みなさーん、こんにちは!!
ふみっちーは今、長野県小諸市に来ています。うーん、涼しいー!澄んだ空気がおいしいー!
……って、これ、実は8月の話なんですけどね。東京の猛暑を逃れて訪れた信州小諸は、まるで別世界のような涼しさ♪ 快適でした。
さて、なぜ小諸を訪れたかと言うと……そう!リンゴ部@OurAgeの部長として、「若摘みりんごピッキング」に来たのです!
みなさん、りんごはお好きですか?
ふみっちーは子どもの頃から大好きなんです。果物でいちばん好きなのは、りんご。
子どもの頃は、秋になると、りんごを毎日1個は食べていました。それも皮のまま、丸かじりで、です。ワイルドでしょ?(笑)
りんごには、素晴らしい健康効果があることがわかっています。
ヨーロッパには「1日1個のりんごで医者いらず」ということわざがあるくらい。現代科学の観点からも、ペクチンなどの食物繊維、カリウムなどのミネラル、リンゴ酸などの有機酸などが含まれており、動脈硬化や高血圧の予防などが期待されています。
さらにさらに! OurAge世代には欠かせない栄養素、ポリフェノールも豊富に含まれているのです。まさに
“若さと美のための果実”
と言えるかもしれません。
というわけで、急遽、リンゴ部@OurAgeを立ち上げ、美味しいだけじゃない魅力がたっぷりのりんごについて研究してまいります。どうぞよろしくお願いいたしますね。
ところで「りんごピッキング=りんご狩り、といえば秋よね?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
そうなんです、確かに成熟果のりんごの収穫は11月の今がピーク。
でも、今は未熟果である、青いりんごも人気がジワジワと上がっているそう。
そしてなにより、未熟果のりんごは、成熟果のりんごに比べて、「りんごポリフェノール」の濃度が約10倍高いのです。詳しくは現在発売中のMyAgeをご覧くださいね。青いりんごの実力は、たいしたものなのです!リンゴ部@OurAgeとしては、このチャンスを見逃すわけにはいきません!
訪れたのは小諸でりんごやプルーンを生産している「福井りんご園」さん。
経営者の福井英行さんは、なんと元建築士。
転職して、ここ小諸で一から農園をスタート。荒地のようだった土地の片付けから始めた、というから、並大抵の努力ではなかったはず。
それが今では、シナノゴールド、シナノスイート、名月(めいげつ)を中心に、りんごだけで85アールの畑となりました。230本くらい、りんごの木があるそうです。スゴいー!
ところでみなさん、りんごの木を見て……何か気づきませんか?
答えは次のページに!
りんごって、こんなにいっぱいなるものなの?
ニュースなどで見る収穫前のりんごは、もっと少ないような気がするけど?
豊作ってことなのでしょうか?
「ここから、“摘果(てきか)”という作業が必要になります。
りんごはひとつの株に5つの花が咲き、5つの実ができます。まず、その花か実をひとつにします。そして間隔をあけて、ひと枝にいくつかの実を残します。
たくさん実を残すと、ひとつひとつのりんごが大きくなれず、木の負担も大きくなって、翌年花が咲かなくなってしまうんですよ」
と、福井さんは教えてくれました。
りんご農家さんは年中、大忙し。福井りんご園さんは、
1~3月は炭焼き(炭は粉炭にして土壌改良に使用)、剪定。
4~6月は受粉管理、摘花(てきばな)、摘果(てきか)作業や草刈り。
7~8月は草刈り(除草剤は使わないそうです)。
9~12月は着色管理、収穫、草刈り、施肥。
と、1年中休む間もなし。農薬の使用を最低限にして、美味しいりんごを丹精こめて作ってらっしゃいます。
さあ、自分でもいだ青りんごを、その場でむいていただいて、いよいよ試食ですよー♪
食べてみると……シャキシャキで、ほのかな甘みで、成熟果とはまた違う味わいです。みずみずしい果実の歯ごたえが実にフレッシュ。サラダに入れてもおいしいですね、きっと。甘く熟したりんごとは違う魅力を発見!
あ、見てください、皮をむいたらあっという間に、りんごが茶色く変わり始めました。
<Before>
↓
<After>
これは、
ポリフェノールがたっぷり含まれている証拠。
「りんごポリフェノール」が、果実の劣化を早める酸素に反応して、実を守っているということなんですね。
本当に、あっという間でした、ビックリでしたよ!!
「若摘みりんご」の実力、スゴい!!
このパワーをいただけたら、きっといいことあるはず!!
自分でもいだりんごを担いで、「豊作、豊作♪」とホクホク顔のふみっちー。貴重な体験もでき、勉強になりました。
え、青りんごはどうしたかって?
もちろん毎朝、丸かじりでいただいちゃいましたよー!
しばらく朝食はとても充実しておりました……。
では次回の部活動レポートも、どうぞお楽しみに♪
撮影/冨樫実和