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「2000万不足」は既に現実! FP井戸美枝さんが年金対策を語る!

「嘘でしょ!? 」「それはないんじゃない?」
と、話題沸騰の、
「老後は年金以外に2000万必要」
という金融庁の報告書をめぐる問題。

スッタモンダの騒ぎの挙句、「この報告書はなかったことに」となっているようだけど、
識者が集まって議論し、実態とこの先の指針を示したはずの報告書。

これがなければ、私たちの老後の生活費は年金だけで足りてるってことになるの?

―――残念ながら、そんなことはありえないのが現状……、のよう。

 

それはどうしてわかるの? じゃあ、どうすればいいの? 

「落ち着いて、まず現実を把握しましょう」というのは、FP(ファイナンシャルプランナー)、社会保険労務士の井戸美枝さん。

 

年金がこんなに問題化する前から、「未来の年金像」についてさまざまに発信してきた井戸さんは、「老後のお金と暮らし」問題のエキスパートとして、今、まさにテレビに雑誌に引っ張りだこ。その井戸さんにうかがって、話題の著書をひも解きながら、現状を考えてみましょう!

 

『年金だけでは月に5万円強不足』は、既に現実

「実は私、すでに一年前に出版した本で、『年金だけでは生活費が足りない』という事態にいち早く触れています」と、井戸美枝さんは言う。その本が、これ。

『100歳までお金に苦労しない 定年夫婦になる!』

 

「というのも、本書でも紹介したこの図のとおり、既に2017年の総務省『家計調査』に、明らかな収支のギャップが現れていたからです。金融庁の発表よりずっと前から、実際に『年金だけでは生活費が足りない』という現実が起きており、マネー関係者の間でこの問題は共有され、対応が検討されていたのです」(井戸)。

 

「月5万円強足りない!」は、17年の統計でも明らか。 『100歳までお金に苦労しない 定年夫婦になる!』より転載

 

井戸さんは言います。

「国の年金制度が破綻することはありえません。それでも『年金だけでは月に5万円強足りない』というのは統計上の事実。つまり、年金だけだと今後も不足するのは明らかです。だとすると、“最少でも必要分は用意しておかないと、安心な老後生活は送れないかも! ” ということになります。たとえば夫婦であれば、その利点を生かして賢く備えることもできます。それなら、いち早く準備しておいたほうがいいでしょう、という思いでまとめたのがこの、『100歳までお金に苦労しない 定年夫婦になる!』なのです」
実際に同書では、先のグラフを含め「老後のお金の真実」を紹介し、見据えつつ、明るく前向きに、警鐘を鳴らしています。

 

「5万円強の不足を指して『年金制度が危ない』と騒ぐのは早計。かなりの額を『終身』で用意している日本の年金制度は、他国に比べても優れた制度です。また、本書の前提では『日本の政府が綿密な対策も周知もせずに大きな減額や先送りをするようなことはないはず』、と考えています。とはいえ、既に『不足』があることも現実。だとすれば、その現実を見据えて、個人レベルでも、なんらか対処をしておいたほうがいいでしょう。そう、今必要なのは『備え』です」(井戸)。

 

井戸さんが提案している『備え』の柱は3つ。

「稼ぐ」
「見直す」
「蓄える」

 

では、どうすればいいか、本書の内容を元に、井戸さんにポイントをご説明願いましょう。

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