アイメイクは力を入れる人でも、眉は足りないところを描き足すだけ…になっていませんか?
実は顔の印象を大きく左右するのが眉!
CHIHARU式リフトアップメイク術・アイブロウ編では、どのようなテクニックが飛び出すのか!?
CHIHARUさんは、元宝塚出身なだけに「なりたいイメージを決めて、そうなるにはどうしたらいいかを考えるの」と、メイクでどう印象を変えられるかを考え続けてきた方! 「眉はその中でも、いちばん印象を変えられる重要パーツです」 なるほど!
顔の印象をハッピーにも寂しくもできてしまう、眉。それをどうしたら?
CHIHARUさんテク、必見です!!
顔のフレームとなる美眉で顔に立体感を出す !
太めのナチュラル眉をきちんと仕上げることで、若い印象に変えることができます。
眉から鼻にかけてのシャドウも立体感ある顔立ちにマスト!
1.眉と目の間隔が広くなった
⇒眉の描き方で狭く見せることができます
眉山の下部分から描きはじめます。
自然な太さが出るように眉の下ラインを描き足し、
上ラインは眉山に角度をつけずに直線的に。
眉尻の終点は口角と目尻をつないだラインの延長線上に。
眉頭は間を指1本分くらいあけます。
眉毛がまばらな場合はリキッドアイブロウ(下のK‒パレットリアルラスティング アイブロウ24h 01)で1本ずつ描き足して。
眉尻にも使うと消えにくくなります。
[上]薄づきタイプのリキッドアイブロウ。耐水性高分子ポリマー配合で消えにくい。
K‒パレットリアルラスティング アイブロウ24h 01 ¥1,200/クオレ
[下] キッカ エンスローリング アイブロウケーキ 04 ¥6,000/カネボウ化粧品
こんな眉はNG!
「眉尻が細くて薄いと老けて寂しい印象になります。
また、まぶたが広くなって平坦な顔に見え、
顔全体が大きな印象になってしまうことも」
2.顔が平坦になってきた
⇒眉頭~鼻へノーズシャドウで目元引き締め
眉頭のアイブロウパウダー(1で使用した[下])を指でぼかし、
目頭のくぼみへのばしてノーズシャドウに。
顔に縦ラインができることで締まった印象になり、
顔全体も立体感が出て締まって見えます。
3.はれぼったいまぶたが垂れてきた
⇒アイブロウパウダーを仕込みシャドウに!
まぶたに隠しシャドウを仕込んで掘り起こし、立体感を。
アイホールのラインにそってアイブロウパウダーの淡いブラウンを入れてくぼみを作ります。
まぶたを狭くし、自然な目力を上げる効果も。
これでメイクは完成!?
いえいえ、リップとノーズメイクも忘れてはいけません!
次回はCHIHARU式リフトアップメイク術、リップ&ノーズ編です。
CHIHARU式リフトアップメイク術
④ アイメイク編 2 はこちら
③ アイメイク編 1 はこちら
② ベースメイク術 はこちら
① CHIHARUさんが教えるメイクの鉄則 はこちら
CHIHARU
ヘア&メイクアップアーティスト。
宝塚歌劇団に19年在団している間に培われた知識をベースに、
独自のメイクテクニックを提案。
著書に『CHIHARU式 美顔造形メイク』(幻冬舎)がある
撮影/青柳理都子〈モデル〉 鈴木康久(千代田スタジオ)〈物〉
ヘア&メイク/CHIHARU スタイリスト/櫻井聖子(aloha dog)
モデル/梅原梨央 取材・原文/中込久理