HAPPY PLUS
https://ourage.jp/kounenki_no_chie/menopause/223894/

「『閉経』のホントがわかる本」を出したわけ

吉川千明

吉川千明

1959年生まれ

美容家、オーガニックスペシャリスト

自然や植物の力に着目し、オーガニックコスメをはじめ、スパ、漢方、食にいたるまで、ナチュラルで美しいライフスタイルを提案

オーガニックビューティの第一人者として知られる

 

OurAgeインタビュー「美容の世界をあらゆる角度から学び、最高の知識で女性を救いたい」はこちら

記事一覧を見る

知って過ごすのと、知らずに過ごすのと、

これからの人生が全く違ってきますもの。

自分を丸出し!にしても、皆さんに伝えたかったこと

 

 

 

こんにちは。吉川千明です。お元気ですか?

9月9日に「閉経のホントがわかる本」がでてから1ヶ月、

すでに重版がかかり、増刷になりました。

集英社刊

 

皆さん、「閉経」のことが知りたかったのだな〜、と改めてわかりました。

自分達で言うのも気が引けますが、この本は本当に素晴らしい本となりました。

対馬先生も出し切った!千明も出し切った!

そしてそれを受け止めてくれたライターさんも、

集英社チームも、それはもう、本当に素晴らしかった。

昨年スタートして、このお正月には、泊まりの合宿をして、

知恵を出し合い、その後、コロナがやって来ました。

春発売の予定が秋に変更になりましたが、

妥協せず力を抜かずやったことが、全て良かったような気がします。

 

例えば、本の中で、「オンライン診療」を薦めていますが、

コロナになる前に書いていたのですが、現実になりました。

次は、一人一人が信頼できる「かかりつけの婦人科医」を見つけて、

日本全国どこにいたって、格差のない医療が受けられるようになること。

自分を大切に扱うセルフケアのノウハウを身につけて、

快適な毎日が送れるようになること。

なりたい自分を実現できるようになることが大切です。

 

私自身も半信半疑だったけど、人生の途中途中で体の部品を替えながら、

ほとんどの女性が100歳近くまで生きられるようになるとのこと。

閉経前後の過ごし方が、その後30年どころか、40年、50年の

健康の質を左右すると言われています。

閉経本は、あなたの長い人生の道を照らす灯り、ライト!になるはずです。

是非、活用ください。

ルリ子先生も、オンライン診療を始めましたので、

リンクを貼り付けておきますね。

どこにいたって診察が受けられるのです。

セカンドオピニオンとして利用されるのもよいでしょう。

対馬ルリ子女性ライフクリニックオンライン診療

 

 

さて、本の中には対馬先生との「対談」と「Chiaki’s Case」、

私の体験談が載っていますが、その中から2つご紹介したいと思います。

 

~Chiaki’s Case 心の問題を大きくしないために、できること、考えるべきこと~

コロナになって、心の不調を感じている人がとても多いように思います。

女性ホルモンの揺れは、心のさらにその下の「情動」を揺らします。

女性ホルモンの急降下による不安感やうつ気分が高まっているところに、

コロナ不安が来たら、緊張感は倍増しますね。

45歳〜55歳、その前後の年齢だったなら、まさにドンピシャリ。

低容量ピルやHRTを使うことは、「心のケア」にも最適。

婦人科のサポートを受けるのもとても良いと思います。

本当に違うのですよ。これはファーストチョイスと思います。

女性の落ち込みに婦人科を利用してください。

それと、曇りでない限り、毎日お日さまの光を浴びてください。

太陽光線を浴びないとセロトニンが作れません。

大事なうつ対策です。

私は、毎日散歩を日課に太陽光を浴びるようにしています。

不眠対策も兼ねています。

 

ケアによいものをご紹介します。

写真は、ブルーグリーンアルジーと呼ばれる「藻」のサプリメントです。

ブルーグリーンアルジーは、いまや世界のスーパーフードの最注目株。

チョコレートのカカオにも含まれる「幸せホルモン」の元、

フェニールエチルアミンをたくさん含み、

脳のサプリメントとして、とても注目されています。

 

 

〜Chiaki’s Case   ああドライシンドローム〜

 

あの頃、わたしも本当に乾いていました。

目、鼻、口、喉、そしてデリケートゾーン。

お顔もボディも、全身乾いていました。

肌の乾きも辛いけれど、特に粘膜の乾きは、なんともしがたいですね。

辛いです。私は、喉がかわいて、飴を舐めて寝ていましたもの。

しかし、夜寝ながらの飴は辞めましょう。危ないから!

そして、デリケートゾーン用のものや、膣の中に入れる潤滑剤のようなものも、

今はたくさん選択肢がありますが、当時はなかった。

やっと女性陣も口に出して「苦しい、どうしたらいいの?」

と情報交換できるようなよい時代になりました。

写真は、イギリスでは、ドクターの処方で出されるという

YESのデリケートゾーン用の製品。

私はこのブランドをとても信頼しています。

  • インティメート・オイルローションOB/YES
  • インティメート・フォームウオッシュ 無香料/YES

 

 

写真は、見つけると大量に買う、「マアル」のふんどしタイプのショーツ。

「満月パンツ」と言います。

足さばきがよく、モソモソせず、とてもおすすめです。

久留米絣の赤ですが、女性にとって良い色と柄とのことです。

今回は2枚買いました。

 

今回の最後に。

私のカウンセリング活動も再開しました。

イベントや美容の現場です。

一瞬マスクを外して、お客様のお顔を見せてもらうのですが、

正直、口元の筋肉が落ちていて、

想像以上に老化が加速していることにびっくりしています。

マスクの下で、口角下がりっぱなしの結果です。

口紅がついても、ファンデーションがついても、

いいではありませんか。

お顔全顔メイク致しましょう。お家でも朝からメイク致しましょう。

失うものが多すぎます!

写真の左にあるのは、私が長年愛用する「ジェーン・アイルデール」のBBクリーム。

やっぱりこれに戻ってしまう。落ちにくいです。

カバー力もあって大好きです。下地も粉もいらない。

私はこれだけで使っています。

隣は落ちにくい口紅。

このコンシーラーも目の下を明るくしますので、載せておきます。

  • グロータイム ミネラルBBクリーム SPF25 /PA++
  • ビヨンドマットリップステイン
  • エンライトゥン プラス

全てジェーン・アイルデール ジャパン

 

 

私のスキンケア Flor(フロル)も入れておきます。

ものすごい保湿力で、たるみの美容液としても断然オススメですから。

  • 左:Florモイスチャーハイドレイティングローション/BbyE
  • 右:Flor オールパーパスコンセントレイトクリーム/BbyE

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

やや無骨な名前とは裏腹に、上品で優しい芋焼酎! 原日出子さんの簡単おつまみもご紹介中です

やや無骨な名前とは裏腹に、上品で優しい芋焼酎! 原日出子さんの簡単おつまみもご紹介中です

PR
<前の記事

<前の記事
第73回/閉経後8年、吉川千明流サプリメントの摂り方

次の記事>

次の記事>
第75回/閉経と子宮筋腫とお悩み美容

この連載の最新記事

自然に過ごす更年期 ~幸福感と女性性にはこのアロマオイル

第93回/自然に過ごす更年期 ~幸福感と女性性にはこのアロマオイル

更年期世代必見。私の「子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん」検診

第92回/更年期世代必見。私の「子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん」検診

心も苦しい更年期、「離婚するのかしないのか」

第91回/心も苦しい更年期、「離婚するのかしないのか」

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル