2015年3月に開通予定の北陸新幹線ですが、
今年に入って続々、石川県入りをしています。
新幹線工場（！？）から海上を輸送されて金沢港に上陸した新幹線の車両が
陸送により国道8号線を移動し
白山車両基地に入った！というニュースが聞こえてきていました。
その北陸新幹線の車両W7系が8月の初めに
金沢駅に初入線するという歓迎式典がありました。
500名の参加者を募集していたので、応募したところ….
なんと当選したので甥っ子を連れて行ってきました。
このＷ７系の車両のデザインコンセプトは
車両前面の空色に、工芸王国である北陸の
銅器や象嵌（ぞうがん）を思わせる銅色を取り入れているそうです。
北陸の空は雪国ゆえにいつもどんよりとしているイメージですが、
デザイナーさんが北陸へこられたときに『宇宙まで見通せるんじゃないか、
と思うほど深く澄んだ青に出合った・・・』とのことです。
素敵なエピソードですね。
さて当日、6:40までに受付を済ませた参加者はAからＥまでのグループに分かれ
順番に新幹線のホームに向かいます。
家族連れのファミリーやら孫を連れたおじいちゃん、おばあちゃん。
あきらか鉄ちゃん的な男子や鉄子と思われる若い女子仲間。
老若男女入り混じって、新幹線に向かってGO!GO!
まずは、開かずの扉から新幹線ホームへと向かいます。
私たちは、Eグループ。
一番最初にホームに上がって行きます。
ホームの時計は12:00をさしたまま動きません。
おぉ～。まだ開通してないってことね～。
各グループごとに仕切られたホームで参加者は
新幹線の到着を首をなが～くして待ちます。
折しも猛暑の続いているさなか、ホームは空調設備もない状況ですが、
想像したほど暑くはなかったです。心の中はワクワク燃えてましたけどね。
白山車両基地を6:20には出発した新幹線ですが、トラブルがあったらしく
予定よりも到着が遅れるとのアナウンスがありました。
試運転なので時速60kmぐらいで走行するらしいです。
熱中症対策のためか式典終了後に配られる予定だった
記念の水が前もって配られました。
写真の旗をみんなで振って新幹線を迎えます。
新幹線のホームには地下鉄でよく設置されているような
柵がもうけられていて
これでは小さいお子さんは新幹線をみれないのでは～って心配したのですが、
ちゃんとクリアな柵の部分もあって小さいお子さんたちは
今か今かと目を輝かせて待ってました。
8時過ぎにAグルーブのあたりからブラスバンドの奏でる音楽が聞こえてきて
いよいよ新幹線の登場です。
参加者は柵に寄りかかりカメラやスマホを、構えます。
私も例外なくiPhoneを構えるのですが
鉄子ではない私でも新幹線のライトが見えた時点から
妙にハイな気分になりました。
高揚して声をあげてる自分に驚きです。
なんだか子どものようにはしゃいでしまいました。
私たちEグループはホームの一番はじっこなので
歓迎式典の華々しい場所からは離れていてスピーチも聞こえず、
一体何が行われているのかわかりませんでした。
しかしながら、最後尾の12両目だけど先頭と同じ新幹線の顔ともいうべき車両が
目の前に止まっているのでシャッターチャンスはバッチリです。
12両目はどうもグランクラスらしく、
いつかはこの車両にのって東京へ行きたいなぁ。と思いを馳せるのでした。
式典が終わり、新幹線が新高岡駅に向かって出発してしまうと、
寂しさがつのります。
そんななか、登場したのが北陸新幹線のPRゆるキャラの『ひゃくまんさん』です。
今後、ますます活躍してくれることでしょう。
今回の舞台となった金沢駅は、
アメリカの旅行雑誌に『世界で最も美しい駅 14選』に選ばれたそうです。
来年、新幹線で金沢にお越しの際は武家屋敷跡散策などいかがですか？
東京から2時間30分弱。気の早い話ですが…
みなさまのご来県をおもてなしの心をみがいてお待ちしております♪
北陸新幹線
