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「内臓脂肪を落とす最強メソッド」著書の池谷医師が教えるダイエットって?

「若い頃と比べて太りやすくなった」と実感している人は多いのでは? なかには「この歳になってから痩せるのはなかなか難しい」とあきらめモードになっている人もいるはず。でも、本当にそれでいい?

 

 

お腹ぽっこりは人生を半分捨てている! このままじゃ失うものが多いと一念発起したのがこの頃です」

池谷先生1

お子さんと一緒に写った優しそうなお父さんというイメージですが、確かにお腹まわりはぽっこり。さて、この人が誰かと言うと…

池谷先生2

血液、血管、心臓など循環器系のエキスパートとしてTVや雑誌などでも活躍する池谷医院院長、医学博士の池谷敏郎先生です。最初の写真は20年前の36歳の頃で、体重79Kg、血管年齢45歳、体脂肪率は23%だったとか。※身長173cm

池谷先生3

「あのままだったら、僕は血管先生にはなれず欠陥先生になってました」と笑う現在の池谷先生は57歳で体重64kg、血管年齢は28歳、体脂肪率は10.8%ですって!  若々しいですよね。まさか、今より15kgも太っている時期があったとは驚きました。

池谷先生4

子どもの頃から痩せていたという池谷先生ですが、その体型が変わってきたのは30代前半。大学病院勤務で多忙を極め、いつも夕飯は遅い時間。

 

「ラーメン、炒飯、餃子などと一緒にビールと、今思えば血糖値を一気に上げる食事をしていたんですね」

 

その結果、結婚式半年前の時点で体重70kg。結婚式2カ月前には、初めて会った奥様の友人から「ぽっちゃりした人」と言われてしまうほどに。

 

「その言葉にカチンと来て、1日の食事はフランスパン1本に水だけという無謀なダイエットをしました。式の当日には10Kg落ちていましたが、式が終わってがっつり食べたところ、翌日には全身にじんましん。低たんぱく質を続けたツケは大きく、体調が悪くなって肌はガサガサ、髪も薄くなっていったのです」

 

 

そこから一気にリバウンドして、36歳の時にはお腹ぽっこり、79kgという立派なオジサン体型になってしまったのだそう。

 

「ちょうどメタボリックシンドロームが注目され始めた頃で、結婚と同時に開業した当院でもメタボ健診やダイエット指導を実施するように。それが、その指導を行う医者が内臓脂肪たっぷりでは説得力がありません。患者さんも健康的に痩せられる方法を探そうと、一念発起したのです」

 

 

さて、そんな池谷先生がたどり着いたメソッドとは?

実はこの日は、自身の経験を元に構築したダイエット法を一冊にまとめた著書50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える 内臓脂肪を落とす最強メソッド(税別¥1.300/東洋経済新報社)の発売を記念して開催されたセミナーでした。

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内臓脂肪は男性のほうが付きやすいとされていますが、この著書には『女性も閉経後は「内臓脂肪」が増えやすい』ということや、欧米人と比べて日本人は内臓脂肪がつきやすいと言われていること…

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動脈硬化症に心筋梗塞、関節疾患、肩こり、腰痛、加齢臭、認知症やガンを引き起こす原因となり、要介護のリスクも高まってしまうなど、内臓脂肪の恐ろしさについて、知っておきたい情報が詳しく書かれています。

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これらを読むだけで「内臓脂肪をどうにかしないとマズイ!」という気にさせられますが、内臓脂肪を落とすには「まずは目標をしっかり持ってモチベーションを高めること」と池谷先生。

 

「ちょっとスマートになるだけで、ファストファッションでもそれなりにサマになってくるものです。内臓脂肪は簡単に付いてしまうものですが、実は落とすのも簡単です

 

ダイエットのモチベーションを高めるコツなども紹介されているんです。

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では、内臓脂肪を落とすためのメソッドとは? 池谷式の基本は「まず食事を見直す」こと。

 

「太っている人は、炭水化物を摂り過ぎている人が多いものです。私が実行しているのはなんちゃって糖質制限。この方法を取り入れるとおやつを楽しめる枠が作れます」

 

今まで食べていた主食を半分の量にするという方法ですが、人と食事をするなど難しい場面もあるので、池谷先生は朝食の主食をカット、あとは1日のトータルで帳尻を合わせるようにしているんだとか。

池谷先生追加

なんちゃって糖質制限でも内臓脂肪が落ちにくくなったら、スーパーフードを活用するのもおすすめとのこと。池谷先生はそれまで飲んでいたスポーツドリンクを「茶カテキン」 入りの飲料に変えたところ1ヶ月で体脂肪が11.7%から10.6%ま で落ちたんですって。

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そして運動。代謝アップのためにも、健康維持のためにも筋肉をつけることが重要とはわかっているけど、なかなか続かない、時間がないという人も多いはず。そこで池谷式では、入浴前のプチ筋トレを習慣にすることを提案。

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著書で紹介している運動法を披露して下さいました。こちらは、腹筋や体幹が鍛えられるクランチ。椅子に軽く腰掛け、両足を2秒で上げ、2秒で下ろすのを繰り返します。

 

食事+運動のメソッドというと「今までにもあった」と思いがちですが、患者さんが続けられるよう試行錯誤し、池谷先生自身も成功した方法です。お腹が空きにくくなる食べ方や間食の楽しみ方、トイレタイムにできる体操など「これなら私も結果が出せるかも!」と思えるコツやヒントが満載なんです。

 

年齢を重ねるほど、健康的に痩せるといいことがいっぱいありますよ」という池谷先生の言葉にヤル気が出たぽっちゃりライター(53歳)は、この日から池谷先生考案の「ゾンビ体操」を実践中です。この体操は、運動ギライな人も簡単に出来て、1セットで10分間のウォーキングと同じ運動量があるんだとか。興味を持った人は、早速チェックしてみてくださいね!

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