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何に気をつけて、どう乗り切ればいい? 「40代からのフェムケアセミナー」が開催されました

広告/花王

 

フェムケアという言葉はよく聞くようになりましたが、実際にはどんなことをすればよいのでしょうか。日本泌尿器科学会専門医の関口由紀先生をお招きし、OurAge主催のオンラインセミナー「40代からのフェムケアセミナー~毎日を生き生きと楽しく過ごすために~」が開かれました。今からできる日々のケア。セミナーの内容をダイジェストでお届けします。

 

「40代からのフェムケア」連載はこちら


関口由紀先生
女性医療クリニックLUNAグループ理事長。医学博士。日本泌尿器科学会専門医。人生100年時代の日本の中高年女性の骨盤底・血管・骨・筋肉の総合的な維持管理を提唱し、生涯にわたるヘルスケアを実践。閉経前の女性対象のクリニックと、閉経後の女性を対象にするクリニックを主宰。

 

東京の桜が満開を迎えた3月下旬、関口由紀先生と花王PRの菅原明子さんをお招きし、オンラインセミナーを開催。およそ250名の方にご視聴いただき、編集部一同、改めてフェムケアへの関心の高さを実感いたしました。

左より、OurAge鈴木桂子編集長、花王PR菅原明子さん、関口由紀先生

 

まずは参加者のみなさんにオンラインでアンケート。

 

花王セミナー

 

40歳を過ぎてどんなことに体の変化を感じるようになりましたか? という質問でしたが、1番多かったのが「体力の低下」。続いて「乾燥」「尿もれ」という結果に。OurAge世代の体は大きく変化する、と関口先生は指摘。

 

何に気をつけ、どう乗り切っていけばよいか、たっぷりとお話いただきました。

●55歳からは人生のQOL向上の準備を始める時期

45歳から55歳は女性ホルモンがアップダウンしながら下がっていく。ここが更年期です。更年期が終わる55歳以降になると、高コレステロール血症や動脈硬化、骨量/筋肉量の減少などが起き始めますが、最も深刻なのはGSM(閉経関連尿路生殖器症候群)だと指摘。閉経に伴う、外陰・腟の萎縮変化およびそれに伴う不快な身体症状全般を指します。

 

しかし、55歳以降は「生殖を終了し、月経トラブルから解放され、自由を謳歌できるもっとも人生の楽しい時期。来るべき高齢期を楽しく過ごすための大切な準備期間でもあります」と先生は言います。

 

「女性の人生のラスト10000日(約30年)のQOLの維持に必要なのが下半身の強化です。とくに重要なのが骨盤底筋群。女性のQOLには、GSMの改善が欠かせません」(関口先生)

 

そこで、セミナーでは日々できるケアをご紹介。参加者の皆さんも画面の前で実践です。

体はリラックスし、呼吸は自然に。お腹とおしりを動かさず、肛門を締める。キュッと締めたりゆるめたり、ぎゅーっと締めたりゆるめたり。

次に膣と尿道の部分をしめる。呼吸は自然に。キュッと締めたりゆるめたり、ぎゅーっと締めたりゆるめたり。

最後は持ち上げる。肛門をぎゅっとしめて、息を吐きながら膣と尿道をぎゅっと持ち上げる。ゆっくりはっきり、メリハリよく動かすのがコツ。

 

いつでもどこでも、どんな体勢でもできるように、日ごろの習慣にしましょう。

電車で座っているときや、立っているときなどはトレーニングのチャンスです。

また、ツボ押しも効果的。
お風呂上りなどに「太衝」「足臨泣」のツボを押しながら指先に向かってぐっと伸ばします。女性ホルモンの分泌が良くなり、足のむくみも解消します。

 

そして、重要なのがフェムゾーンの保湿。関口先生が模型を使って、保湿方法をレクチャーしてくれました。

お風呂で石けんを泡立て、クリトリスと小陰唇はやさしく指で洗い、あとは全体的にざっと洗えばOK。お風呂上りはボディクリームなどで保湿を。膣は指の第2関節まで入れて、そのまま指をぎゅっと持ち上げるトレーニングを。あとは外陰部や肛門まわりにさっと塗ります。

 

●尿もれはほとんどの人が経験する

冒頭でご紹介したアンケート結果でも、尿もれで悩む人は少なくありません。関口先生よると、分娩や加齢で骨盤底筋群がゆるんでしまうため、仕方のないことだと言います。

「とはいえ、快適に過ごすことがとても重要です。今は吸水ケアの専用品がいろいろ出てきていますので、気軽に使ってほしいと思います。生理用品やおりもの専用ライナーなどは、サラサラの尿を吸水する仕様になっていません。専用品は吸水力はもちろん、消臭効果も高いので尿もれが気になったら、ためらわずに使い始めましょう。ただし、1日中つけていると膀胱を甘やかしてしまい、尿もれしやすくなってしまうので、おでかけの際に使うなどのメリハリのある使い方がおすすめです」(関口先生)

 

そして、最後に関口先生からのメッセージです。

 

「明るさこそがすべての源泉。明るく前向きでいられることがすべての原動力です。そして楽しい人生のベースはやはり、健康でいること。40歳を過ぎるとどうしても“ちょっとのケア”が必要になってきます。少しのケアを日々継続することで、好きなこと、楽しいことができる人生を送りましょう。これからまだ、先は長いのですから」

 

 

●尿もれには、専用品を活用して毎日を快適に

 

セミナー協賛社である花王のPR担当菅原さんより、花王の吸水ケア「ロリエ さらピュア 超薄ランジェリーライナー」と「リリーフ アクティブ吸水ショーツ」のご紹介もありました。

花王の調査では、30~70歳女性の約7割、つまり3人に2人は軽い尿もれの経験があるということがわかっています。その中で約8割の人は咳やくしゃみをしたときだと回答したそうです。多くの女性が尿モレ経験があるにもかかわらず、吸水ケアの専用品を使用している人はまだ半数。生理用品などで代用している人がまだまだ多いようです。

尿もれには専用の商品を使用して、快適に過ごしていきたいですね。

 

 

ロリエ さらピュア 超薄ランジェリーライナー 15㏄/25枚入り
1.6㎜という薄さでつけてる感ゼロへ。超薄だからランジェリーにしなやかになじみます。さらにパワフル吸水で水分をしっかり吸引し、いつでもさらさら快適。瞬間ロック消臭、抗菌99.9%*も。気分華やぐパッケージで、店頭でも手に取りやすいのがうれしい。

*吸収シート表面での細菌の増殖を抑制。すべての細菌の増殖を抑制するものではありません。

 

ロリエ さらピュア 超薄ランジェリーライナーについてもっと詳しく

 

リリーフ アクティブ吸水ショーツ М/9枚入
吸水ナプキンとショーツが一緒になったゴワゴワしないスリムなショーツ。コンパクト吸収体を採用し、下着のような履き心地。360度ストレッチのフィット生地だから、いつものパンツスタイルも楽しめます。さらに、吸汗ドライ素材採用で汗をかいてもさらさらキープ。ズレ・ヨレが気にならずスポーツ時にもおすすめ。抗菌消臭。

 

リリーフ アクティブ吸水ショーツについてもっと詳しく

 

撮影/山田英博 イラスト/かくたりかこ 取材・文/島田ゆかり

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