横森理香の更年期チャレンジ! 「コーネンキなんてこわくない」第1回「更年期がやって来た!」

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横森理香

作家・エッセイスト。1963年生まれ。多摩美術大学卒。 現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセイに定評があり、近著『40代 大人女子のためのお年頃読本』がベストセラーとなる。代表作『ぼぎちんバブル純愛物語』は文化庁の主宰する日本文学輸出プロジェクトに選出され、アメリカ、イギリス、ドイツ、アラブ諸国で翻訳出版されている。 最新刊は『いますぐゴキゲンになる60の言葉』。 また、「ベリーダンス健康法」の講師としても活躍。 主催するコミュニティサロン「シークレットロータス」でレッスンを行う。 横森理香公式ホームページwww.yokomori-rika.com.

★約1年半にわたり連載してきた横森理香の更年期チャレンジ!「 コーネンキなんてこわくない」がついに書籍となります!!
発売は2017年4月25日(火)予定。
現在、WEB書店(amazon楽天ブックスセブンネットショッピングなど)で予約受付中です。
本の内容についてはこちらから!!
ただいま連載第1回、2回、3回、4回をOurAgeでお読みいただけます。

 

①「更年期がやって来た!」

 

 

更年期症状の典型的なものとして、ホットフラッシュなるものがあるとは知っていた。

 

季節を問わず、TPO問わず、汗がドワっと出るというアレ。

 

「会議中に出るとホントに困るんだよね~」 とか、

 

「みんなが寒がってる季節に、一人だけ大汗かいてて恥ずかしい」 とか、

 

先輩諸氏の話は聞いていた。が、私には関係ないものとタカをくくっていた。

 

しかし・・・。

 

長年の筋腫持ちで月経過多、四十代後半からは過長月経に悩まされ、去年は生理時に卵巣嚢腫が二度破裂、七月に右卵巣摘出手術を受けた。内膜症による、チョコレート嚢腫というものだった。

 

手術前にリュープリンという、女性ホルモンを止める注射を一カ月に一本、計四回打って、生理が止まり、疑似閉経を体験した。その際、

 

「ん?  これは?」

 

というほどの汗が出た。一日七回ぐらい、無差別なタイミングで襲ってくる。ひどい肩こり、手足のこわばり、ついには右手の小指が痺れるという症状まで出て来た。また卵巣が破裂するのは怖すぎるし、手術までの我慢と自分に言い聞かせ、やり過ごした。

 

手術が終わり、一カ月後、血液検査をした。その時は、女性ホルモン値も低く、まんまとこのまま閉経か、というところまで行った。   ところが、三カ月後定期検診に行くと、また女性ホルモン値は上がってしまっていた。

 

「う~ん、どうやら前回の検査は、まだリュープリンの効果が残っていたようです」

 

担当のイケメンドクターは言った。

 

普通なら喜ばしいことだが、また生理があるということは、筋腫も大きくなるだろうし、一個残っている卵巣の腫れも心配、内膜症の症状だって出て来るかも知れない。痛しかゆしっ。

 

「またリュープリンですか?」

 

私は戦々恐々とした。あの副作用には、もう耐えられない気がする。

 

「はい。生理があるということは、また同じような症状が出てくる可能性がありますから。ご希望なら、再度手術をして全摘、という手もあります」

 

「いや~、それはさすがに」

 

年齢的に、もうすぐ閉経だろうから全摘はしないでもよろしい、という、教授先生の判断で、腹腔鏡手術による右卵巣だけ摘出手術を選択したのだ。

 

あ、ちなみに、イケメン先生は助教授ね。

 

「では、次の生理が来たら、すぐ来てください。リュープリンを打ちます」

 

「げっ」

 

更年期御用達。我が家の癒し系猫・ミルクちゃんです。

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