水でめぐる旅-ドイツ・ライプツィヒ-

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水ソムリエ&飲泉師

大学・短期大学の保健管理センターにて養護教諭として約7年間勤務。 結婚退職後は製薬会社にてアメリカFDA(厚生省)向けのGC分析を担当。 2000年ライターとして独立。温泉研究が高じてフィレンツェ在住に。

【所属】社)日本旅行作家協会・正会員、温泉学会・理事 イタリア:ミネラル水鑑定士協会・公認水ソムリエ(Idro-Sommelier®)&水鑑定士(n.2689)

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こんにちは、水ソムリエ&水鑑定士の竹村和花です。

いよいよ本格的な夏が近づいてきました。海や湖、渓流や谷川など水辺へのお出かけが恋しい季節です。

海辺の風景や水の音色や波の音など、水には様々な癒し効果もあると言われます。

夏場、水辺の旅は涼やかで楽しく、旅先の自然やその土地の持つ豊かな暮らし文化に触れることもできます。

今回は夏のヨーロッパから、この季節にこそ訪れたいドイツ・ライプツィッヒの水辺の旅をご紹介しますね。

 

 

<水でめぐる旅 ―ドイツ・ライプツィヒ->

 

ドイツ東部(ザクセン州)にある観光都市・ライプツィヒ。

ここはメンデルスゾーンやバッハ、リスト、シューマン、ワーグナーなど有名な音楽家ゆかりの都市として国際的に知られています。

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ライプツィヒという街の名前から、誰もが最初にイメージするのは“音楽”ですが、実はライプツィヒで暮らす人々の身近な生活要路として“運河”があります。

市内中心部からトラムでアクセスできるKarl-Heine-Kanal(カール-ハイネ運河)。

高級住宅地とビジネスゾーンを結ぶ水路は、なんと全長200kmもあります。

水辺にはモーターボートでの往復ツアーやレンタル・カヌーなど、観光客でも気軽に運河めぐりを楽しめるボートハウスが点在します。

ビジネスや観光客それに学生など人々が密集する市内中央部の喧騒に比べ、静けさに満ちた水辺のエリアは、ライプツィヒに暮らす人々の日常に触れられる特別な場所です。

ところが誰もが気軽に楽しめるこの運河クルーズは、日本ではあまり知られていません。

 

 

<暮らしに溶けこむ水路 ―気軽に運河クルーズ―>

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ライプツィヒの人々が愛する、水辺の自然と触れ合う暮らし。

それを気軽に体験できるのがKarl-Heine-Kanal(カール-ハイネ運河)のボート・ツアーです。

カヌーやカヤックはもちろん、ボートだって一度も体験したことないのに…なんて心配は無用です。

運河沿いにあるボートハウスの中には、モーターボートでのんびり水路をめぐるコースもあり、観光客でも気軽にクルーズ体験ができます。

カヌーやカヤックのように水濡れの心配もなく、水路なので大きく揺れることもありません。

何より楽しいのは、ボートから見る風景。そこにはライプツィヒで暮らす人々の日常があります。

 

 

今回ご紹介するのはKlingerweg通りの名前がついたボートハウス・クリンガーヴェーク。

運河クルーズの所要時間は70分ほどで、1人あたり12ユーロ(2016.6現在)ほどです。

定員20名程のボートが波止場から離れると、すぐに近代的なガラス張りの高級マンションやカフェ、レストランが登場します。

また水辺には生きる沢山の生きものが次々と姿を現します。

萱(カヤ)の群生地で暮らすヌートリア、美しいレストランやヴィラの桟橋で羽根を休めるカモ。

アーチ形に弧を描く橋や古いブロック橋、鉄筋で両岸を繋ぐ近代的な車道橋。

時には頭上ギリギリの歩道橋を幾つもくぐりながら、ゆったりと水辺を進みます。

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流れに乗って、静かに並走するプライベート・カヌー。

すれ違うカヤックには、まだ2歳ほどの小さな子どもに浮き具を着せてお買いものに出かけるママの姿も。

水面に大きく枝を垂れた柳の古木、群れ賑わうスイレン。

まるで物語に登場しそうな緑や花に包まれた家。小さな桟橋につながれたボート。

人びとの暮らしの中で、この水路がいかに豊かな存在になっているのかが良くわかります。

静けさに満ちた水辺の風景は、ライプツィヒの人々が最も愛する身近で日常的な自然との関わり方そのもの。

これが同じライプツィヒかと思うほど、全く異なるイメージ、違うアングルで街が見えてきます。

 

【運河クルーズ】

店舗 Boathouse on Klingerweg ※カール-ハイネ運河めぐり/モーターボート往復旅行ほか

住所 Klingerweg 2.04229 , Leipzig

☎ +49 0341 4806545

www.bootstour-leipzig.de

 

夜には、また違った楽しみが! 次のページに続きます。

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第20回
水でめぐる旅-ドイツ・ライプツィヒ-

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