前にも書きましたが、人間ドックの検査で、骨量が減っていたのがショックだったミーナです。骨粗鬆症になるというほどでなくても、老化で減ってるのは悔しいですよね。今回からのシリーズでは、6つの骨トレのアイディアが紹介されるので、できるものからトライですね。
ストレッチ、食、グッズ…
実践すれば変わる!
骨トレのための新常識! アイデア6選
丈夫で美しい骨を育むために、あらゆる角度からアプローチ!
ここでは、骨を元気にするストレッチや食品、歪みの予防、改善を助けるアイテムなどを手軽に取り入れ、美骨ライフを送るための6種のアイディアをご紹介していきます!
今回は、NYセレブやアスリートの間で話題のストレッチ「ヤムナボールメソッド」をご紹介します。
鈴木 智さん Satoshi Suzuki
profile
ヤムナボディロジック公認プラクティショナー、NATA公認アスレティックトレーナー。「ヤムナボールメソッド=骨のワーク。運動経験のない方でも安全に取り組めます」
骨に働きかける!
NY発の究極のストレッチ、「ヤムナボールメソッド」とは?
ボールを使ったボディローリングで骨と筋肉を刺激する「ヤムナボールメソッド」。独自に開発されたボールの上に、深く呼吸をしながら自分の体重をかけていく簡単なメソッドながら、驚くべき効果が得られると、早くからニューヨークセレブやアスリートの間で話題に。
「骨を刺激することで骨の質を高め、体の状態やバランスをよくする。世の中には数多くのエクササイズがありますが、この点がほかのものとの大きな違いだと思います」と話す鈴木智さん。
骨と筋肉をつなぐ腱や付着部のあたりにはセンサーがあり、骨を刺激することで、腱や筋肉にも刺激が伝達。筋肉の緊張を解放し、運動後すぐに動作と姿勢の変化が実感できるとか。
「肩が開く、手が上がるようになるなど可動域が広がり、コンスタントに続けることで姿勢も改善します。更年期を迎えて骨密度が下がるなどの対策には、運動によって骨を刺激するのがよいことは知られていますが、慣れない運動で、かえって体を痛めてしまうことも。
その点、ヤムナボールメソッドは激しい運動は必要なく、優しい刺激で骨の代謝をサポート。いかに骨の質を維持するかが大きな課題のOurAge世代には、まさにおすすめのメソッドです」
※1~5は体の左右両側を同じように行います
坐骨の下にボールを置き、深い呼吸でリラックスしながら、お尻から太ももの裏側を膝上まで、上から順にほぐします。体の中心から緩めて
大腿骨からスタートし、下半身をほぐした後、ボールを胸の横に。太ももの外側と体側を伸ばし、脚の筋肉の動きをスムーズにします
うつぶせの状態で、骨盤の前側の骨から太ももの前側を膝上までほぐします。その後、力を抜いてボールの上に沈み、お腹を緩めて
うつぶせで胸の中央にボールを置き、肋骨を広げる感覚で胸骨を刺激。さらに鎖骨、肩、肘の付け根をほぐして。猫背、肩コリ対策になります
尾てい骨の先端の左右それぞれを起点に骨盤、腰、背中、首、頭までを背骨を持ち上げるようにしながら刺激します。姿勢を整え、内臓機能の改善に
ヤムナ スタジオ&ストア
DATA
東京都渋谷区富ヶ谷1-3-16 クレッシェンド代々木公園ビル2F ☎03-6407-1667
営業時間 10:00~18:00 ㊡第1・3金曜
ヤムナボディローリング 1回(75分)¥4,000、ヤムナフットフィットネス 1回(30分)¥1,750
http://yamunajapan.com
次回は、骨粗しょう症の予防の予防が期待されている注目の美容成分「シリカ」についてご紹介します。
撮影/小山志麻 取材・原文/蕨 康子