11月も半ばを迎えると、毎年楽しみになるのが「ボジョレーヌーヴォー」!
今年も15日に解禁になりました!
その翌日、ボジョレー地区を代表する醸造家、ジョルジュ デュブッフ社から、有名な同氏のお孫さんであるアドリアン デュブッフ・ラコンブ氏を迎えて、今年のラインナップの発表会が実施されました。
フレッシュでフルーティな「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー2018」は、いわばボジョレーヌーボーの顔。今年はマグナムボトルも登場しています!
「ジョルジュ デュブッフ社といえば、あの、花柄のボトルね!」と気が付いた方はさすが。
でもさらに、「あの、いろんな種類のヌーヴォーがあるところね」
というのをご存じの方はどれくらいいるかしら?
当日会場に並んだのは、なんと12種類! 実は当日うかがった記者もここまでとは知りませんでした。
「ヌーヴォーといえば赤」というのが一般的ですが、
ピンク色がきれいなロゼが2種類もあったり、有機農法のぶどうで作った「オーガニック ヌーヴォー」もあったり、
隣の「マコネー」地区のシャルドネだけで作った白のヌーヴォーも。
豊富なバリエーションに驚きます。
写真の11種類と、マグナムボトルとで、ラインナップは全12種類。飲み比べて楽しみたい!
何よりの情報は、今年のぶどうの評価。
春先から適度な雨に、夏から収穫期には太陽に恵まれるという
「ぶどうにとって理想的な天候」だったという2018年、
そのせいか、「確かにこのヌーヴォー、美味しい!」と感じました。
良い年のぶどうの味わいを、いち早く楽しめるのこそ、ヌーヴォーの醍醐味。
商品によって、畑やぶどう選び、摘み方、醸造法なども違うので、ぜひ、さまざまな種類でトライしてみたいものです。
アドリアン氏から、特にオススメ、と紹介されたのが、ロゼのこれ。
ボトルも美しく、手に取るだけでアガる感じ。「パーティ」の名にふさわしい一本です。
「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー ボジョレー パーティ 2018」。
手摘みぶどうを、摘んで1時間以内に破砕・醸造したというものです。
香りも華やかでフレッシュな味わいの1本。
赤の前にまず、これで乾杯! と行きたいもの。
サーモンのマリネや、モルタデッラハムといった前菜によく合います。
お食事との相性でいえば、チーズに合う味わいの「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー フロマージュ グルメ2018」や、
前菜からメインまで飲める、お肉に合う味わいの「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー ヴィアンド グルメ2018」もあります。お肉といえば、アドリアンさんが日本で食べ歩いてみて発見した新事実!
「ボジョレーヌーヴォーは、トンカツに合う!」
ということで、会場ではトンカツもサーブされました。ヌーヴォーとトンカツのマリアージュ。
意外ですが、これ、確かに美味しいんです!! ぜひ、自宅でも取り入れてみたいと思いました。
お食事との相性を考えて作られた「グルメ」シリ-ズは、ナイフ&フォークが目印! 左がチーズ、右がお肉です。それぞれ、「らしい」色づかいでわかりやすい!
さらも今年もラインナップには新顔が登場。
「ジョルジュ デュブッフ スイーツ パーティ ヌーヴォー2018」
南仏のシラー種を使った変わり種ですが、ブルーベリージャムやカシスのような味わいのある、スイートでリッチなヌーヴォー。「デザートに合わせるヌーヴォー」というのも新鮮です。
ジョルジュ デュブッフ社からはボジョレーのみならず、さまざまな種を「ヌーヴォー」で楽しむ、という新しい流れができ始めているよう。
そんな多彩なボジョレー ヌーヴォーを楽しむパーティの場を、サントリーは昨年から「ボジョパ」と名付けているそう。
商品紹介や、畑や醸造の背景、種類ごとに合うお料理やテーマソング(!)まで、もちろん購入もできる、
充実したウェブもぜひ、ご覧ください!
取材・文、撮影/編集R子