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イタリアの食と農を楽しみながら学ぶ

竹村和花

竹村和花

水ソムリエ&飲泉師

大学・短期大学の保健管理センターにて養護教諭として約7年間勤務。 結婚退職後は製薬会社にてアメリカFDA(厚生省)向けのGC分析を担当。 2000年ライターとして独立。温泉研究が高じてフィレンツェ在住に。

【所属】社)日本旅行作家協会・正会員、温泉学会・理事 イタリア:ミネラル水鑑定士協会・公認水ソムリエ(Idro-Sommelier®)&水鑑定士(n.2689)

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こんにちは、水ソムリエ&飲泉師の竹村和花です。

8月、フィレンツェは世界中から訪れる環境客であふれています。

今日はイタリアの食と農のリレーションが体験できるEATALYのテーマパーク FICOを紹介していきます。

 

 

<イタリアの食文化を学ぶ“美味しいテーマパーク”>

エミリア・ローマ―ニャ州の州都ボローニャは、イタリアきっての美食の町として知られています。

この美食の町・ボローニャに、今回ご紹介する世界最大の食のテーマパークFICO(フィーコ)があります。

正式な名称は『FICO EATALY WORLD』(フィーコ・イータリー・ワールド)といい、経営するのは世界中にイタリアン・フードのアンテナ・ショップを展開するEATALY(イータリー)です。

 

日本にも東京のEATALYグランスタ丸の内店や日本橋三越店がありますので、実際に利用された方やご存じの方も少なくないかも知れませんね。

EATALYは、イタリア国内に21店舗、ヨーロッパ・アメリカ(ニューヨーク、ラスベガス、ロサンゼルス)を始めとする全世界に40店を展開する、イタリアの食文化を伝えるアンテナ・ショップ。

イタリアの誇る、最高の品質の食材を知ってもらい、その優れた食文化を伝えることを目標に展開しています。

各店では、イタリア食材の生産者や、イタリア食品の製造方法、食文化の歴史など、品質へのこだわりだけでなくその背景にあるイタリアという国の魅力を伝えるべく努力しています。

 

2017年に誕生したFICOのコンセプトは、イタリアのトリノで誕生したEATALYの経営目標をよりダイレクトに表現したもの。

FICOとは、Fabbrica Italiana Contadina (≒イタリア農業工場 )の略称で、パークのコンセプトはイタリア各地の風土・気候の中で、「大地が作り出すもの」を「育て、形を変え、料理する術を知り、学ぶこと」。

ですので、スローフードや自然食に関心のある方には特におすすめしたいスポットになっています。

 

 

<大人も子どもも楽しく学べる食の体験教室>

FICOには“イタリアの食と農のつながり”を体験し、学ぶためのデモンストレーション用の農場や牧場が併設されています。ここでは農作物を育てている様子や、アヒルやウサギといった小動物から羊・馬・牛などタリアの食生活に欠かせない家畜の地元種(地域ごとの品種)を育てている様子がツアーで見学できます。

または大人でも子供でも、楽しく学べる、チーズの作り方教室やピザの作り方教室、はじめて作るジェラート教室など、楽しい体験コースなども用意されています(有料/HPより予約可)

 

FICOは単に観光客向けの施設として作られたテーマパークというよりも、イタリア国内外の学生や食品関係者への教育の場として、また社会見学・輸入買付者向けの場としての意味も持ち始めています。

ここを訪ねるビジター一人ひとりに「食の価値」を問いかけ、「食」を考える場となるべく、販売・提供される食品・料理が地産品でまかなわれているのです。

また、「食と暮らし」を環境面から考える取組みとして、ヨーロッパ最大のソーラーパネルが設置されており、施設内完全分別ゴミ収集を実施し、廃棄物ゼロをめざすなどの環境に配慮した取り組みも注目されています。

 

 

<館内のショップやリストランテは100% made in ITALY>

さて、この広大な敷地内にあるリストランテやストリードフードのお店は全部で約45軒。

びっくりするのは、FICOで提供されている食材の80%がこの敷地内で作られたものだということ!

こうした取り組みは、フィレンツェでは“キロメートル・ゼロ”と呼ばれる究極の地産地消のカタチ。

この地道で伝統的な習慣こそが、世界中に広がる「イタリアの食材、イタリアの食文化は美味しくて健康的で自然のもの」というイメージを生みだしているように感じます。

 

FICOのマーケット・エリアは9000m²。巨大な敷地に、巨大なショッピングモールという感じで、とにかく歩きます。体感的には1-2時間もすると足首が痛くなってくるレベル。そのためFICOでは館内を移動するための、かわいらしい買い物カゴ付きのビアンキ社の自転車が貸し出されています。

巨大なマーケット・エリアには、イタリアの食文化にリンクするあらゆる分野の国産ブランド、食品・テーブルウエアなどの銘店が名前を連ね、まさに100% MADE in ITALYの総合施設となっています。

 

 

【DATA】

営業時間:月~金 am10:00~pm23:00/土 am10:00~pm24:00/日 am10:00~pm23:00

交  通:ボローニャ中央駅前(北東)よりFICO-BUSで20分

公式HP:https://www.eatalyworld.it/en/

 

 

今月のおすすめ銘柄

天然水 うるわ麗(しづく)

源泉は、環境省の名水百選にも選定されている岐阜県・長良川の中流域にあります。深井戸から組み上げられた地下のミネラル水は、現地工場でろ過・非加熱濾過処理されボトリングされています。

やわらかな口当たりや、まろやかさなど日本のミネラル水ならではの飲みやすさが特徴です。

【水タイプ】

産地泉源:岐阜県・関市

湧水温度:未記載

水タイプ:○ 無発泡

知覚ほか:無臭/pH 7.3

ミネラル:ナトリウム0.34mg,カリウム0.04mg,カルシウム0.85mg,マグネシウム0.15mg ※メーカー表示ラベルによる(per.100mL)

<ショップ情報> Amazon・楽天ほかインターネットショップほか

 

【水ソムリエの飲み方レシピ】

夏は体内に熱がこもったり、汗をかきやすくなることでカラダの中の水分が失われやすくなります。また夏バテなどが進行し、食欲も落ちてしまいがちです。こうした時期には、午前と午後のおやつタイムを上手に利用して、水分とミネラルをきちんと補充していきましょう。お水そのものが飲みにくい方や、ミネラル水の金属味が気になる方には、麦茶のほかクエン酸やビタミンCを加えた手づくりの美白ドリンクもおすすめです。小腹を満たすおやつ選びでは、汗によって失われた塩分が補給できる適度な塩味の効いたものがおすすめです。

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