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「いわずにおれない」
「「いわずにおれない」」
700円
集英社
童謡『ぞうさん』でおなじみの詩人がいのちの輝きを語りかける。
子どもから大人まで、心の扉が開く一冊。
ぞうさんのおはなはなぜ長いの?
「ぞうさん」「一ねんせいになったら」「やぎさん ゆうびん」「アリ」・・・など。
一世紀近くを生きてきた詩人から、こんこんと湧き出る詩。そのほとんどは、ひらがなで書かれた短いものだが、驚くほどの生命力にあふれ、読む人の渇きを潤してくれる。
そんな詩人が語った自分のこと。生き物のこと。いのちのこと。
まどさんの語りに、心が落ち着き、くすっと笑い、今の自分でいいんだと強く励まされます。
2005年の発売以来、年代を問わず、いろいろなかたに読み継がれているロングセラーです。。
「こんなにやさしい言葉で、
こなに少ない言葉で、
こんなに深いことを書く詩人は、世界で、まどさんただ一人だ。」---谷川俊太郎
(本の帯より)
「いわずにおれない」ニュース
★OurAge編集者のつぶやきでも紹介されました!
★第65回青少年読書感想文全国コンクール(全国学校図書館協議会・毎日新聞社主催)で、この本を読んでの感想文が「内閣総理大臣賞・中学校の部」で受賞しました。
★朝日新聞書評欄「売れている本」に紹介されました。こちらから読めます。(2020/5/30)
著者プロフィール
まど・みちお
1909年11月16日、山口県生まれ。詩人。道路、橋梁工事の測量・設計・施工、工業学校教師、工場の守衛、子どもの雑誌や本の編集などの仕事をしながら、童謡や詩を発表。52年、「ぞうさん」(團伊玖磨・曲)がNHKで初放送され、広く愛されるようになる。59年に国民図書刊行会を退社後、創作に専念。92年刊行の『まど・みちお全詩集』で芸術選奨文部大臣賞など数々の賞を受賞。94年には、日本人で初めて国際アンデルセン賞作家賞に輝いた。2003年、自分の絵と詩からなる『まど・みちお画集 とおいところ』が話題に。2014年2月104歳で逝去。