メディアでもお馴染みの南雲吉則ドクター。乳腺専門医でナグモクリニックの総院長であり、臨床や手術で忙しい日々を送るかたわら、独自のダイエットで若返りを果たしたドクターです。なんせ…
このルックスで62歳ですよ!!!
驚異的としか言えませんよね。
そんな南雲先生が新刊を出しました。その名も
「60歳を超えても40代に見える生き方 老化に勝ち続ける私の毎日」
(講談社刊 800円+税)です。
まさに南雲先生そのままのタイトルです。
でもこの本が普通の若返りやダイエット本とはちょっと違うのは、南雲先生が
「がんの死亡率を半減させるために、どんな生活をするべきか」を自分で試し、効果を実感・体現したノウハウを集めた実践本であること。難しいことはなく、すぐに生活に取り入れられ、高価な食品や薬や化粧品などには頼らない健康的な方法です。
この本の中で南雲先生は、若さをキープしながら健康寿命を伸ばすのに必要なのは「7つのツヤ」だと説きます。
心のツヤ…人生の目標を持ち、魂の命ずるままに生きれば、内面から若さがあふれ出します。
体のツヤ…タバコを吸わず、生命力あふれるスマートな体はいつまでもツヤやかで若々しく、がんも寄せ付けません。
血管のツヤ…しなやかな血管は、体のすみずみまで力をみなぎらせることができます。
細胞のツヤ…健康の基本は、約60兆個の細胞ひとつひとつが効果的に機能すること。その秘訣は、いい油を摂ることです。
腸のツヤ…腸内環境を整えれば、若々しく機能的な体を手に入れることができます。
筋肉のツヤ…細胞内小器官「ミトコンドリア」を増やすことによって、太りにくく、がんになりにくい体を作ります。
外見のツヤ…肌、髪、姿勢、表情などの外見の輝きは健康の証拠。若さの印です。
この「7つのツヤ」を手に入れるためのノウハウが書かれた本なのですが…先日行われた「出版記念イベント」は、まさにこの本の内容をそのまま実現したような、楽しく熱いものでした。次ページからその一部をご紹介します!
女優の原日出子さんも応援に駆けつけました!
本の内容をご紹介。南雲先生は、自ら“なぐちゃん”と称して、わかりやすく楽しく解説してくれます。それにしても若い!足元はほぼ素足ですよ!
「筋肉のツヤ」を手に入れるために、日常の中でインナーマッスルを鍛える方法を実演中。なぐちゃん命名するところの「スーパースター歩き」です。「スーパースターのように胸を張って、最大の歩幅で歩きます。スターがちんたら歩いたら、カッコ悪いでしょ?」
「誰もが一瞬で若返るとっておきの方法です」と、なぐちゃん。6つの感情をそれぞれ顔や全身を使って、大きく表現します。これは「喜び」の表現。すべての表情筋を引き上げ、両手を上げ、息を吸います。観客も全員その場で実践中。呼吸と共に表情筋を同時に動かして、自分の心の中の感情を表現できるように。すると表情がイキイキして、若く見えますよね。
続いて、なぐちゃんのお料理実演コーナー。慣れた手つきでアボカドを割り、サラダを作っていきます。今はこんなにスリムだけど、30代の頃はなんと80kgもあったというなぐちゃん。様々な試行錯誤を経て、現在たどりついた食事法は…詳しくは新刊にて。
見てください、参加者全員が試食できるよう、4つの品が準備されていました!なぐちゃんレシピのスープ、サラダ、鶏肉とごぼうの煮物、デザートです。人工調味料はいっさい使わず、ヘルシーで素材をそのまま味わえる、素朴な料理です。
そして観客参加のイベントも!次のページへ。
「60歳を超えても40代に見える♬」コンテストです!
登壇者は60代以上の方ばかり。しかし今どきの60代はお若い、お若い。あ、逆にこんな言い方失礼なくらいですよね。そして若いだけでなくイキイキしています。やっぱり年齢を重ねると、内実がにじみ出すのですねー。
審査担当のなぐちゃんによれば「内面の臓器の美しさが外面に現れます。肌のつややかさとウエストのくびれがあれば、到達できていると思います」とのこと。確かにみなさん、肌はツヤツヤ、女性はみんなスリムでナイスボディです!
そして優勝は…
男性の方に決定です!「女性はもうみんな若くてイキイキしているので、逆に男性に差し上げたい」と、なぐちゃん。確かに同世代の男女で比べると、男性の方が老け込みがちなのですけど、この方は若くてダンディでとても素敵でした。
こんな風に盛りだくさんなイベントでした!普通、出版記念イベントというと、著者が一方的に話してサインして、という形が多いのですが、観客も大いに参加して楽しめる形に作ったのは、やはりなぐちゃんと、この本に関わった方々の熱意によるものだと、感銘を受けました。
最後に、なぐちゃんからOurAge読者のみなさまへのメッセージです。
「健康情報はメディアにあふれているけれど、それを知っても健康にはならないし、人生は変わらないですよね。人生が変わるのは自分の“生きていることの使命”に気づいたときだと思います。僕の場合は父が亡くなったこと、そして還暦を迎えたことが一番大きな転換期でした。
OurAgeの読者のみなさんは、ひとつの目標としてはくびれたウエストと、すべすべの肌を目指してください。なんのために目指すかといえば、今までは自分のためだった、でもまさにMyAge/ OurAgeを迎えた今は、他者のため、未来の子供たちのために、です。そのために健康になって、人生設計をしていただきたいなと。人間は自分のためでなく、他人のための方が頑張れますから」