ)クリニック」院長の松生恒夫先生。

 

腸内環境は全身に影響するからこそ、重要視されているのです。さらに…

 

「胃潰瘍や十二指腸潰瘍などは減っているのに、便秘や下痢に悩む人はとても多い。しかも、男女とも加齢と共に増加している傾向にあります」

 

腸内環境が乱れる原因は、ストレスに体内リズムの乱れ、運動不足など。さらに、食生活が変化してきたことも大きく関係している、と松生先生。

 

仕事や人間関係などでストレスが溜まったり、つい夜更かしをして体内リズムが狂いがちになったり。移動は車や電車と、運動不足も否めませんよね。私たちの生活には腸内環境を乱す要因がいっぱいなだけに、意識する必要があるわけです。では食生活は?

スーパー大麦23

「昔と比べて、一番大きく変わったのは炭水化物の摂取量が減ってきていること。糖質を含んでいるからとオフするダイエットが流行りましたが、炭水化物には食物繊維も含まれています」

スーパー大麦5

「麦飯が当たり前だった1960年代は、今よりも圧倒的に糖尿病患者が少ない時代でした。麦飯よりも美味しくて食べやすい白米に変わった1970年代から、日本人の食物繊維摂取量は急激に減少しています。白米の食物繊維含有量は、麦飯と比べると圧倒的に少ないのです」

 

 

食物繊維を含む炭水化物「雑穀」を取り入れよう

 

そこで最近、脚光を浴びるようになったのが食物繊維を多く含む雑穀です。

スーパー大麦6

「白米よりもスーパー大麦は40倍、もち麦は25倍と食物繊維を豊富に含んでいます。また、スーパー大麦ともち麦には血糖値の上昇を抑制するβーグルカンも豊富で、アメリカでは高脂血症を防ぐと発表されています」

 

白米にスーパー大麦やもち麦を混ぜて炊いたり、あるいは玄米を選ぶのも食物繊維の摂取量を増やすことにつながります。また、近頃はコンビニでもこれらの雑穀を使った商品が展開されています。

 

 

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美ボディ作りにも「スーパー大麦」が味方に!

スーパー大麦11

雑穀のひとつ、スーパー大麦について日本体育大学 体育学部 准教授の岡田隆先生のお話も伺うことが出来ました。すごい筋肉ですね! 日本ではマニア向けのように思われている筋肥大のイメージを払拭するべく、ボディビルに取り組んでいるんですって。

 

「ボディビルダーというと、鶏のささみを食べているイメージを持つ人もいますが、それだけでは便秘を招く恐れがあります。便秘は減量にも影響する大きな問題で、筋肉も付きにくくなってしまいます」

 

ムキムキのボディビルダーではなくとも、美しく引き締まったボディには体脂肪を落とすことと筋肉を付けることの両方が必要です。岡田先生自身、スーパー大麦と出合えたことで体が飛躍的に進化したのだそう。

スーパー大麦追加

「極限まで体を絞ろうと苦しいダイエットも経験してきましたが、効果がないものは淘汰され、結果、バランスのいい食事が最強だと実感しています。炭水化物=太るではなく、減量の進みを左右するのはカロリーの収支です。考えるべきは炭水化物の質です」

 

その点、スーパー大麦は低糖質で食物繊維豊富と理想的、と岡田先生。

 

「食事が整うと、腸内環境と共に安心して食べられるというメンタル面も整いますから、人生の質も向上します」

 

ファミリーマートで「スーパー大麦」が買える!

スーパー大麦8

「ファミリーマートでは、食物繊維や良い脂質、乳酸菌などが積極的に摂れる『ON』と、低糖質や減塩といった『OFF』の商品を揃えて健康ニーズに取り組んでいます」とは、商品・物流・品質管理本部 デリカ食品部長の木下紀之さんです。

スーパー大麦10

「『ON』商品のひとつ、スーパー大麦を使ったおむすびは2017年8月に誕生しました。昨年4月から本格的に展開するようになり、10月までの期間に販売した合計7アイテムはトータルで約3500万食売れています」

 

そんなスーパー大麦のおむすびの購入者を年代で比較すると、男女とも30〜50代の男女が多いのだそう。なかでも40代が断トツ! まさに健康意識が高いOurAge世代に支持されているんですって。

写真は、この1月から発売開始となった「スーパー大麦 鶏そぼろ(鶏と根菜炒め)」です。

 

 

2017年には日本初の『慢性便秘症診療ガイドライン』が刊行され、“毎日出ていても十分じゃなかったり快適ではない場合は便秘”と定義されました。1日3回、1週間で21回もある食事の機会。何を選び、何を食べるのか、その積み重ねが腸内環境を整えることにつながります。食物繊維がしっかり摂れる、賢いチョイスを続けていきたいものです。

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