横森理香の更年期チャレンジ! 「コーネンキなんてこわくない」第10回「東銀座でイケメンに太極拳を習う♡」

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横森理香

作家・エッセイスト。1963年生まれ。多摩美術大学卒。 現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセイに定評があり、近著『40代 大人女子のためのお年頃読本』がベストセラーとなる。代表作『ぼぎちんバブル純愛物語』は文化庁の主宰する日本文学輸出プロジェクトに選出され、アメリカ、イギリス、ドイツ、アラブ諸国で翻訳出版されている。

著書に『50歳からの自分メンテナンス術』『50歳から誰より輝くアンチエイジング魂』など。

最新刊は『ずーっと幸せが続く生き方』。

また、「ベリーダンス健康法」の講師としても活躍。主催するコミュニティサロン「シークレットロータス」でレッスンを行う。

横森理香公式ホームページwww.yokomori-rika.com.

 

52歳、更年期の不調から脱出するためのチャレンジを始めた作家・横森理香。

Dr.ショーシャ式アンチエイジング検査の結果、小麦アレルギーと分り、食生活改革中。

空中ヨガレッスン、薄毛対策のスカルプケアサロンにも通い始め、今度は、

爽やかイケメンが太極拳を教えてくれるというTAICHIスタジオへ――。

 

 

⑥イケメンに太極拳を習いに東銀座へ

 

 

 

この連載も、行きつくところまで行ったというか、もうこれ以上若返らなくてもいいのでは? と自問自答したくなる。とにかく、若返るために忙しい。更年期症状もふっとぶほどの抗加齢活動だ。しかし連載担当編集者Kが、

 

「銀座のイケメンTAICHI(タイチ)にも行こうよ」

 

としつこいので、今度は太極拳をすることになった。

 

「この年になるとさ~、講師がイケメンってのも、モチベーション上がるよね!」

 

と編集者K。確かに、男女問わず講師が若くて綺麗だとやる気が出るし、病気になって入院でもしなければ、若者に触れあう機会など皆無といっていいお年頃だ。いつのまにか、そんな年になってしまった。

 

しかし太極拳といったら、以前はお年寄りのものといった印象だったが、最近ではヨガと同じように、若い世代にも流行っているという。そのブームのリーダー的存在が、このイケメン太極拳インストラクター・市来崎大祐氏(以下、我々はイッチーと呼ぶ)なのだと。スポーツとしての太極拳の全日本大会では一位、世界大会でも二位に入賞するほどのすごい技を持ち、太極拳の貴公子としてテレビにも出るぐらいのイケメン。クラスは老若女性で埋まっているとか。

 

 

イッチーの教える「TAICHI STUDIO」は東銀座駅四番出口すぐ、歌舞伎座の真ん前のビルの八階にあった。広々とした明るいスタジオ。スタジオの窓からは眼下に歌舞伎座と銀座のビル群が見える。夜のクラスなら、きっと夜景が綺麗だろう。

 

 

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日本初の太極拳専門スタジオ「TAICHI STUDIO」銀座本店。明るく陽が差し込む広々としたスタジオ。伝統的なタイチから、ダイエット、ビューティアップ、ヘルス、メンタルなど各種クラスが受けられる。

 

 

 

まずこういう場所で太極拳、というのがびっくりぽんや。太極拳といえば、公民館の薄暗い和室とかで行われるものだと思っていた。それか朝の公園。近所のご老人たちが老師を囲んでゆったりとされている光景が浮かぶ。そんな印象とは打って変わったファッショナブルなTAICHI。時代も変わったものだ。

 

このスタジオでは”動く漢方養生法”としてTAICHIエクササイズを提案しており、合わせて体質別の漢方茶も提供。希望なら骨格を整え気血の流れを良くするTAICHIセラピーも受けられる。内から湧き出る美と健康のためのトータルヘルスライフを体験できるスタジオというわけだ。

 

そして、太極拳=お洒落とはなかなかならないイメージを払拭するため、インストラクターやスタッフにも若い美女やイケメンを配し、お洒落なウェアを用意している。

 

 

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こちらがイッチーこと、インストラクターの市来崎大祐(いちきざき だいすけ)さん。大阪体育大学卒。日本の武術界のエース。 6歳の頃から武術太極拳を始め、14歳でジュニア代表、17歳で全日本選手権優勝、2010年アジア競技大会「長拳」銀メダル、2012年には全日本武術太極拳選手権大会「長拳」で6連覇達成など、日本代表として活躍するかたわら、TAICHIの指導や、講演、演武活動、イベントなどでの普及活動も積極的に行っている。

 

 

 

 

「これなんかどうですか?」

 

とイッチーに差し出されたのは、ベリーダンスにも着られそうなヒラヒラの袖がついた赤いTシャツだった。

 

「いいね!」

 

太極拳用の靴も貸し出される。軽くてソールが柔らかい、特別仕様の靴だ。

 

「太極拳って、室内で靴を履いてする印象がないんですが、靴を履く利点は?」

 

イッチーに質問すると、いきなり高く上げた自分の手に足蹴りをして、

 

「たとえばこういう動きもやがてすることになるので、靴を履いていたほうがいいんです」

 

と言う。そのペシッという音に驚いた私は、

 

「は~」

 

と、ただただ感心するだけだった。

 

「あ、そうだ。太極拳は武術ですもんね」

 

思い出した。あの、朝の公園でゆったりやって気の流れを良くする体操とは別に、戦う術としての太極拳があるのだ。

 

「このスタジオで教えるのは基本中の基本。プロの演武を見る機会もあります」

 

といって差し出されたのは、『孫建明 来日三十周年記念講演』と銘打たれた、日中両国武術太極拳トップ選手によるパフォーマンスのチラシだった。

 

「昼の部はもう売り切れですけど、夜の部ならまだチケットあります」

 

「行きます!  二枚ください!」

 

間髪入れず、編集者Kが言った。すごーい、イケイケだぁ。五十三歳にしてこのやる気は、数々のアンチエイジング法をこなしているからかもしれない。

 

「じゃあ、まずお好きな漢方茶を淹れて・・・・・・」

 

イッチーのナビでまずはロビーにある「TAICHI Cafe」に行き、二十種類以上ある生薬の中から、気になる症状に合わせてオリジナルブレンドを作る。

 

 

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タイチカフェには、レッスン前後に自由に飲めるように、常時30~40種類の茶葉が用意され、自由にブレンドできる。花粉の時期によいブレンドティーなど、毎月のおすすめブレンドも。

 

 

 

「あ、私イチョウ。アルツハイマー予防にいいんでしょ?」

 

「私は花粉症だから甜茶か」

 

各薬草につく説明書きを見ながら考える。

 

「寒いから生姜も入れて、えと、香りづけにレモングラスも入れてみるか」

 

「あら、甘茶蔓茶が熱過剰にいいってよっ」

 

「エゾウゴギ・・・聞いたことある!」

 

「今月のおすすめブレンドもありますけどね」

 

 

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お茶がありがたいお年頃・・・。レッスンの前、途中、後も美味しくいただけてほっと一息できます。

 

 

 

イッチーが既にブレンドしてあるパックを勧める。年齢的に時間がかかるだけでなく、自分でブレンドする場合は、数種類選んでお茶パックに入れて、という工程があるのでひと手間かかるのだ。

 

カフェ仕様の使い捨てカップが用意されている。それにお湯とお茶パックを入れ、ロビーでの待ち時間はゆったり椅子に座って飲めるし、スタジオにも持ち込んで窓辺に置き、一息つくときにはお茶できる。これはお年頃女子にいたってはありがたいサービスではないか! 何事も、お茶しぃしぃでないと続かないお年頃だ。

 

第10回
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