バランスよく豊富な栄養素を含む大豆は認知症予防にも期待大です。「大豆はOurAge世代にぜひおすすめしたい食品!」という料理研究家の松田美智子さんに、大豆レシピを教えていただきました。
風味も食感もクセになりそう
きっと大豆ご飯が 好きになる!
米と一緒に大豆を炊き込めば、もっちりふっくらのご飯に。豆の食感が楽しく、甘味が口に広がります。嚙むことで脳へ刺激をしっかり伝える大豆ご飯は、日々の「脳活」に最適です。
もっちりふっくらお米までおいしく
「百利あって一害なし」の大豆。もっと食卓にのせてほしいと、ご飯に炊き込みました。水に20分つけて米と一緒に炊くだけ。大豆の効用なのか、ご飯がもち米のようにもっちりします。お好みでオリーブオイルやごま油をひと垂らしして炊いても。熱々にほんの少し塩をぱらり。大豆の甘味が際立ちます。もちもちですから、おむすびも硬くなりません。主食なら自然にたくさん食べられますね。脳への刺激にもなりますから、よく「嚙んで」召し上がれ。
大豆ご飯
基本の大豆ご飯に、たらことせりをのせてごちそうご飯に。しらすや大葉、鮭と青ねぎなどアレンジ自在!
●材料(4人分)
白米……2カップ
乾燥大豆……1/2カップ
水……2カップ
酒……大さじ1
たらこ……大きめ1腹
せり……1束
塩……適量
バター……大さじ2
●作り方
1 白米はといで水に10分つけ、ザルに上げて15分水きりをする。乾燥大豆はたっぷりの水に20分つけ、ザルに上げて15分水きりをする。
2 鍋または炊飯器に白米と酒、大豆を入れ、水加減をして炊く。
3 たらこは薄皮から中身をかき出す。せりは塩ゆでし、冷水にさらして水気を絞り、5㎜長さに切る。
4 ②が炊き上がったら、バターとたらこを加えて5分蒸らして混ぜる。器に盛り、せりを散らす。
撮影/合田昌弘 料理・スタイリング/松田美智子 構成・原文/北村美香