台湾の冬の鍋と言えばこれ、薑母鶏鍋(ジャンムージー鍋)。本来は薑母鴨(ジャンムーヤー)と言って鴨でつくります。日本で作りやすいように鶏肉にアレンジしました。
薑母鶏鍋(ジャンムージー鍋)
薑母は生姜のこと。その名の通りたくさん入れます。生姜は新陳代謝を促進して体を芯から温めてくれます。また胃腸の調子を整えてくれるとも言われています。寒い&風邪ひきたくないこの時期、身体の中から温めて、汗をかきながら、ハフハフ食べて、代謝を促しましょう。
私はごま油と塩に少しラー油を垂らして食べるのが好きです。レモンをぎゅっと絞ってもおいしい。
生姜だけはぜひたっぷりで、春菊や小松菜、青梗菜など、他の野菜を足したり、のこっているお餅を入れたり、自由にアレンジしてみてください。
煮込んだあとの生姜も、案外辛くなくておいしいので、生姜も残さず食べてくださいね。
材料
鶏もも300g(1枚分、唐揚げ用に切ってあるものでもよい)
手羽元 6本
しょうが 4個 (350g、スーパーで売っている袋1つが80gです)
白菜 1/4個
にんにく 2かけ
だし昆布 20g(名刺大1枚くらい、厚さで違います)
→なければ、鶏がらスープの素 小さじ1でもよい
*水 1リットル
*酒 大さじ3
*塩 小さじ2
*醤油 大さじ1
作り方(3~4人分)
1.手羽元はよく洗う(それだけでも臭みがとれます)もも肉はひと口大に切る。
2.しょうがは、皮をこそげ取り、すりこぎや瓶の底などを使って、たたき割る(写真)。にんにくは薄皮をむいてたたく。
3.白菜は下の硬い部分は2センチ幅に、上部の柔らかいところは3,4センチに切る。
4.鍋に、すべての材料を入れて(写真)、蓋をして強火にかけ、沸いたらあくをとる。火を弱め、蓋をしてさらに15分ほど煮込む。
しょうがたっぷり!! これも食べて代謝をよくしてくださいね!
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!