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https://ourage.jp/karada_genki/44807/

レモン農家さんを支援!! “恋するレモネード・プロジェクト”

今村ナオミ

今村ナオミ

カフェオーナー。ライター、編集者として活躍中の2008年、古民家を改装した1号店「イリヤプラスカフェ」、その後、倉庫を改装した2号店「イリヤプラスカフェ@カスタム倉庫」をオープン。料理上手なスタッフに囲まれ、食べること、インテリア、アートなどなど、大好きなコト、モノをぜーんぶ集めて、持続的におニューで、わくわく感のあるカフェを目指して試行錯誤の日々。

http://www.imadoworks.com/iriyaplus/

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みなさん、こんにちは。

カフェな日々の今村ナオミです。更新が遅れて、ほんと、すみません!

しかも、今回は、急遽、私が立ち上げた緊急プロジェクトの

ご紹介をさせてください!

 

 

前回の続きの、カフェがせっかくうまく行き始めた矢先の

トラブルにつきましては、次回、ご紹介いたします。

 

 

実は、私は、前にこのコラムでもご紹介した

レモン農家さんを支援する“恋するレモネード・プロジェクトを

立ち上げ、慣れないことにバタバタな日々を送っていたのです。

 

 

農薬をまったく使わないで柑橘類を栽培する佐藤辰之さん。

レモンも栽培していまして、イリヤプラスカフェでは、

このレモンでおいしいレモネードを手作りしています。

そのことも、以前、このコラムで紹介させていただきました。

https://ourage.jp/column/karada_genki/29264/

 

 

 

佐藤さんは、平日は会社員の、週末農家なので、週末に収穫して、

発送していただく、というのがいつものこと。

 

今村さん レモン農家ご夫婦

平日は栄養士として 働く妻の早織さん。「この景色を見ると気持ちよくて、リフレッシュできます」と早織さんもすっかり週末農家で す。

 

 

ところが、今年の春は、佐藤さんからのレモンが届かなーい。

どうしちゃったのかしら?と思っていたら、

 

 

今年の4月は、雨ばっかり、でしたよね。そのために、

レモンの収穫がなかなか進んでいないというです。

 

 

そりゃあ、そうですよね、佐藤さんの農園は、山の斜面にあって、

雨の日の収穫は危険。それに雨にぬれた果実は痛みやすいため、

どっちにしても収穫ができないそうなんです。

 

 

う〜ん、なかなかレモネードが作れない、と思っていたところ、

一方、佐藤さんは、収穫が遅れてしまったレモンが

あまってしまいそう、というのです。

 

 

そこで、ようやく晴れた週末の4月18日、佐藤さんの農園に

レモンの様子を見学にいったところ、レモンの実がまだたくさん

残っていました。

そして、その後、5月に入ってからの、急激な気温上昇!

このままでは、レモンが傷みやすい・・・という現実。

「100〜200kgほど、レモンがあまってしまいそうなんです」と佐藤さん。

うわぁ、ほんと、自然相手の農業ってタイヘンです。

 

 

佐藤さんが農薬を使わずに育てたレモンがあまってしまうのはもったいない、有効活用したい。

そこで、イリヤプラスカフェでは、佐藤さんのレモンをできるだけたくさん買い取って、レモネードを仕込みましょう!ということに。

 

 

しかしです、そんなにたくさん作っても、カフェだけで使い切れるかしら、

だからといって、市販するほどたくさんのレモンの量ではないし、

それにイリヤプラスカフェのレモネードは、すごーく手間がかかって、

大量生産できるようなものではありません。

 

 

う〜、こんなとき、どうすればいいの?

と、行き詰まったときって、いろんな人に話をしますよね。

 

 

そんなときです、友人からのアドバイス。

「クラウドファンディングを利用するといいと思うよ。

友だちがクラウドファンディングの会社を始めたから、

紹介するね」とのこと。

 

 

友だちの友だちは、友だち、みたいな感じで、

その3日後くらいには、クラウドファンディング「きびだんご」の社長、

松崎さんを紹介してもらいました。

 

 

「きびだんご」は、支援とわくわくなお買い物をミックスしたような

クラウドファンディングを展開する会社です。

 

 

「買い物って楽しいですよね〜。それが支援にもつながるというのが、

ワクワクすると思うんです」と、とっても穏やかな松崎社長。

クラウドファンディングの存在や仕組みは、だいたい知っていましたが、

正直、身近に感じたことはなかった私。

ところが、この出会いをきっかけに急に、挑戦してみようかな、

という気持ちになったのです。

 

 

クラウドファンディングは、支援を呼びかけるページは

基本のファーマットに沿いながら、自分で作るのが基本。

支援を呼びかける文章はもちろんのこと、

支援のための商品の内容も、支援の金額も、達成するまでの期間も、自分で決めます。

目標額に達しなかったら、この企画はすべて流れてしまいます。

つまりですね、All or Nothing なんです。

 

 

う〜ん、迷うこととか、決めなきゃいけないことがいっぱい!

なんでもそうですが、初めてのことって、

わからないことだらけ。

 

 

そんなこんな、慣れない支援の呼びかけ、の強い見方に

なってくれたのが、きびだんごの担当者、種村さん!

何度もカフェに足を運んでくれて、いろいろ相談に乗ってくれたり、

たわいのないおしゃべりからアイディアが生れたり、

とっても楽しい、心強い味方になってくれました。

結局、人とのつながりなんですよね、何事も!

とまたも思ったのでした。

 

種村さんとも相談して、今回はレモネードのモトや、カフェでレモネードを飲むチケット、レモンづくしディナーなどを支援のための商品にしました。

 

今村さんと種村さん

きびだんごの種村さんとカフェで打ち合わせ。
レモネードを発送するときの箱について相談に
のってもらいました。

 

 

佐藤さんの農園にも、久々におうかがいしました。

除草剤も使わずにレモンを育てているため、

佐藤さんのレモンは、大きさがバラバラで、でこぼこしてて、

黒いシミがたくさんついているものもあります。

だから、見た目の商品価値が低くて、なかなか売れないそうなんです。

 

 

今村さん レモン

農薬を使っていないレモンは、形も大きさも不揃いで、表面に傷や汚れがあります。

 

 

でも、こんなレモンが自然に近い形。健康な形なんですよね。

見た目をきれいに整えるために、農薬を使わなきゃいけないという

農業の現実についてあらためて考える機会になりました。

 

 

クラウドファンディングは、みなさんに支援したいと

思っていただけるように、想いを込めてサイトページを完成させるまで、

想像以上に時間とかエネルギーがかかりました。

 

 

でも、また新しいことに挑戦できて、よかったあ〜と思っています。

そして、一応、支援金は、目標額に無事に到達したんです!やったー!

 

 

今、スタッフののりちゃんが、レモネードのラベルを、

手描きで作ってくれています。

私は、レモネードを入れる段ボールの箱のサンプルを手作りして、

箱を発注する準備をしています。

 

 

今村さん レモネード

イリヤプラスカフェのレモネード

 

 

恋するレモネードプロジェクトは、これからがようやく

スタートです。頑張ります!

 

http://kibi-dango.jp/info.php?type=items&id=I0000103

レモネードのモトは、ほぼ完売となりましたが、レモンづくしディナーや柑橘類の予約などは、まだ残っています。

ご興味のある方は、ぜひともご支援、よろしくお願いします。

 

 

 

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