創業140年を迎えた、スウェーデンのテキスタイルメーカーKLIPPAN (クリッパン)。3月26日(火)・27日(水)に、これを記念した展覧会がYellowKorner Showroom(東京 六本木)で開催されました。
入り口脇にディスプレイされていたのは、エプロンやランチョンマットなどキッチンまわりのファブリック。身近な植物をモチーフした鮮やかな柄がステキです。
優しい表情のくまさんや美しい色合いのブランケットなども、気の利いたギフトとして高い人気を誇っていますよね。北欧ならではのモダンなデザインだけでなく、100%ナチュラル素材にこだわった品質の良さもKLIPPANの大きな魅力です。
もともとは老舗紡績企業だったKLIPPAN 。1992年より、ブランケット製造の糸を紡ぐ工程から最終製品までの約50工程を全て自社工場で一貫して行っています。
また、ウール素材である羊毛に関してもサスティナブルな姿勢を徹底。暖かい羊の毛は虫が付きやすいため殺虫剤が使われているそうですが、これを極限まで減らし、羊が食べる牧草も抗生物質などは一切不使用。羊を快適な環境で飼育するアニマルウェルフェアにも配慮しているんです。
さらに、原毛の洗浄にも環境に負荷を与える洗剤や漂白剤を使わないという、使う人間にも優しくて安全なニュージーランド産エコウールを採用しています。
そして今回の注目がこちら! タペストリーのようにディスプレイされた「HOUSE IN THE FOREST」は、ファッションブランド「ミナ ペルホネン」のデザイナー皆川 明さんが描いた作品をブランケットで表現。2013年に登場し、今もOurAgeストアでロングセラーとなっているエコウールブランケットなんですが…
実は、スウェーデン国外デザイナーとの初のコラボが日本人の皆川さんなんですって。しかも、KLIPPANのブランケットと言えばリピートパターンが定番の中、「一枚の絵」をデザインにしたのも新たな試みだったとか。現在、KLIPPANのブランケットの中で世界で一番売れているのがこのデザインで、スウェーデン・クリッパン町の市庁舎にも紋章と共に飾られているのだそうです。
そんな「HOUSE IN THE FOREST」の原画が、140周年を記念してアートポスターとなって復刻! 3月29日(金)より、A2(税別¥50,000)、A3(税別¥30,000)の2サイズが数量限定で公式オンラインショップとKLIPPAN取扱一部店舗で販売中です。※ポスターの価格はフレーム込み
ちなみに、皆川さんデザインのアートブランケットは3部作となっていて、第2弾の「LAKE IN THE VALLEY」は2017年に登場。第3弾は今年の秋に登場予定とか。
次のページに続きます。
これからの季節は、ウールではなくコットン製のブランケットが活躍。ソファカバーとして使ったり、エアコン対策として膝掛けにもぴったりなサイズも揃っています。
皆川さんデザイン「CHOUCHO グリーン」のシュニールコットンブランケットは2019年春夏の新作で、OurAgeストアでも販売がスタートしたばかり。モールのようなモコモコした手触りのシュニール糸にして織っているので、柔らかいのにしっかりした質感、耐久性にも優れています。
裏表で違う色が楽しめるリバーシブルになっています。
会場には、オーガニックコットンも展示されていました。汗をしっかり吸収し、洗濯機で丸洗いが出来るので、これからの季節に気持ちよく使えます。
今季の新作では、タオルケットとして使える「サマーブランケット」(140×180cm 税別¥20,000)にも注目! オーガニックシュニールコットン65%使いなのでソフトな肌触りはそのままに、シングル仕立てにすることでより薄くて軽い仕上がりになっています。
日々の暮らしにサスティナブルな優しさと心地よい彩りを添えるKLIPPANのアイテム。シュニールコットンブランケットの新作は全国百貨店やインテリアショップ、下記の公式オンラインショップで販売中(一部は4月1日から)です。オンラインショップ内に正規取扱店の情報も掲載されていますよ。
KLIPPAN公式オンラインショップ「エコンフォートハウス」