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大人限定!都内から日帰りOK!湯河原惣湯 「Books and Retreat」を激推し!

最近、疲れていませんか?そんなときは温泉!近くの銭湯やスパもいいけれど、気分を変えるためにちょっと遠出したい…。忙しいけど欲張りな女子にオススメなのが、東京から2時間弱で行ける日帰り温泉。温泉マニアのライター・ミホ&ミワが太鼓判を押す、大人のための日帰り温泉「湯河原惣湯 Books and Retreat」をご紹介!

 

昼の惣湯テラス外観

ミホ撮影。惣湯テラス外観

 

 

【登場OurAgeライター】

ミホ
健康、医療、美容、ダイエットをテーマに雑誌やWeb、書籍で執筆するヘルスケアライター。ワインエキスパートの資格あり。20年以上前に温泉ソムリエを取得。温泉と酒と鉄道をこよなく愛す。特に秘湯が好きで、過去に「日本秘湯を守る会」のスタンプ帳を2回コンプリートした経験あり。最近ハマっているのは推し活(平野紫耀くん強火担・Number_i箱推し)。

 

ミワ
ダイエット、美容記事のほかトラベル媒体でラグジュアリーホテル、宿の取材歴多数。健康と美容と旅を追求するヘルスケア&トラベルライター。温泉好きが高じて温泉ソムリエを取得。温泉とマッサージと猫をこよなく愛し、いいお湯を求めて、全国の温泉を渡り歩く。

 

静かに過ごしたいなら「中学生以上限定」の日帰り温泉をチョイス

夜の惣湯テラス

惣湯テラスは夜になると幻想的な雰囲気に! 写真提供/湯河原惣湯

 

 

ミワ 今年の初めに日帰り温泉を探しまくった結果、見つけたのが「湯河原惣湯 Books and Retreat」。あそこは最高によかったわ~!

 

ミホ 温泉は源泉かけ流しだし、静かだし、渓流沿いに建つ建物の雰囲気もよかったし。どうやって探したの?

 

ミワ まず、東京から1時間~1時間半くらいで行ける日帰り温泉ってどこかなって考えて。箱根、小田原、熱海、湯河原方面か、鬼怒川方面にあたりをつけて探してみたの。大人の私たちは静かにゆっくり過ごしたいでしょ? だから入館を中学生以上に限定している施設を検索して、ここを発見!

 

ミホ 予約制で入館人数制限もあるから、普通の日帰り温泉みたいに人がいっぱいにならないところもいいのよね。

 

温泉に入る前から、渓流沿いの森林浴で整う

ミホ撮影。惣湯テラスへと続く渓流沿い。小川のせせらぎが心地いい♡

ミホ撮影。惣湯テラスへと続く渓流沿い。小川のせせらぎが心地いい♡

 

 

ミワ そして、ここの立地もよかったの♡ 湯河原駅からバスに乗って「落合橋」バス停を下りて、渓流沿いの道を歩いていくときの気持ちよさは格別! 温泉に入る前にすでに森林浴で癒されちゃったわ~。

 

ミホ 渓流に入る入口にはコワーキングカフェ施設の「玄関テラス」があって、外観も内観もすごくオシャレ! あそこで仕事して、疲れたら温泉に入って。ここって最強の仕事環境ね(笑)。

 

ミワ そして渓流の道を歩いた先に見えてくるのが、今回予約をした温泉施設「惣湯テラス」。ここも森の中にひっそり建つ、大人の隠れ家という雰囲気に心をつかまれた!

 

ミホ 昔から市民に愛されていた万葉公園の跡地にリノベーションしてつくられたんですって。自然を楽しみながら空間も贅沢にゆったりとつくられているので、のんびり過ごしたいときにはぴったりよね。

 

ミワ 日帰り温泉にありがちな、ざわざわ感がないから、清々しい気分になる。歩いているときも、温泉に入っているときも、渓流のせせらぎや小鳥のさえずりしか聞こえなくて。ここ全体がもはやメディテーションスペース! お風呂やサウナに入る前から整っちゃったわ(笑)。

 

源泉かけ流しの肌にすっとなじむお湯をたたえた露天風呂

惣湯テラス 露天風呂

渓流を眺めながら入る露天風呂はいつまででも入っていられる気持ちよさ♡ 写真提供/湯河原惣湯

 

 

ミホ 露天風呂は人が少なくてプライベート感があってゆったり入れるし。おしゃれっぽいけど、源泉かけ流しなのもいいわね。

 

ミワ 湯河原の泉質は「傷の湯」として知られて、傷病兵の療養地としても全国的に有名だったんですって。肌にすっと馴染む柔らかいお湯に体を沈めながら、自然の音に耳を傾ける。まさに大人だけが許される至福の時間! 大人になってよかったわ~。

 

ミホ ミワさんの好きなサウナもあるしね。

 

ミワ サウナも都心のサウナと違ってイモ洗い状態じゃなくて快適で、とてもキレイ!

惣湯テラス  奥のラウンジから見た風景

ミワ撮影。奥のラウンジから見た景色。禅の世界感のような静けさ。

 

 

ミホ 奥の湯と奥のラウンジはもっと静かで、雰囲気もまたよかった。

 

ミワ いつでも入れる露天風呂とはまた違った雰囲気。いるだけでざわついた心が落ち着いてくるような静けさ。違う季節にまた行きたいわ!

惣湯テラス ライブラリー

好きな本を読んだり、目をつぶって仮眠したり。思い思いにリラックスできるライブラリー。 画像提供/湯河原惣湯

 

 

ミホ 惣湯テラスのライブラリーも広々として静かだったわね。みんな、ただボーッとくつろいでいるだけ。湯上りに入館時に渡された館内着に着替えて、イスに座って読書なんて、こんな贅沢な時間忘れてた。

 

ミワ あの時は真冬だったから館内で過ごしたけど、暖かくなったら外のラウンジにぼんやり座って過ごすのもよさそうね。

 

OurAge世代にうれしい体にやさしい食事

惣湯テラス 食事

毎月、メニューが変わるので、何回通っても楽しめる! 写真提供/湯河原惣湯

 

 

ミホ そして、予約するならぜひ食事とセットがおすすめ!ここの食事が感動的に体にやさしくて!重いものが食べにくくなってくる40~50代の女性には絶対うれしい内容よね。

 

ミワ お出汁の味が口に広がって、どれも滋味深くて体に染みた。温泉に入った後って体に悪いものは入れたくないでしょ。だから、こういうナチュラル素材の食事って本当にうれしいわね。

 

ミホ お酒は別だけど(笑)。

 

ミワ それは別腹(笑)。

 

ミホ お酒や一部のドリンクは1杯目無料で、私の好きな日本酒と白ワインがメニューにあってうれしかったわ♡

 

ミワ 私は温泉後の体に冷えたビールが心地よかったわ~。

 

昭和の佇まいを残した温泉街を散策

湯河原惣湯のほぼ向かい側にある「小梅堂」

ミホ撮影。湯河原惣湯のほぼ向かい側にある「小梅堂」。名物はきび餅。

 

 

ミホ 食後はテラスでゆっくり休んで、仕上げのお風呂に入って最大5時間の滞在時間をフル活用したわね。

 

ミワ 入る前は「5時間、長いよね」とか言っていたのに、意外にあっという間だった。ゆっくり過ごしたい大人女子は、ぜひこの静けさを体験してほしいわ!

 

ミホ 自然の景観を壊さない形でイマドキの建物をまちづくりの一環として作り、古い温泉街だった湯河原にお客さんを呼び戻すことに成功しているところもさすが! 昭和のひなびた温泉を愛する私としては、全国の古い温泉地にぜひ湯河原を真似してほしいって思ったわ。

 

ミワ 熱い温泉愛♡  昭和の佇まいを残した、島崎藤村や夏目漱石も好きだったといわれている「小梅堂」のきび餅も美味しかったし、温泉街の散策も楽しい!  女性一人でも来やすいから、仕事に煮詰まったら現実逃避をしにここへ来ようっと。

 

ミホ 気分は島崎藤村(笑)。いい原稿が書けそうね♡

 

 

DATA
湯河原惣湯テラス
住所 神奈川県足柄下郡湯河原町宮下566
電話 0465-43-8105
営業時間 土日祝10:00~18:00(最終入館時間16:30)
平日10:00~18:00(最終入館時間16:30)
定休日 水曜日、第二火曜日 ※公式インスタグラム公式サイトをご覧ください
料金 食事あり¥6500 食事、フリードリンク(アルコールは2杯目から別料金)、館内着、タオル、滞在時間最大5時間。
要予約
*当日空きがある場合に限り、予約なしで入館可能。

 

 

取材・文/山本美和

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