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大人の美肌をつくる水 

竹村和花

竹村和花

水ソムリエ&飲泉師

大学・短期大学の保健管理センターにて養護教諭として約7年間勤務。 結婚退職後は製薬会社にてアメリカFDA(厚生省)向けのGC分析を担当。 2000年ライターとして独立。温泉研究が高じてフィレンツェ在住に。

【所属】社)日本旅行作家協会・正会員、温泉学会・理事 イタリア:ミネラル水鑑定士協会・公認水ソムリエ(Idro-Sommelier®)&水鑑定士(n.2689)

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竹村和花美肌
こんにちは、水ソムリエ&水鑑定士の竹村和花です。
夏の終わりから秋、冬にかけて、季節がめまぐるしく変化するこの時期。大人の美肌づくりには欠かせないミネラルがあります。
今回はこの季節、カラダの内側から美肌を生みだすミネラルウォーターとその成分についてお話したいと思います。

 

<大人の美肌はカラダの内側から>

竹村和花美肌
季節が秋へと深まる中で、気温も湿度も大きく変化します。
日中はまだ暑いのに朝夕はかなり涼しく、気温差が大きく、エアコンと縁が切れないことも。
また湿気が抜けて過ごしやすくなるぶん、食欲が増したり読書や趣味に没頭し、夜更かししてしまいがちです。
大人の肌は、とても敏感。
健康的な美肌を維持するためには、環境の変化に対する、お肌のストレス体力をつけてゆく事が大切です。

 

美肌の基本は、カラダの内側から創られる「強さ」。
ちょっとした環境の変化に対する、基本的なストレス体力を高める必要があります。
暮しリズムを整えることはもちろんですが、カラダの内側から肌を元気にしてくれるミネラル成分にも少し気をつけてみましょう。

 

 

<素肌力をサポートしてくれる成分>

竹村和花美肌
水分補給は、この時期「熱中症」対策から、「代謝機能」UPへと大きくシフトします。
水は、基礎代謝や新陳代謝など、ひとのカラダの中の様々な代謝活動を支えています。
紫外線に疲れた夏の肌を、しっとりとした秋肌へとスムーズに生まれ変わらせるには、新陳代謝を上げてゆくことはとても大切です。

 

では、残暑の残る秋口から晩秋に向けて、美肌を支えるミネラルにはどんなものがあるでしょうか。
ミネラルウォーターには色々なミネラルが含まれていますが、中でも注目したい美肌成分には「ためこまない排出系」のマグネシウム。
それに「ストレスに強い防御系」カルシウムと、「美肌をつくる代謝系」硫酸塩があります。
このうち硫酸塩は、最近「サルフェート」という名前で呼ばれているものですが、同じ成分です。
これらは新鮮や野菜やお肉にも沢山含まれている成分ですので、食事の時の飲みものをミネラルウォーターに変えてみるとのも効果的です。

 

 

次ページでは、それらの成分についてもう少し詳しくご紹介します。

【ためこまない排出系ミネラル/マグネシウム】

竹村和花美肌
マグネシウムは、約300種類の酵素の働きを助けるミネラルだとされています。肌のもととなるタンパク質の合成やエネルギー代謝、筋肉の動き、血圧や体温の調整などにかかわっています。血行が良いと、カラダの細胞の隅々まで新鮮な酸素や栄養分が行きわたるため、自然と透明感のある美しい肌が生まれてきます。また、赤ちゃんのお通じ薬に使用されるなど、ゆるやかで自然な排便作用があります。

 

【ストレスに強い防御系ミネラル/カルシウム】
カルシウムにはカラダの中の生理機能を調整し、ココロを安定させる働きがあります。カラダの内側とココロの両面でストレスに対する抵抗力をつけてくれる成分です。カルシウムを取る時にはマグネシウムの2倍の量を取ることが重要です。

 

【美肌をつくる代謝系ミネラル/硫酸塩(サルフェート)】
硫酸塩には新陳代謝を高める働きがあるほか、体内の老廃物やアンモニアなどをおしっことして排出する利尿作用をサポートする働きがあります。またアセトアルデヒドを体外に排出する働きなどもあることから、二日酔いを和らげてくれる効果があるとされています。

 

 

<サプリメントか自然食か>

竹村和花美肌
さて、ここで基本的な疑問が出てきます。
コンビニや薬局、インターネットショップなど、今では誰もが手軽にミネラル成分を配合したサプリメントを手に入れることができます。
それでもなお、サラダやミネラルウォーターに含まれるミネラルを栄養源として取る意味とは何でしょうか。

 

市販されているサプリメントは、商品ごとに格差はあるものの、基本的に一般的な食品にくらべ吸収率が高く、自然界の食品濃度に比べ極端に成分が濃いものとなっています。
更に病院で処方されるビタミンやミネラルは、治療や症状の改善を目的とするため吸収率はより高くなります。

 

これに対して、ミネラルウォーターは自然の食べものと同じで、基本的に自然界で生まれたものです。
自然に作られたものなので、多少取り過ぎても問題ない程度に吸収率が抑えられています。
ですがサプリメントは、集中的に吸収するためにミネラルの分子構造などが化学的に調整されています。
サプリメントが人工的に吸収率を上げているのに対し、ミネラルウォーターに含まれるミネラルは自然食そのものなのです。
どちらを選ぶかは皆さん次第ですが、カラダに良いとされるミネラルも過剰に摂取すれば必ず副作用が出てしまうので注意してくださいね。

 

 

おすすめの水の銘柄と飲み方レシピは、次ページに。

<今月のおすすめ銘柄>

竹村和花美肌
ADELHOLZENER(アデルホルツェナー)
水源はドイツ・バイエルン州のアルプス水系の1つ、ベルゲン水源となっています。一帯はベルゲナーモスで覆われたフローラ・ファウナー生息保全地域となっています。約25,000年前の氷河期に形成された地質地層帯から生まれて来るミネラルウォーターの中には、ミネラルが豊富に含まれています。水源は地下140m。水源の上には40mほどの厚みの自然の粘土層があり、自然の地層で密封された状態になっています。

 

【水タイプ】
産地泉源:ドイツ/バイエルン州
湧水温度:未記載
水タイプ:発泡 / 無発泡
知覚ほか:無臭/pH 未記載
ミネラル:ナトリウム13.5mg,カリウム1.3mg,カルシウム70.4mg,マグネシウム32.8mg,フッ素0.15mg,塩化物21mg,硝酸塩<0.3mg,硫酸塩27mg,重炭酸水素342mg ※ドイツ国内での分析による(per.L)

 

 

【水ソムリエの飲み方レシピ】

竹村和花美肌
日本の水を飲みなれていると、そのままで飲むには少しクセが強く感じる水です。スチルウォーターと炭酸入りとがあります。炭酸が気にならない方は、炭酸入りを選びそのまま飲まれることをおすすめします。炭酸が苦手だという方には、100%ジュースや果実酒、果実酢など好みの飲みものと合せて飲まれると良いでしょう。ミネラルをたっぷり含んだ味になりますので、テーブルウォーターとしては濃厚な肉料理とよく合います。

 

<ショップ情報>
アマゾン・インターネットショップなど

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