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速報!レオ&ブラピ共演、話題のタランティーノ最新作を先取りチェック!

中島由紀子

中島由紀子

映画ジャーナリスト

ロサンゼルスでハリウッド映画のことを書き始めて25年。

ゴールデン・グローブ賞を主催する「ハリウッド外国人記者クラブ」会員で、ゴールデン・グローブ賞への投票権を持つ、3人の日本人のうちのひとり。

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ブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオが親友を演じる映画なんて、想像したことなかったです。クェンティン・タランティーノ監督の超話題作“Once Upon a Time in Hollywood”(「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」)はブラッドとレオが主演、“世紀の共演”と呼ばれています。プレミア上映はカンヌ映画祭で行われました。

 

 

2人の演技はもちろん、登場人物すべてのキャスティングの素晴らしさが絶賛されています。タランティーノ監督9作目の「ワンス・アポン・ア・タイム…」は1969年が舞台、昔なつかしいハリウッドの、古き良き時代に生きた2人の男の話です。

中島さん_photo

中島さん_photo

宣伝用ポスターもビンテージ感があってカッコいい…♪日本公開も8月30日に決定

 

現実とファンタジーを織り交ぜるのが得意、ザラザラハラハラした雰囲気とインパクトの強い映画を創るタランティーノ監督ですから、当然“美しい2人の男の話”ではありません。英語で言う“washed out (洗いざらした)”したハリウッドの中年男の話なんです。

 

 

ひとりは50年代の白黒テレビの時代から、ずっと西部劇のテレビ・スターだったリック・ダルトン(レオ)。

中島さん_photo

(C)HFPA

 

もうひとりは彼の何十年来のスタントマンであり親友でもあるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)。

中島さん_photo

(C)HFPA

 

2人の友情の物語でもあります。

 

 

レオもブラッドもそれぞれのキャラクターに親近感を持ったと言います。特にアルコール依存の問題を抱えた落ち目の元スター、リックを演じてるレオは「リックのことがよく分かった。『この男よく知ってる!!』と脚本を読んだ瞬間に親近感を持った」とカンヌ映画祭の会見で言ってました。「人気の絶頂にいればいるほど“次のステップは下るしかない”という恐怖心は誰の中にもある」と言うのです。

 

 

ブラッドは「クエンティンが創り上げたこの2つのキャラクターは実は1人の男なんだと僕は思う。人気スターだった自分が忘れられず、今を受け入れられないリック(レオ)と、“昔は昔、今は今”と自分の環境を受け入れて平和な心で生きるクリフ(ブラッド)は、実は1人の男の中の2人の自分なんだ」と分析します。

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