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SOS!!「大災害の避難 お金はどうすればいいの…!?」

井上きみどりさん(ノンフィクション漫画家)

井上きみどりさん(ノンフィクション漫画家)

仙台市在住の漫画家・コラムニスト。震災復興、放射能、女性と子どもの病気、国際協力をテーマに作品を発表。近作に『オンナの病気をお話ししましょ。』『わたしたちの震災物語』『マンガでわかるコドモの医学』『ふくしまノート』『カホゴ夫の日常』『子育ては「絵メモ」で伝えればうまくいく!』。
河北新報社にてイラストコラム「週刊きみどり」連載中

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こんにちは
漫画家の井上きみどりです。
いつ、どこで、何が起こるかわからない今の時代を生きる
OurAge世代の女性が役立つ(であろう)
災害と女性のカラダについて
書かせて頂いているこのコラム。

 

 

 

今回も
皆さんから頂戴した質問を
井上が皆さんの代わりに専門家や経験者にお聞きし、
報告させていただきます!

 

 

 

さて。
今回、編集部宛に頂いた質問は・・・
井上さん8回目 1

 

 

大災害が起こった時、
着の身着のままで避難しても
数日間は、何とかなることが多いのですが
避難生活から立ち直るには
やはりある程度のお金が必要です。

 

 

 

井上の場合は
震災前から、こんな風に
非常持ち出し袋の中に小銭を入れて
すぐに持ち出せるよう、玄関の隅っこに置いていました。

 

井上さん8回目 2

 

これで当面はしのげますが、
津波で家を流されたり、
自宅が全壊して住むところがなくなった場合は

まとまったお金が必要になります。
でも、一分一秒を争う避難時。
貯金通帳まで持って逃げることはできません。

 

 

 

そこで、宮城県沿岸部に住んでいた知人のお母さんは
災害時にお金を守るために
普段からこんな工夫をされていたそうです。

 

 

 

井上さん 8回目 3

 

ポイントは印鑑・・!
このお母さんのご自宅は
残念ながら津波で流されてしまいましたが
印鑑があったお陰で
お金の出し入れの手続きや
公的な手続きが早く済んだそうです。

 

 

 

印鑑は安価な認め印でOK。
銀行印がなくても、依頼書を発行できたり、
何かとスムーズに手続きができて助かったとか。
日本ってまだまだ印鑑社会なんですね・・・。

 

 

 

東日本大震災の直後は
印鑑や通帳、身分証明書がない人も
「口座がある」と申請すれば
銀行から10万円までの一時貸出金が支払われましたが
生活を立て直すためには十分な金額ではありません。
避難グッズを用意する時には
身分証明書、通帳のコピーと合わせて
印鑑もぜひ用意して下さいね。

 

 

 

 

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