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夫との関係がよくなった人19%、離婚を考えた人5%<家族との関係編>/読者アンケート報告「コロナ禍で気づいたこと」④

リモートワーク化や学校が休校でパートナーや子どもが家にいたり、外出自粛で高齢の親に会いに行けなかったりと、家族との関係はどのように変化したのでしょうか? 読者の声と合わせてご紹介します!

(アンケートは2020年11月実施、回答者325人)

Q 家族(パートナー・親・子)との関係で考えたこと・変化したことは?

 

同居家族・パートナーに対しては「夫のありがたさがわかった」「子どもと話す時間ができた」など、関係が改善したという人が、ストレスが増えた人を上回る結果に。

 

ただ、「高齢の親に会えない」というつらさや、「家族に感染者が出た場合、部屋数も多くないのにどうやって隔離すればよいのか、今も悩んだまま」「パートナーの親の認知症がぐっと進み攻撃的になった」「子どもの外遊びを我慢させるうえに宿題も見なければならず、お互いにストレスが多かった」など悩みを抱える人も。

 

夫との関係は変わりましたか? 特に変わらない 76% 関係がよくなった 19% 離婚(別れ)を考えた 5%

集英社MyAge/OurAge「あなたの声を聞かせてください! コロナ禍で気づいた『私にとって大切だったもの、そうでなかったもの』アンケート」より(2020年11月実施、回答者325人)

 

読者の声

との関係

 

夫がリモートワークになり、毎日顔を合わせることになってしまった。自宅で一人くつろぐ時間を奪われたような気持ちになった。リフレッシュしなければ、と思った(実際、リフレッシュのために、GoToを使い、琵琶湖・京都・神戸を旅行した)。

(50代既婚・子ども一人)

 

夫の定年後の暮らし方について考えた。いつも自宅にいて、今までのように、家事全般をやらされたらたまらないと思った。

(50代既婚・子ども一人)

 

夫と協力しないと、といい関係を保つよう腹をくくった。結果、家族がそろう時間も増え、お互いを思いやる気持ちも持てた。

(50代既婚・子ども二人)

 

なんとなく触れたくなくなってしまった。ストレスなのか、コロナのせいなのか、わからないが離婚を考えるようになった。

(40代既婚・子ども一人)

 

早い段階で夫の仕事が完全にテレワークに切り替わったことで、むしろ今までよりも規則正しく、健康的な生活リズムになり、いいことずくめ。通勤していた頃は、朝は早く帰りは遅く、何時かわからない状態で私もしんどかった。

(50代既婚・二人暮らし)

 

夫婦のイラスト

 

 

との関係

 

義母の介護を考え、介護の資格を取ろうと申し込みまでしていたが、コロナ禍で講座が中止になってしまった。

 

そんな中、義母の持病が悪化し、入院。コロナ禍でなかなか面会できず、認知症を患い、他界してしまった。昨年まで元気だったのに噓のよう。

 

人生何があるかわからないので、悔いのないように生きたいと切実に思った。

(40代既婚・子ども一人)

 

母が特養にいるため、会えなくなって、もしもの時を考えたりして、とてもつらくなった。

(50代・二人暮らし)

 

私は愛知県、実家は大阪なので、年単位で実家に帰れないという事態に。でも、遠く離れているために、前よりももっと家族のことをつねづね考えるようになったと思う。

 

以前は連絡方法が電話しかなかったことを思うと、携帯の端末を一人1台所有し、メールやLINE、電話ですぐに連絡がとれる今は便利!ソーシャルディスタンスをとりながら、以前よりも親密に話ができるいい機会になったと思う。

 

パートナーにしろ家族にしろ、本当に大事なことは何で、本当に大事な人は誰なのか、本当の意味で知ることができたと思う。

(40代独身・一人暮らし)

 

両親は県外の施設にいるため会いに行けず、今までを反省する気持ち、抱きしめたい気持ち、いろいろな思いが巡った。普通に会いに行けたなら、こんな深い思いには至らなかったと思う。

(50代・子ども二人)

 

 

子どもとの関係

 

家族で夜の散歩に行くようになった。大人になった子どもと、くだらない話をできることが幸せだと感じる。

(40代既婚・子ども二人)

 

休校になったので子どもと過ごす時間が増えた一方、ケンカや怒ることばかり。毎日一日中家にいられることにストレスを感じてしまった。

(40代既婚・子ども一人)

 

独立して一人暮らしの息子たちの安全を考えた。リモートではカバーできない、人に接する仕事をしているので心配で、ウイルスから守る手立てを考えた。あれば助かるものリストを伝えた。万が一自分が感染した場合の入院などの荷物、保存食を用意。

(60代既婚・子ども二人)

 

 

イラスト/内藤しなこ 取材・原文/井尾淳子

 

 

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