ぷちぷち大麦で簡単デトックス

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フードエディター&ライター

世界のレストランのトレンド取材から、毎日のごはんレシピの単行本編集まで、幅広く食を取材し続けて25年。

食べ歩く日々が続くので、家での食事はきわめてナチュラルでヘルシー。健康食への関心も深い。
朝日新聞のコラム「ジョシ目線」をはじめ、集英社「エクラ」などの女性誌や男性誌をメインに執筆。
手がけた単行本は「やさい歳時記」長尾智子著(集英社)、「芸術家の食卓」林綾野著(講談社)、

「出張料理人が教える本当に使えるおもてなし本」マカロン由香著(講談社)など

 

ぷちぷち大麦で簡単デトックス

 

こんにちは、北村美香です。

 

ここ1年、ずっとハマっているのが大麦。イネ科の穀物で、1万年以上前から栽培されてきた世界最古の穀物のひとつです。大麦といえば、ビールの原材料、麦茶、押し麦といったイメージですが、私が使っているのはもち種の、いわゆる「もち麦」と呼ばれるものです。

なぜ気に入っているのかですって? それは……食べ始めてすぐ、便秘とは無縁の生活になったことから。外食続きでややオーバーウェイトだったところ、1カ月食べて、約2㎏減り、おなか回りもすっきり。いままで、玄米やグリーンスムージーなどいろいろ試してきましたが、こんなに早く効果がでた食物はありませんでした。娘もやや便秘気味のときは、多めに大麦を食べると効果抜群と言っています。そして、そのぷちぷちした食感がたまらない。口当たりの楽しさに、つい食べ進んでしまいます。

大麦

左が「押し麦」。うるち種で最もスタンダードな大麦。精白したあとに蒸して押しつぶしたもの。右が「もち麦」。もち種、精白しただけで押しつぶしていないので、丸い。食物繊維量は押し麦の約1.5倍。ぷちぷち、もっちりした食感。

 

大麦の魅力のひとつに、優れた栄養価があります。大麦は食物繊維の宝庫。その含有量は精白米の約19倍、玄米の約3倍、ごぼうの約2倍。もち麦だったら、精白米の約25倍も! ほかにもカルシウムは精白米の約3倍、鉄分は約2倍。カリウムやビタミンB1、たんぱく質といった栄養素を多く含んでいます。

食物繊維料グラフ

しかも、お通じをよくする「不溶性食物繊維」と、腸内で悪玉菌を抑制し、善玉菌を増やしてくれる「水溶性食物繊維」がバランスよく含まれているので、腸内環境へのW効果があります。

日頃の食生活で摂取するのが難しいのが「水溶性食物繊維」です。大麦に含まれる水溶性食物繊維の大部分は「β‐グルカン」と呼ばれるもの。このβ‐グルカンが、コレステロールを低下させ、腸で余分な糖質を吸収させず、血糖値の急激な上昇を抑制してくれます。

さらに、大麦を朝食で摂ると、昼食&夕食後も血糖値が急上昇しにくくなるという「セカンドミール効果」も期待できます。肥満や生活習慣病の原因のひとつは、糖質を摂り過ぎたときに血糖値が急上昇する「食後高血糖」です。この血糖値を抑制してくれる効果で、生活習慣病になりにくい体を作ってくれるのです。

 

では、大麦の使い方をご紹介しましょう。

大麦はゆでておけば、あとはラクラク。たっぷりの湯を沸かし、15~20分ゆで、ざるにとり、ぬめりを取りたければ流水で洗い(私はこのぬめりも好きなので洗いません)、水気をしっかり切ります。これを大さじ2くらいずつラップで包んで冷凍しておくだけ。この「ゆで大麦」さえあれば、いろいろな料理に使えます。ちなみに私は2合分を一度にゆでて、冷凍保存してます。

写真の飲み物は、毎朝のスムージー。ゆで大麦、ヨーグルト、季節のフルーツ(写真はいちご)、好みではちみつをミキサーにかけるだけ。これに、スープやサラダを添えたり、食べ過ぎた翌朝はこれだけ、のときも。このおかげで、ラクラク体重減を達成したのだと思います。

大麦スムージー

ミネストローネのようなスープの具としてプラス、サラダにクスクスのように加えても。挽き肉に加えて、ぷちぷちした食感をプラスすると、いつもの味がひと味違い、家族からも大好評。たとえば、ハンバーグ、コロッケ、ピーマンの肉詰め、餃子、ミートローフなどに。

青菜の煮びたしに加えると、おだしを吸って、いつもの味がランクアップ。ふろふき大根の練り味噌に加えても楽しいですね。

もちろん、白米に大麦を加えた「大麦ごはん」は、雑穀米や玄米よりクセがなくて、ぷちぷち感が楽しく、白米好きの夫と娘もこれならと、食べ続けています。この大麦ごはんでちらし寿しやチャーハン、パエリア、炊き込みごはんも。チャーハンは、ゆで大麦だけで作ってもおいしい。パラリと仕上がるので、大麦100%のチャーハンもおすすめです。

野菜スープ、もち麦入りご飯

左)野菜たっぷりのスープにゆで大麦を加えて 右)もち麦入りご飯は、好みの量の大麦を加えて炊き上げます

 

ちなみに、私は「はくばく」の『もち麦ごはん』(60g入りのスティック12袋入り)を使っています。我が家は、2合のお米にもち麦2袋の割合がお気に入り。スティック状の袋入りなので、お米に混ぜるだけ。白米同様に炊きます。炊き方は商品の袋にも明記されています。大手スーパーなら、ほとんどのお店に置いてあります。

主食だから、無理せずに毎日食べ続けられること、お財布にやさしいお値段であること、も魅力のひとつですね。「体に効く大麦」、ぜひ試してみてください。

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第2回
ぷちぷち大麦で簡単デトックス

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  • コメント(2)

    こんにちは、ミーナです。コメントありがとうございました。大麦、注目ですよね。OurAgeでは、他にも大麦のレシピをご紹介していますので、ぜひ活用なさってくださいね。
    「大麦レシピでデトックス」①~④まであります。
    1回目はhttp://ourage.jp/column/healthy_gohan/14688/

    ourage-editor - 2014年9月29日 21:44

    私も少し前から大麦を摂り始めましたので、関心を持って読ませていただきました。
    まだ使い慣れていないので、とりあえずスープやパスタのソースに豆のような感じで具材のひとつとして入れるに留まっています。
    記事中のスムージーに入れるというのは、いいですね。
    私にはちょっと目から鱗のような発想です。
    ぜひ、試してみようと思います。

    ばち - 2014年9月17日 17:39
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