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気品あるお殿様は、及川光博さんそのもの?(インタビュー/前編)

長いキャリアを通じて、話題作・注目作で、脇にいながら重要な役を演じることの多い及川光博さん。

8月30日公開の映画『引っ越し大名!』ではキーパーソンとなるお殿様を演じている。

麗しいお殿様と及川さんの共通点とは?

 

撮影/萩庭桂太 ヘア&メイク/奥川哲也(dynamic inc.) スタイリスト/齋藤一彦(Stylus Inc.)  取材・文/岡本麻佑

及川光博さん

Profile

おいかわ・みつひろ●1969年10月24日、東京都生まれ。舞台俳優、バンド活動を経て1996年、シングル『モラリティー』でデビュー。毎年の全国ツアーを自らの〈生きざま発表会〉とし、コンセプト、構成、演出、振付など総合プロデュースも手がけている。俳優としての活躍もめざましく、人気ドラマ『相棒』シリーズの神戸尊役でもおなじみ。主な映画出演作に『僕だけがいない街』『祈りの幕が下りる時』『七つの会議』など。10月スタートのTBS日曜劇場『グランメゾン東京』に出演。近著に『この宇宙にあなたは一人しかいない 及川光博名言集』がある。

 

 

魅惑のお殿様は、

ミッチーでなくちゃ!

 

この夏一番の話題作『引っ越し大名!』で、姫路藩主・松平直矩(まつだいら なおのり)を演じるのがこの人、及川光博さん。松平直矩は実在の人物で、その生涯で通算7回も「国替え」をさせられた悲運の殿様だ。

 

本作はその「国替え」、つまり藩全体の引っ越しを巡る物語。すべての藩士とその家族全員、約1万人が徒歩で引っ越しをするという超難関プロジェクトを、緊縮財政の中、いかに達成するか。笑いあり、涙ありのエンタテイメント時代劇だ。

 

そんな物語の背骨となる「お殿様」という重要な役どころを、及川さんは任された。

 

「原作の土橋章宏さんや犬童一心監督が、ぜひこの松平直矩役は僕に、とオファーしてくださったそうで、大変光栄なことだと思います。でも僕、そんなに熱烈なご指名をいただいていたとは、映画が完成するまで知らなかったんですよ。早く言ってくれればいいのに(笑)」

 

デビュー当時から“ミッチー”の愛称で注目を集め、見た目もマインドも王子様キャラを貫いてきた及川さん。本作でも見事、麗しいお殿様になりきっていた。

 

「そうですね、自信はありました(笑)。殿様としての存在感を示すのは、気品だと思うんです。それについてはギャグであれ真剣であれ、仕事であれプライベートであれ、常に意識して活動してきました。

気品とか品位とか、言葉にするのは難しいんですけど、僕の知人がこう言っていたんです。

『多くの人のために自分を犠牲にできるのが上品、自分のために誰かを犠牲にしてしまうのが下品』と。

もっと日常的な言い方をすると、忍耐力と笑顔があるかないか、ですよね。たとえば居酒屋の店員さんに対して偉そうに怒鳴りまくるオヤジと、ありがとうって言える男性と、どちらが品がいいか、っていう話です」

しかもこのお殿様は美男、かつ男色家としても有名だったそうで。

 

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