8月9日(木)、銀座数寄屋橋交差点に隣接するソニービルがGinza Sony Parkとして新たに開園しました。
その前日に内覧会があり、ソニー企業の代表取締役社長・チーフブランディングオフィサー 永野大輔さんのお話も聞いてきましたよ。
「1966年からの旧ソニービルを、2つのステップでリニューアルしていきます。今回のGinza Sony Parkが1つめで2020年秋まで開園、2022年には新しい概念の新ソニービルを施工する予定です」
現在、東京は新しいビルが次々と建てられている建設ラッシュ。そこでSONYらしく、ほかとは違うことをしようと今回はあえて「建てない」リニューアルにしたそうです。50年以上前の設立当初からの「銀座の庭」というコンセプトを現代風に解釈して、旧ソニービルの建物を活かした公園「Ginza Sony Park」が誕生したのです。
「Ginza Sony Park」は地下4階から地上フロアまで展開。早速、見どころをちょっと駆け足でご紹介します!
〈地下4階〉
「“BEER TO GO” by SPLING VALLY BREWERY(“ビア・トゥ・ゴー” バイ スプリングバレーブルワリー)」で楽しめるクラフトビールは16種類、季節ごとに変わるデリやグリルと一緒にどうぞ。また、同フロアにはライブスペースもあり、毎週金曜にはライブイベントも。出演者は当日に発表されるというのが、ワクワク感を高めます。
〈地下3階〉
以前は地下駐車場だったフロアで、その面影を残した空間となっています。9月24日(月・祝)までは「Game×Parking」としてテーブルゲームや体験型ドライビングシュミレーターを設置。懐かしいインベーダーゲームなどが自由に楽しめますよ。
反対側の側面には「トラヤカフェ・あんスタインド」がありました。赤いところがお店、その横の壁に虎の絵が描かれています。
こちらで製造・直売する「あんペースト(シンプル)」はGinza Sony Park限定です。小豆、砂糖、寒天のみの原料でつくられた小豆の風味が際立つ味わい。50g 432円(税込、以下同)のほか、期間限定のあんペーストなども用意されています。
今度は地下2階です。次のページへ!
〈地下2階〉
東京メトロ「銀座」駅へのコンコースと直結する地下2階は体験型のイベントを開催するスペース。ソニーのウォークマン初号機のパッケージデザインが音楽を聴きながらローラースケートを楽しむ2人がモチーフになっていたことから、第1弾はローラースケート場に!9月24日(月・祝)まで、無料でローラースケートが楽しめるんです。※1回の体験は30分
〈地下1階〉
ミシュラン星獲得の上海料理店による飲茶スタンド「MIMOZA GINZA」では、エッグタルトや肉まん、香港ミルクティーなどをスタンド形式で販売。
藤原ヒロシさんをディレクターに迎えたショップ「THE CONVINI」です。
このフロアは公園のようなオープンスペースになっています。天井は吹き抜けで、銀座通りが見えます。設立当初の壁タイルなどもあえて残し、昔ながらのソニービルと共存したデザインになってるんですよ。大人世代には、なんとなく懐かしい雰囲気です。
キュンキュンしちゃったのがこの子、aiboのSparkくんが放し飼い状態に!頭や背中を撫でると喜んで目を閉じたり、名前を呼ぶと返事もしてくれます。何て可愛いんでしょ♡
最後に、地上フロアをご紹介します。こちらも見逃せませんよ〜。次のページへ!
〈地上フロア〉
ガジュマルにアカビロウヤシ、年代物のオリーブなど、世界各地から集められた特別な植物がズラリ。こちらは「買える公園」で、何と木は植木鉢に植えられたままで、購入することが出来ます。但し、育てる環境が整っているかなどの審査があるとのこと。
「買える公園」の下には、「トラヤカフェ・あんスタンド」の季節限定ポップアップストア。
夏のこの時季は、地下3階の製造所でつくられた「あんペースト(シンプル)」を使ったかき氷を販売。写真は「練乳」702円。ラムやリモンチェッロなどのアルコール入りの大人のかき氷もありましたよ。
向かいに留まっている車は“東京の今を届けるラジオステーション”、TOKYO FMのサテライトスタジオです。
8月17日(金)からは、旧ソニービルでも好評だった大水槽が復活!ナポレオンフィッシュなど、沖縄美ら海水族館から約25種類1,000匹の生き物が泳ぐ大水槽の展示が始まります。
銀座の新たな新名所、あなたはどのフロアが気になりましたか?早速、遊びに行ってみてくださいね!